新日本プロレス初!?Cody選手が秘める、IWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチの狙い

新日本プロレスが10月8日に開催する『九州三国志 presents KING OFPRO-WRESTLING』両国国技館大会。

そのメインイベントはケニー・オメガ選手、飯伏幸太選手、Cody選手による『IWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチ』だ。

『BULLET CLUB ELITE』のトップレスラー3人による豪華共演。2度とないかもしれない機会に、僕は正直「この日のチケットを買ってよかった!」と身震いした。

おそらく、新日本プロレス初となるこの3WAYマッチ。Cody選手が胸に秘めるものとは何か。今回はその点を紐解いていきたい。

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ラダーマッチ、覚えてますか?

ケニー・オメガ選手と言えば、新日本プロレスで前例がないことにチャレンジすることが大好きな人物である。

流石はIWGPヘビー級選手権試合にとって初となる時間無制限3本勝負でベルトを掴み取った男だ。

自分がチャンピオンでなければ、見せられない景色を僕たちに提供してくれる。

ケニー・オメガ選手がブレイク前夜に行ったマイケル・エルガン選手とのラダーマッチが僕はすごく好きだ。

www.youtube.com

普段の新日本プロレスとは異質の世界観。ただ、とにかく楽しく、とにかく盛り上がる。

ドラマ仕立ての展開もあり、会場は大きく盛り上がった。

こんなの新日本プロレスじゃない!という声もあるだろう。ただ、これが今の新日本プロレスなのだ。共感している人が0名で、会場全体の反応がゼロならば取り下げるべきだろうが、反応がある時点で、そのファンの心は揺れている。

内藤哲也選手の“新パレハ”という“PRのシュート”で当日の話題は、『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』が一歩リードしているが、実際の試合となればメインイベントはこちらになる。

過去の3WAYマッチ

『新日本プロレスワールド』で検索してみたところ、過去シングルベルトを懸けた3WAYマッチが2件ヒットした。

  • 2018年6月9日 NEVER無差別級選手権試合3WAYマッチ 後藤洋央紀選手VSマイケル・エルガン選手VSタイチ選手
  • 2013年1月4日 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合3WAYマッチ プリンス・デヴィット選手VSロウ・キー選手VS飯伏幸太選手

タッグマッチでの3WAYマッチは他にも多々見受けられたが、シングルベルトとなれば話は別となっている。この2試合以外にもあったよ!という知見をお持ちの方はぜひ、ご教授いただきたい。

【追記】

2005年 東京ドーム 藤田和之選手vs蝶野正洋選手vsブロック・レスナー選手

2014年 ニューヨーク AJスタイルズ選手vsオカダ・カズチカ選手vsマイケル・エルガン選手

上記2試合が過去、IWGPヘビー級の3WAYマッチ隣だます。情報のご提供ありがとうございました!

Cody選手の狙いとは?

何故、Cody選手はこの3WAYマッチを提案したのだろうか。Cody選手は2017年のイッテンヨン以降、新日本プロレスで比類のない圧倒的な華を放ちつつも、シングルベルトにはなかなか縁がなかった。

先のIWGP USヘビー級ベルト戴冠は、個人的な意見になるが、“1番似合う選手”が手にしたと思っている。

このまま防衛ロードに入るのが定石となるが、何故IWGP3WAYマッチを提案したのだろうか。

その答えを紐解いていくと、1つしかない。

IWGP USヘビー級ベルトをIWGPヘビー級ベルトと同じ価値まで上げる、この一点以外ない。

もう一つあるとすれば、自分が主役、目立ちたいという見方もあるが。

中邑真輔選手が圧倒的な存在感と試合内容でIWGPインターコンチネンタルベルトの価値IWGPヘビー級ベルトの上まで持っていったように(2014年イッテンヨンの試合順)、Cody選手も一気に価値を高めようとしているのではないだろうか。

ここでCody選手が敗れてもIWGP USヘビー級ベルトを落とすことはない。試合が盛り上がれば『BULLET CLUB ELITE』の力を証明することができる。

また、新日本プロレス初のIWGPヘビー級王座での3WAYマッチを実現させたという実績もできる。勝敗に関係なくCody選手にはメリットだらけなのだ。

『BULLET CLUB OG』に2本のベルトを奪われたが、観衆を味方に付けているのは、今の新日本プロレスに必要なのは『BULLET CLUB ELITE』であると団体に示す。これがCody選手の狙いではないだろうか。

巻き込まれた飯伏幸太選手

飯伏幸太選手は『ゴールデンエリート』ではあるが、『BULLET CLUB ELITE』ではない。

この一戦にあるのは「とにかく面白い試合をしたい」という考えだけだ。

だが、内容次第では自分は巻き込まれたと考えるかもしれない。

2018年のイッテンヨン。Cody選手が直前でROHのベルトを落としたため、2人の一戦はスペシャルシングルマッチになった。

2019年のイッテンヨン、2人が対峙しベルトを懸けた一戦が組まれることに発展するかもしれない。

何かが起こる?

 10月8日『KING OF PRO-WRESTLING』についてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ

 『BULLET CLUB OG』の目線で考えてみると、この試合が終了した後は、またとない奇襲の機会である。『BULLET CLUB ELITE』のトップ選手がお互いに消耗した状態でリングに揃う。2人とまとめて因縁を作るまたとないチャンスだという見方もある。

『BULLET CLUB OG』のベルト戴冠が続くなか、唯一ベルトを巻いていない選手が1人だけいる。シングルマッチでの実績は十分のバットラック・ファレ選手だ。

彼がここで動きを魅せるのか。

2018年、まだまだ何かが起こる気がしてならない。

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