新技が必要?次の標的は誰?内藤哲也選手の今後について

内藤哲也選手の2018年はどんな年になるのだろう。

イッテンヨンでは、オカダ・カズチカ選手に惜しくも敗北。

本人にとって初の東京ドームのメインはこれまでの夢を叶えるだけに留まった。

4月、プロレス王・鈴木みのる選手からIWGPインターコンチネンタルベルトを奪取。熊本にて、「一歩踏み出す勇気」を力強く語った。

その後はクリス・ジェリコ選手に敗れ、IWGPインターコンチネンタルベルトを手放す結果に。

G1クライマックスはジャンプ台。改めて新日本プロレスの主役として台頭するためには、夏の祭典で結果を残す必要があった。

内藤哲也選手は、2連覇を賭けて真夏の祭典に挑んだのだ。

2018年のイッテンヨンで大合唱ができなかった分、リスタートにファンからの期待が集まった。内藤選手の優勝を予想した方も多かっただろう。

ちなみに、これまでにG1連覇を成し遂げているのは、蝶野正洋選手と天山広吉選手のみ。

制御不能な男は、新日本プロレスの歴史に名を刻むことを目標としていた。だが、内藤選手を待っていたのは、大事な試合で勝ち切れないという結果だった。

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6勝3敗

結果だけ見れば、決勝進出は紙一重だった。ただし、負けた3名の選手が決勝進出への道を阻んだ。

ちなみに2017年に内藤哲也選手が敗れた相手

もう一年遡ってみる、2016年

さらにもう1年。2015年。

G1CLIMAXの勝率は制御不能となった後は決して悪くない。だが、優勝決定戦まで進んだのは、2017年のみとなっている。

2016年のケニー・オメガ選手を除き、自身よりも勝ち星に恵まれなかった相手には、敗北を喫していたが2018年は逆の結果になってしまった。

真夏の最大ライバル

制御不能後の内藤哲也選手の夏は、ケニー選手との戦いの歴史だ。2016年は優勝決定戦進出を賭けて戦い、破れた。2017年は決勝の大舞台でケニー選手に借りを返した2018年は初戦でぶつかり、再び破れた。 

同級生。久しぶりの敗北

2017年のG1では快勝。だが、2018年のG1では新技・カミゴェの前に沈んだ。

春に続き連敗へ。一つの疑問

ザック選手は内藤選手にとって、天敵だと書いた。 

njpwfun.hatenablog.com

嫌な予感が的中してしまい、ザック・ドライバーで沈められてしまった。相性の悪さを打開する何かがなければ、今後も継続して黒星を重ねる可能性すらある。

好成績の選手に勝ちきれない

G1クライマックスBブロックは勝ち点12で、内藤選手、ケニー選手、飯伏選手、ザック選手の4選手が並んだ。4強の相手に全敗してしまっているのだ。

過去のG1でもここまで露骨に勝ち星を重ねている選手に勝てなかったことはない。

好成績の選手には敗北し、成績が振るわない選手に勝利する。これまでとは逆の結果だと言えるだろう。

逆に考えればジャイアント・キリングを行う側から巨人側に回ってしまったということでもある。

そう、2016年以降セントラル・リーグを制覇する「広島東洋カープ」のように。

内藤哲也選手に何が起こっているのか?

G1クライマックス28での試合を見ていると、内藤選手の技がことごとく一度破られている印象がある。

決め技のデスティーノは勿論、グロリア、フライング・エルボードロップ、コーナーミサイルなど得意ムーブをことごとく返されている。

意地で放つ2度目は成功するものの、技や試合展開が分析され尽くされているのではないだろうか。

プロレス総選挙2年連続1位に勝つのは、相手レスラーにとって最高の美食となる。

ここに照準を絞ってくる選手がいても不思議ではない。

会場で一番人気の内藤哲也選手。そんな彼とシングルで戦うチャンスに、結果・内容でも凌駕することができれば?それだけで一つ上のステージに上がる可能性がある。

少々、話が少し逸れてしまった。

  • 内藤選手は他の選手から研究されている
  • デスティーノ以降、技が増えていない
  • 少しコンディションが悪い?

これが僕が今の内藤哲也選手に感じている課題である。

※過密スケジュールの中で改善を求めるのは、贅沢な問題ではあるが

これからへの考察

まずは、次の標的について。

内藤哲也選手が、日本ではほぼ絡んでいない “ガイジン”選手が1名だけいる。

そう、Cody選手だ。

ここからは考察になるのだが、Cody選手はおそらくIWGP USベルトを戴冠すると思う。

ジュース・ロビンソン選手には申し訳ないが、ちょっと今回は相手が悪い。ジュース選手のパルプフリクションとcody選手のDIN’S FIREの相性が悪過ぎるのだ。決め技を決め技で返しやすい。この相性の悪さを拭うには新技を出すしかない。

IWGP USヘビー級チャンピオンとなったcody選手が満を持して、挑戦者に指名するのは内藤哲也選手になると思う。

内藤選手は今でこそベルトを放り投げるが、ベルトを戴冠することに大きな価値を見出しているとも思う。

NEVER6人無差別タッグ以外のベルトを全て戴冠している

未戴冠のIWGP USヘビーのベルトに挑戦する可能性は十分にあると思う。そこで待っているのは、アメリカでの大合唱だ。

そのためにも新技開発およびコンディション調整が必要不可欠である。

耳たぶの不調からメキシコの名医を尋ねるのもありだろう。

また、個人的にはSTFをベースにした新技を繰り出して欲しい。黒のカリスマから制御不能のカリスマへのバトンタッチだ。

これからの内藤選手に期待したい。やっぱり大きな会場で「デ・ハ・ポン!」を再び体感したいのだ。 


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