ウィル・オスプレイ選手VSマーティー・スカル選手。アンケートの順位は関係ないことを証明するか?
2018年9月30日に開催される新日本プロレスのアメリカ大会『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』。
現時点で公開されているカードは3つ。
- IWGP US ベビー級選手権試合 ジュース・ロビンソン選手VSCody選手
- IWGPタッグ選手権試合 ヤングバックスVSGOD
- IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメント1回戦 ウィル・オスプレイ選手VSマーティー・スカル選手
アメリカ大会だけあり、“ガイジン”レスラーの名前が中軸にある。今回は、髙橋ヒロム選手がベルトさんを返上したことで生まれた、IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメントについて語りたい。
先日、行われたKUSHIDA選手VSBUSHI選手ではKUSHIDA選手が見事勝利を収めた。では、ウィル・オスプレイ選手VSマーティー・スカル選手という好敵手の戦いはどのような結末を迎えるのだろうか。
両選手の状況を踏まえつつ、結果を先読みしていきたい。
空王の本心
ウィル・オスプレイ選手が現在標的にしているのは飯伏幸太選手である。
ゴールデン☆ラヴァーズとのタッグマッチではライバル心むき出し。
「come on Ibushi!!」
と、自身との対決を予感させるような言葉を試合中、バッスステージ含めて連発していた。
ジュニアからヘビー転向を果たし、G1クライマックス28では優勝決定戦にまで上り詰めた飯伏幸太選手を次の標的へと見据えていたのは明白だ。
ジュニアからヘビーへと戦場を移す。この動きがジュニアのトップ選手全員を破ったウィル・オスプレイ選手のモチベーションだったに違いない。
だが、自身からIWGPジュニアヘビー級ベルトを奪還した髙橋ヒロム選手の返上により、今回のトーナメント参加が決まった。
次のステージを目指すところに待ったが掛かった状況だとも言える。
また、ウィル・オスプレイ選手が所属するユニットCHAOSについての問題もある。
ジェイ・ホワイト選手と外道選手が結託し、オカダ・カズチカ選手を強襲したばかりだ。
穏やかでない状況の中、ウィル・オスプレイ選手はどのような試合を繰り広げるのか。
ウィル・オスプレイ選手についてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところである。
怪鳥の今
2018年のイッテンヨンにはIWGPジュニアヘビー級王者として臨んだマーティー・スカル選手。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでも、好成績を残すなど、コンディションの良さは折り紙つきである。
2018年8月日に行われた『All IN』ではオカダ・カズチカ選手と衝突。『heavy weight』Tシャツを自作し、好勝負を魅せるなど無差別級としての実力も発揮している。
現在、バレットクラブ エリートのケニー・オメガ選手がIWGPヘビー級ベルト、ヤングバックスがIWGPタッグベルトを戴冠している。
NEVER無差別6人タッグベルトをバレットクラブOGに奪われたものの、ベルトに対する意気込みは強いものがあると言える。
また、同日にはCody選手がIWGP USヘビー救出王座に挑戦する。
もしもここで勝利を掴むならば、バレットクラブ エリートに新日本プロレスの至宝が集まることを意味する。
マーティー・スカル選手としてはこのチャンスを逃すわけにはいかない。
アンケート結果と現実は違う
IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメント1回戦。アンケートブッチギリの1位だったBUSHI選手はKUSHIDA選手の前に敗れた。
ファンの期待とは裏腹に毒霧攻撃まではKUSHIDA選手圧倒的有利という状況。起死回生の毒霧すらも師匠の背中を見続けていたKUSHIDA選手には届かなかった。
高橋ヒロム選手の思いを引き継ぎ、IWGPジュニアヘビー級王座へ望むBUSHI選手に、多くのファンがBUSHI選手の勝利を願っていた。
それでも届かない。それほどまでに熾烈なトーナメントだということが分かる。
僕としてはより、万全なコンディションが勝敗を分けると思っている。
イギリスからアメリカへ拠点を移し、ユニットメンバーがベルトを戴冠しているマーティー・スカル選手。一方、飯伏幸太選手を標的に定め、所属ユニットは空中分解寸前というウィル・オスプレイ選手。
過去の好勝負を見ると、自力の差は紙一重。勝敗を喫するのは、コンディションとモチベーションだ。
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