プロレスの観戦マナーについて考えてみた
僕は新日本プロレスの興行が好きだ。
チケットを取る段階からワクワクする。当日は、どの選手のTシャツを着ていこうかじっくりと熟考する。
多くのレスラーが在籍する新日本。「その中で好きな選手は誰?」と、聞かれれば確かに存在する。
だが、僕はそのシリーズで最も僕の心を奪った選手のTシャツを着ると決めている。
ちなみに2018年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは、ロッポンギ3KのSHO選手だった。G1CLIMAXはまだ終わっていないので、別の機会に届けたい。
そんな僕が大好きな新日本プロレスの興行で、試合とは関係のないところに様々な声が出ている。これは新日本だけに留まらない。
直近で目に止まったこと
【プロレスリングFREEDOMSご観戦時のお願い】#pw_freedoms pic.twitter.com/wX8MIVcz16
— プロレスリングFREEDOMS (@PW_FREEDOMS) August 10, 2018
どんな理由であれ、プロが素人に手を出して訴えられた場合、こちらの分が悪いのは知っています。
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) August 6, 2018
ただ、それだけの事をやられ、口頭の注意だけで終わらせるのが最善の解決法なのか?
リスクがあるのは覚悟のうえです。
それ以上にプロレスを嘗められる方が辛い。
新日本プロレスも発信し続けている
昨日の会場で起こったこと
とても素敵な興行だった。あの空間に自分も身を置けたこと。大変光栄に思う。
ただし、2点ほど何だこれは?ということがあった。
【1】第8試合 30分1本勝負 ◆「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 バットラック・ファレ選手 VS 鈴木みのる選手
見間違いであって欲しいことを祈るが、タマ・トンガ選手の乱入後、会場からペットボトルが投げ込まれた。※新日本プロレスワールドでも一瞬映り込んでいたので、間違いではないだろう。
何を考えてその行動に出ているのか?全く理解に苦しむ。
楽しみにしていたアーティストのライブで好きな曲を演奏しなかったらペットボトルを投げ込むのか?映画がつまらなかったらスクリーンにモノを投げ込むのか?
個人的に応援している選手や試合内容に不満があるのは個人の楽しみ方なので、一切否定しない。僕にだって「マジかよ!?」みたいな瞬間はある。でも、それもプロレスの楽しみ方だと思っている。
勝ち負け以上に大切なものがあるのがプロレスだからだ。
【2】動画撮影をしている人が結構いる
この人たちは上記した動画を見ていないのだと信じたい。写真はOK。動画はNG。きちんと伝えているのだから。届いていないからしょうがないと考えるしかない。だって、知っていてやっているのであれば、体は大人、頭脳は子どもだからだ。
こういった問題をなくすには、次の動画や会場である文言を追記して欲しいと思っている。
「こういう人を見かけたら、周りの人が動画撮影はダメだって教えてあげようね?」と。
動画撮影している方もその時間を楽しんでいる。周囲で観戦している人だってスマホを構えているのだから、いきなり注意してしまったら気分を害するかもしれない。その人もチケットを買って、この日を楽しみに会場へ足を運んでいるのだから。
だからこそ、周りの人がダメだよ?って、伝えてあげても問題ない空気を作ることが大切だと思う。
通報や出禁ではなく、いい方向に向かって欲しい
プロレスを見ているとその世界観にのめり込むことは珍しくない。だからこそ、見ている観客もエキサイトしてしまう。
ただ、興行側が守ってほしいことくらいは大人が守らないでどうするんだと思う。でなければ、子どもに良い影響が与えられるわけがない。
僕はプロレスが好きだ。きっとこの記事を読んでいる皆さんも大好きだったり、興味を持っていることだろう。
だからこそ、ルールの中でそれぞれが楽しむべきなのである。マナーについて考える世界ではなく、選手やこれからの団体についてのみ考えられるようになると、もっとプロレスが楽しくなると思った。
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