「タイチ選手の制圧前進なるか?」後藤洋央紀選手VSタイチ選手NEVER無差別級タイトルマッチの行方

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!

『DESTRUCTION in BEPPU』大分・別府ビーコンプラザにて開催されるNEVER無差別級タイトルマッチ。

挑戦者、聖帝・タイチ選手とチャンピオン、混沌の荒武者・後藤洋央紀選手の煽りPVが公開された。

『北斗の拳』のパチンコ、パチスロを打った経験のある方は吹き出したに違いない。

まさに新日本プロレスで制圧前進を見据える聖帝・タイチ選手に相応しいPVが完成した。

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北斗神拳と南斗聖拳

www.youtube.com

※公式の動画で世紀の大誤審と言っちゃてる。

ストロング・スタイル

アントニオ猪木氏がカール・ゴッチ氏と作り上げた、強さを象徴する“ストロング・スタイル”を北斗神拳と捉えてみる。

一方で、特異な状況下で生まれた“四天王プロレス”を南斗聖拳だと見てみる。

まず、北斗神拳の伝承者はヤングライオンであり、生え抜きの選手たちだろう。

ヤングライオンか否か。野毛道場で過ごした時間はあるのか。誰の付人だったのか。誰と同部屋だったのか。こうした1つひとつの因縁がヤングライオン卒業後に生きてくる。

第3世代超えを果たす際にも話題になるのが、若手の頃世話になっていた過去があるためである。

いきなり来た外敵は因縁が薄い。だからこそ、試合で強さを見せなくてはならない。

ストロング・スタイルとは怒りや生の感情をプロレスに昇華させることを指す。強いだけでも、気持ちだけでも成立しない。

両方の側面を見せる必要があるのだ。そして、後藤洋央紀選手はメキシコ遠征後、こう言われていたことがある。

復刻ストロング・スタイルと。

四天王プロレス

当時の全日本プロレス超世代軍は、ピンフォールでの完全決着を運命付けられた。

それら、凶器、流血、リングアウトは一切なし。ピンフォールのみで完全決着するスタイルだった。

どこまでも高みに登り続けることでしか、お客様を楽しませることができないと考えたため、誕生したのが、“四天王プロレス”だったと言える。

そして、タイチ選手は四天王の1人である川田利明選手の付人だった。

ステップキックやデンジャラスバックドロップは、“四天王プロレス”から受け継いだタイチ選手のルーツであり魂だ。

鈴木軍で身に付けたヒールとしてのファイトスタイルから、デンジャラス“K”の遺伝子が解き放たれる時、タイチ選手は現代の“四天王プロレス”体現者となる。

事実、今最も歓声を集めているスープレックスは『タイチ式ラストライド』だろう。

進化した男

タイチ選手の持ち味は“四天王プロレス”を彷彿させる激しい戦いだが、大きく異なる点がある。

彼自身の言葉を持っている。ということだ。

マイクアピールすら禁じられた“四天王プロレス”とは異なり、現在のステージは新日本プロレスである。

その先にいる人たちの感情を良い意味で揺さぶるのならば、何を言ってもいい場所だ。

名勝負と舌戦はタイチ選手の株を上げ続けた。

現代の“四天王プロレス”に新日本プロレスの言葉を併せ持った男は2018年に躍動している。

ジュニア時代のタイチ選手とヘビー級のタイチ選手では、注目度が全く異なる。

それほどまでにこの半年間でタイチ選手は生まれ変わったのだ。

さぁ、注目のタイトルマッチは明日だ。

メインイベントを喰う試合になるのか?G1に選ばれなかった男とBグループ最下位タイ止まりの凡戦になるのか。

純血ストロング・スタイルか四天王プロレスとストロング・スタイルのハイブリッドが勝つか。

僕は『セロリ』とベーコンのスープを飲みながら待ちたい。

おれの拳 南斗鳳凰拳に構えはない!!

構えとは防御の型 わが拳にあるのは制圧前進のみ!!

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