「1回以上防衛できない?」石井智宏選手VSケニー・オメガ選手のIWGPヘビー級王座の行方

2018年9月15日、広島・広島サンプラザホールにて新日本プロレスが『DESTRUCTION in HIROSHIMA』を開催する。

本興行の目玉はやはり、IWGPヘビー級選手権試合だろう。

同試合は、第66代チャンピオンである“ベストバウトマシン”ケニー・オメガ選手にとって2度目の防衛戦となる。その相手は“名勝負製造機”石井智宏選手だ。

今回 の主役は多くを語らず、リングの上で表現する石井選手。その魅力について振り返りつつ、ケニー選手との大一番の結果について考察してみたいと思う。

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昭和・平成プロレスの体現者

天龍源一郎氏と長州力選手。

テレビ番組などを通じて、非プロレスファンでも名前と顔、喋り方を知っているレジェンドレスラーの2人だ。

この誰もが知っているレスラーから教えを受けたのは僕が知っている限りでは石井智宏選手のみ。

バチバチのファイトスタイルと完全無欠のテクニック。

170センチという身長は、ジュニアヘビーの選手よりも低い。ただし、試合を見ているとふとした瞬間、こう感じることがある。

石井選手の方が相手選手よりも大きく見えるのだ。

2018年のG1クライマックスでベストバウトを連発。会場に来たファンを試合だけで自分に惹きつける魅力は唯一無二の輝きを放っている。

バックステージだは滅多に多くの言葉を発しない。だからこそ、彼の言葉は胸を打つのだ。

一方で、石井智宏選手のブログを見てみると、リングの上とは別人のようなお茶目さが溢れている。 

ameblo.jp

記事コンテンツを作るが側として、石井智宏選手のタイトル付けは凄まじいセンスをしている。なぜならば、タイトルと中身が全く一致していない。この戦法は反則まがいだが、中毒性が高いと個人的に思っている。

IWGPヘビー級の防衛記録について

ここからは、“レインメーカーオカダ・カズチカ選手が凱旋帰国し、一発でIWGPヘビー級ベルトを戴冠して以降のデータを出してみよう。

2014年10月13日に両国国技館で第61代チャンピオンとなった棚橋弘至選手以降、オカダ選手以外は1回以上防衛できていないのだ。

4年以上続いている歴史だけに新日本プロレスのジンクスとも言えるかもしれない。

続いて、上記のデータに会場という要素を入れてみよう。

IWGPは大阪で動く。そう言っても過言ではないデータが出てしまった。

上記のデータを参考にするとケニー・オメガ選手対石井智宏選手は五分五分というところか。1回防衛のジンクスが発動するか。それとも、特定の会場でなければベルトは動かないというジンクスが発動するのか。

どちらにせよ、石井選手がこの記事を見たら「ゴチャゴチャうるせぇよ」と一蹴されるのだろうが。

ケニー・オメガ選手との戦績は?

2勝2敗。全くのドロー。IWGP US ヘビーキュベルトのことを考えると、大一番でケニー選手が勝利を飾っている印象がある。

ベルトの行方

実力から見るにIWGPを巻くチカラは石井選手にはある。おそらくオカダ・カズチカ選手と同じCHAOSではなければもっと多くのチャンスがあったはずだ。

事実、IWGPヘビー級ベルトに石井選手が挑戦したのは、内藤哲也選手に挑戦した、2016年5月13日のみ。

www.youtube.com

第9代NEVER無差別級チャンピオン以降、RPWブリティッシュヘビー級王座に輝いたものの、新日本プロレスシングルベルトからは遠のいているのも事実だ。

ただし、石井智宏選手は今、リングの上で最も輝きを放っている選手のように思う。

この大チャンス。完璧な状態で挑んで欲しい。

ベストバウト・マシンVS名勝負製造機。

一体どんな見たことのない景色が広がるのだろうか。


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