小島聡選手おかえりなさい!1+1+1+1は4じゃない!

新日本プロレスが2018年9月9日開催した『Road to DESTRUCTION』 千葉・東金アリーナ大会にて、小島聡選手が約8ヶ月振りのリング復帰を果たした。

小島聡選手は1月22日のファンタスティカマニア・後楽園大会翌日に前十字靭帯断裂を発表。以前からの古傷が表に出てしまった形となっていた。

あれから8ヶ月。小島聡選手に用意された舞台は第3世代の同期である永田裕志選手がプロモーターを務める東金アリーナ興行だった。

本来であれば、永田裕志選手の生誕50周年記念興行になるはずだった本興行。だが、永田裕志選手の粋な計らいにより、小島聡選手の復帰戦がメインテーマとなった。

第3世代の4人が横並びになるのは、2018年1月5日以来。年に多くとも数回しかない貴重な天山広吉選手、小島聡選手、中西学選手、永田裕志選手の4人タッグは、プロレスの素晴らしさを訴えかけるものとなった。

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コジ!腕がもう凶器だよ! 

小島聡選手は2018年8月31日に開催された『TAKAYAMANIA EMPIRE』で天山広吉選手のセコンドとして姿を現していた。

その時はTシャツを着ていたため分からなかったが、小島聡選手は欠場中に凄まじい上半身を作り上げていたのだ。欠場前よりも明らかに絞れていて太い。肉厚。この身体からスタン・ハンセン直伝のウエスタン・ラリアートを繰り出したら、とんでもないことになってしまうのではないか。そんな期待を感じさせるほどの肉体を作り上げて来た。

また、入場時にも永田裕志選手からプレゼントがあった。毎年恒例のブルージャスティスパネルの裏に小島聡選手を彩ったオレンジのパネルが隠れていた。

第3世代の絆。

タイトルマッチを中心とした展開に視線が注がれるが、この4人も十分に新日本マットを盛り上げる力を持ったいるのだ。

暴走キングコングの漢気

当日の対角線に立ったのは、真壁刀義選手、本間朋晃選手、ジュース・ロビンソン選手、デビッド・フィンレー選手の4人だ。

それぞれが奮闘したが、特に印象に残ったのは真壁刀義選手だ。

「練習してるのは知ってる。ぶつけてこいよ?」と上から目線。第3世代が繰り出す技を全て受け切り、魅力を十二分に引き出した。

小島聡選手と真壁刀義選手と言えば、10年前の出来事が印象深い。

天山広吉選手が飯塚高史選手の『友情タッグ』が裏切りにより決裂した後、ランバージャック・デスマッチルールで試合が行われた。

試合は天山広吉選手が勝利を収めたが、この結果に納得がいかないGBHの筆頭・真壁刀義選手は天山広吉選手を徹底に痛めつけた。

そこに現れたのが当時、全日本プロレス所属の小島聡選手だ。

「オレたちが世界一有名で世界で一番カッコいいチーム、天山&小島、略して天コジだ!」

高らかに宣言された天コジの復活。ここから再びタッグを組んだ2人は多くのドラマを作っていった。

対角線にライバルがいる。それがとても尊い。

 

1+1+1+1は4じゃない

タイトルマッチやイッテンヨンを軸に試合が展開されている現在の新日本プロレスでは、第3世代が出場する試合は減少傾向にある。

だが、久しぶりに4人が揃う姿を見るとプレミア感が漂っていて、これはこれで希少価値があっていいのではないかと思わせた。

現在の新日本プロレスの選手層は非常に厚い。だが、出番が少ないのは求められていないということではない。

4人の揃い踏み。天コジ、中西&永田組として対角線に分かれる。満を持して登場するからこそ、見ているこちらの感動も大きくなる気がした。

いつでも見たいし、ここぞという時に出てもいい。どちらでも価値を発揮できるのが第3世代なのだ。

1+1+1+1は4じゃない。400、いや4000だ。

一つひとつの個性が重なることで、化学反応が生まれる。だからこそ、単純な足し算は成立しない。この笑顔を見れば誰もが納得することだと思う。

欠場中、色々な想いを乗り越えた小島聡選手はさらに強い姿を見せてくれるだろう。僕たちは、その姿に勇気を元気を受け取るのだ。

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これからもこの4人の活躍が見たい。そして、『中西ランド』の復活も楽しみにしている。

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