映画『銀魂2』を観た方に新日本プロレスを、新日本プロレスファンに『銀魂2』をお勧めしたい〜プロレスは人生を豊かにするキッカケになるがオフシーズンにはロス現象が発生しストレスをためないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできるのは妄想しかない〜

昨日、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』を見るために映画館へ足を運んだ。

漫画やアニメの実写化にあんまりいいイメージのなかった僕だか、福田雄一監督が作り出した『銀魂』には非常に感銘を受けていた。

感銘という言葉は少々高尚すぎるか。単純に面白かった。いや、とても面白かった。

僕と映画『銀魂』の出会いは突然だった。

先日、『有田と週刊プロレスと』を見直すため、Amazonプライムのアプリを起動すると、2017年に公開された映画『銀魂』があるではないか。

銀魂

銀魂

 

これはいつまで配信されているか分からない。とりあえず視聴してみたところ、開始5分で一気に引き込まれた

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短い時間で世界に引き込む

海外で映像コンテンツを作る際、日本とは少々毛色の違う作りをするらしい。

起承転結は物語の基本だが、この「起」で一気に盛り上がるシーンを挿入してくるらしい。

この視点を持って、『Netflix』オリジナル作品を観ると、1話の大半にこの法則が導入されていることが分かる。

映画『銀魂』も同様にある仕掛けが取り入れられていた。ネタバレは好みじゃないので、人生の貴重な5分間、300秒だけ映画『銀魂』に捧げて欲しい。

特に20代後半から30代には堪らないはずだ。

wwws.warnerbros.co.jp

笑って、泣いて、熱くなる

映画『銀魂2』は原作でも人気エピソードである「真選組動乱篇」を主軸に置いて物語が展開される。

このエピソードは喜怒哀楽すべてが詰まったエピソードだと僕は思っている。

ここでもネタバレは控えるが、土方十四郎役の柳楽優弥さんが素晴らしかった。『アオイホノオ』や『ゆとりですがなにか』などで素敵な演技をする方だと思っていたが、期待を超える名演を見せたように思う。彼を通じて、劇場全体が笑いに包まれ、涙を流し、熱くなった。

また、福田監督作品には欠かせない、佐藤二朗さんやムロツヨシさんの好演も光る。小栗旬さんや菅田将暉さん、橋本環奈さん、岡田将生さん、中村勘九郎さん、吉沢亮さんなどメイン役ほど出番はないが、短い時間で多くのインパクトを残している。

柳楽さんを含めた3人の演技で映画館は大いに沸いた。劇場全体が同時に爆笑する機会などなかなか味わえる経験ではない。広い空間で自分の感情を素直に表現できる。素晴らしいことではないか。

いや、僕はこの体験を知っている。そう、新日本プロレスの会場だ。

喜怒哀楽を表に出す

人は大人になると、感情表現が乏しくなりがちだ。理性が働き、素直に自分の本音を伝えられなくなる。

本当は腹が立っていても、そのまま伝えずに溜め込むケースもある。それが積もりに積もって爆発するからこそ、問題はさらにややこしくなる。

ケンカにケンカで返してもいけない。ただし、感情的な相手に正論をぶつけても水と油になってしまう。

だから本音よりも少し浅いところの感情で人は生きることを覚える。疲れ過ぎないために。

ただ、自分の素直な感情をさらけ出せる場所がある。

そう、プロレスだ。

現WWEの中邑真輔選手はプロレスの試合について、「フルチン」になると表現した。

心を裸にして感情を表現する。

SHINSUKE NAKAMURA USA DAYS

SHINSUKE NAKAMURA USA DAYS

 

そんなレスラーの“裸の魂”に心を震わせ、僕たちの普段閉じ込めている感情が表面化していく。

  • ヒールレスラーの暴挙にブーイングを送る
  • 推しのレスラーの入場で叫ぶ
  • コミカルな試合を見て笑う
  • 激しい戦いを見て感動し、涙する
  • 1.2.3!と絶唱し、試合の終わりを共にする

この全てに普段出てこない子供の頃に戻ったような感情が溢れ出る。

プロレス会場に来ている子供の顔を見ると、すごく楽しそうな顔をしている。その子供を連れている親御さんもイキイキとした顔をしている。上質なエンターテイメントは、人を素直にする力があるのだ。

全てが詰まっているのがプロレス

「プロレスにで熱くなるのは分かるけど、笑いと泣きの意味が分からない」

新日本プロレスを見たことがない人はきっとそう思うはずだ。

だが、現在のプロレスはエンターテイメントとしての高みに登っており、楽しみ方も無限大にある。

  • 新人のひたむきな姿を応援する
  • 少し先輩やベテランが登場し、会場の空気を作る
  • 個性派レスラーが登場し、それぞれの色を出す
  • メインではタイトルを掛けた熱い戦いが繰り広げられる

タイトルマッチが並ぶビックイベントを除けば、新日本プロレスはおおよそこの流れで試合が進んでいく。

約2時間以上、とても楽しい時間を過ごすことができる。

熱さあり、笑いあり、涙あり。

新日本プロレスファンには映画『銀魂2』を。『銀魂2』にハマった人には新日本プロレスをお勧めしたい。 

きっと、それぞれが楽しい時間を過ごせるはずだ。

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