レベルが違う――。オカダ・カズチカ選手の金の雨が降る入場5選【この入場がすごい #2 オカダ・カズチカ選手編】
プロレスラーにとって入場は試合と同様に大切なもの。花道を歩くその姿にはこれからの試合に対する期待感を煽るだけでなく、これまで紡いだストーリーを振り返る間もあり、感情的になってしまうファンの方も多いと思います。
このシリーズでは、僕が個人的にお勧めしたい入場シーンをまとめます。第2回はレインメーカーオカダ・カズチカ選手です。
完全無欠のチャンピオンであり、現代プロレスの象徴。どんな選手と戦っても相手の長所を引き出した上で、自身が勝利するという横綱スタイルが多くのファンを魅了します。会場で試合を見ていると、序盤は相手選手に声援が集まっても、佳境に差し掛かると「オカダコール」が爆発するという、レベルが違う試合展開は何度でも見たくなる魅力があります。
ここでキュレーションする入場シーン&試合はすべて新日本プロレスワールドにて閲覧可能です。ぜひ、会員登録の上、感動のシーンを振り返って下さい!
【1】オカダ・カズチカ VS 柴田勝頼(2017年4月9日)
ニュージャパンカップに優勝した柴田勝頼選手が完全無欠のチャンピオンと化したオカダ・カズチカ選手に挑む一戦。
僕は新日本プロレスワールドで数多くの試合を見てきましたが、この入場シーンが一番好きかもしれません。
男の根性を魅せる。「ケンカ、売りに来ました」と2012年に新日本へ戻ってきた柴田選手。悲願の IWGP戴冠に向けて気合は120%を超えていました。
そんな柴田選手を迎え撃つオカダ選手も気合充分。リングインする直前に会場を煽るパフォーマンスはここからスタートしています。
野上慎平アナウンサーの口上も極上。
「強さって何ですか?IWGPって何ですか!?柴田の考えるもものとは違うかもしれない。でも、いつの時代も絶対普遍の価値観は揺るがない。強くあり続けなければ、この熱狂は守れなかった!」
最高の試合でした。
試合後、柴田選手にアクシデントが起こりましたが、最近ではサイン会やセコンドにつくなど元気な姿を見ることができています。
SAKURA GENESIS 2017 2017年4月9日 東京・両国国技館 第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ VS 柴田勝頼
https://njpwworld.com/p/s_series_00432_1_09
【2】オカダ・カズチカ VS ケニー・オメガ(2017年1月4日)
史上初の外国人によるG1制覇を成し遂げたケニー・オメガ選手を迎え撃つオカダ選手。
この入場は東京ドームという会場も相まって、とにかくド派手。試合内容については45分に及ぶ死闘となったことで視聴した方も多いはず。
WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム 2017年1月4日 東京ドーム 第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ VS ケニー・オメガ
https://njpwworld.com/p/s_series_00412_2_10
【3】岡田かずちか vs 吉橋 伸雄(2012年1月4日)
2018年のG1で久しぶりに対峙した両選手。当時のオカダ選手は今とはちょっと違うふてぶてしい若手というイメージで、絶対王者やバルーンとは一風変わった魅力があります。
改めて気づいたことなのですが、この試合はW凱旋試合だったのですが、YOSHI-HASHI選手はすでにCHAOSに属していたみたいですね。
外道選手がまだマネジャーに付いていない時期なので、一人で入場するレアなシーンだったのですが、これからは一人の入場になりそうで少し寂しいですね。
この試合では激レアの“初期型レインメーカー”が飛び出しています。
https://njpwworld.com/p/s_series_00188_1_4
煽り動画のオカダ選手のキャラがレインメーカーじゃないというレア感
【4】棚橋弘至 vs オカダ・カズチカ(2012年2月12日)
24歳のオカダ選手がV11チャンピオン絶対王者の逸材・棚橋弘至選手に挑む一戦。
この入場の見どころは【3】の凱旋試合から一ヶ月しか経っていないにも関わらず、変化した風貌です。髪型は金髪の中に紫のハイライト。対棚橋選手に向けてシェイプされた肉体。結果を知ってからこの動画を見ているのですが、これは勝っても違和感がないな、と感じさせる雰囲気があります。
「ブシロード体制 衝撃の幕開け」と週刊プロレスの表紙を飾った世紀の一戦は入場もレベルが違います。
THE NEW BEGINNING 2012年2月12日 大阪府立体育会館 第8試合 IWGPヘビー級選手権 棚橋弘至 vs オカダ・カズチカ
https://njpwworld.com/p/s_series_00189_1_6
【5】オカダ・カズチカ&ウィル・オスプレイ VS 内藤哲也&BUSHI(2018年7月7日)
ベルトなし。ガウンなし。これまでとは全く違う身軽になったオカダ選手の入場です。
ここから2018年のG1期間中はガウンを着用しない入場が続きました。
「何かを変えようとしている」
そんな気概を感じさせるオカダ選手の入場です。
https://njpwworld.com/p/s_series_00489_1_06
いかがでしたでしょうか。
外道選手と別れたオカダ選手がどのような入場を魅せていくのか?これからが楽しみです。
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