思わず涙が出る――。内藤哲也選手のトランキーロな花道5選【この入場がすごい #1 内藤哲也選手編】

プロレスラーにとって入場は試合と同様に大切なもの。花道を歩くその姿にはこれからの試合に対する期待感を煽るだけでなく、これまで紡いだストーリーを振り返る間もあり、感情的になってしまうファンの方も多いと思います。

 

このシリーズでは、僕が個人的にお勧めしたい入場シーンをまとめます。第1回は『Los Ingobernables de Japón(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)』のリーダーであり制御不能のカリスマ・内藤哲也選手です。

 

Numberのプロレス総選挙2年連続1位。会場人気も爆発中。入場曲である『STARDUST』が流れると大・内藤コールが巻き起こるなど、特に入場が印象的な選手です。※子どもとだけグータッチをする彼の信念にも共感できます。

 

ここでキュレーションする入場シーンはすべて新日本プロレスワールドにて閲覧可能です。ぜひ、会員登録の上、感動のシーンを振り返って下さい!

https://njpwworld.com/

f:id:yukikawano5963:20180806132556p:plain【1】オカダ・カズチカ VS 内藤哲也(2018年1月4日 東京ドーム)

内藤選手がプロレスラーになると決意した日に立てた3つの目標。

  1. 新日本プロレスのプロレスラーになる。
  2. 20代でIWGPヘビー級ベルトを巻く
  3. 東京ドームのメインイベントに出る

その最後の夢が叶った入場です。僕は会場でこの入場を見たのですが、花道を歩く内藤選手はもちろん、モニターに映し出されたエントランスムービーにも目を奪われました。

 

新日本プロレスブックス トランキーロ 内藤哲也自伝 EPISODIO1

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新日本に入団後、次世代のエースを期待されながらブーイングを浴びる日々。そこからやっと見つけた自分の居場所である『Los Ingobernables de Japón(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)』。その過去を振り返りながら、今、夢の場所に立つ瞬間が演出されました。

 

WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム 2018年1月4日 東京・東京ドーム 第9試合 ダブルメインイベントⅡ IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ VS 内藤哲也

https://njpwworld.com/p/s_series_00461_09

 


TETSUYA NAITO ENTRANCE VTR 2018.1.4 WK12 ver.

 

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【2】本間朋晃&内藤哲也 vs 高橋裕二郎&バッドラック・ファレ(2015年7月5日 大阪城ホール)

内藤哲也の様子がおかしい――。

 

メキシコから帰国後、やさぐれた内藤選手は鬼門である大阪のリングへと立ちます。そのパートナーは旧知の中であるこけしこと本間朋晃選手。

颯爽と入場を果たす本間選手に対して、内藤選手はノロノロとリングへと向かいます。が、そこをBULLET CLUBの高橋裕二郎選手とファレ選手が襲撃。ここでない内藤選手は思わぬ行動に出ました。まだ、『Los Ingobernables de Japón(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)』がユニットとして始動しておらず、EVIL選手も凱旋帰国前。一人ロスインゴと称された時代の貴重な入場シーンです。

 

DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL 2015年7月5日 大阪・大阪城ホール 第2試合 スペシャルタッグマッチ 本間朋晃&内藤哲也 vs 高橋裕二郎&バッドラック・ファレ

https://njpwworld.com/p/s_series_00330_1_02


動画の撮影はダメだよ!内藤哲也&本間朋晃 編

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内藤哲也 VS ケニー・オメガ( 2016年8月13日 両国国技館

2016年の内藤哲也選手にとってこのG1CLIMAXは優勝を期待されるシリーズとなった。Bブロック公式戦の最終日・メインイベントは今やIWGPヘビー級ベルトを戴冠し、日本を世界を代表するベストバウトマシーンとなったケニー・オメガ選手だ。

この入場は儚さすら感じられるケニー選手と大人気の内藤選手の対比が素晴らしい。数年間ブーイングを受けてきた男は、会場全体の手のひらを返した。G1決勝進出への期待を胸にリングへの道を歩む内藤選手は必見だ。

 

バディファイト Presents G1 CLIMAX 26 2016年8月13日 東京・両国国技館 第9試合 「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 内藤哲也 VS ケニー・オメガ

https://njpwworld.com/p/s_series_00396_19_09

 

オカダ・カズチカ vs 内藤 哲也(2014年1月4日 東京ドーム

制御不能になる以前の内藤哲也選手。動画を見た瞬間に感じると思うが、今とは全く雰囲気が違う。

人気者になろうともがく男。そんな印象を受ける。人気者になろうとした男がその思いを捨てたことで、今の立ち位置がある。その原点を感じさせる入場である。

前述した3つの目標。本来であれば、この試合が夢を叶えた瞬間だった。だが、ファンはその夢を叶えなかった。

 

新日1・4“大トリ”はファン投票で決定へ

 

ファン投票の結果を受け、実質のセミに降格。ファンからは「内藤のせいでオカダがメインに立てなかった」とまで酷評された。

そんな挫折を乗り越えた経験があるからこそ、内藤選手は美しいのだ。

 

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン〈新日本プロレス〉 (スポーツアルバムNo.60)

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バディファイトPresents WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム 2014年1月4日 東京ドーム 第9試合 ダブルメインイベントI IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ vs 内藤 哲也

https://njpwworld.com/p/s_series_00217_1_10

 

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ちなみに入場だけでなく、この煽りPVは非常に素晴らしい。何度も何度も繰り返し見続けてしまう。

オカダ・カズチカ vs 内藤哲也(2016年4月10日 両国国技館

この記事の最後に選ぶのは、やっぱりこの入場だろう。さきほどの2014年1月4日 東京ドームの入場を見てからこの入場を見て欲しい。

明らかに内藤哲也選手に対する期待感が違う。会場全体から絶対勝て!!!という熱が伝わってくる。

入場、試合、マイク。すべてに内藤哲也選手の魅力が十二分に詰まっている。

 

INVASION ATTACK 2016 2016年4月10日 東京・両国国技館 第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ vs 内藤哲也

https://njpwworld.com/p/s_series_00385_1_09

 

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名入場はまだまだある

今回紹介した試合以外にも名入場シーンはたくさんある。例えば、ここ数年の広島大会は全てテンションが凄まじい。ただ、今回はあくまでも内藤哲也選手の入場ということで、ピックアップからは外してみた。

プロレスを楽しむポイントはいくらでもある。今後も入場や試合、マイクなど様々な角度から色々な選手の名シーンを紹介したいと思う。

 

この選手の入場を取り上げて欲しいという声お待ちしています!

 

言わなきゃ誰にも伝わらないですからね。by内藤哲也

 

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*1:今の内藤選手とはちょっと違う雰囲気