あぁ、今日もプロレスは最高だったなぁ

2018年10月8日に新日本プロレスが開催した『九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会を観戦してきた。

キチンとした考察や今後の展開、振り返りは10月15日まで続く試合がない期間に書くとして、簡単に観戦の感想をまとめておきたいと思う。

結論、ああ、今日もプロレスは最高だったなぁ。

f:id:yukikawano5963:20181009011725p:plain

観戦裏話

いきなり裏話から話をはじめよう。今回、前々職の同僚とその奥さま、子ども2人という5名体制で観戦に臨んだ。

元同僚は元々WWEが好きでプロレスを見ていたタイプ。奥さま、子どもは初心者という感じだ。

初めてのプロレス観戦に一喜一憂する様子やジェイ・ホワイト選手が怖すぎて次男が号泣するなど、普段とは違う観戦は非常に楽しい時間となった。

中でも1番驚いたのが長男が「ごー!えーす!」と叫び手拍子に参加したこと。子どもにも分かりやすく魅力が伝わる棚橋弘至選手。100年に一人の逸材は伊達ではない。

試合後、矢野選手のお店にて

観戦後はCHAOS・矢野通選手が経営するスポーツバー『EBRIETAS』へと一人で向かった。

あの空間は本当に素晴らしい。カウンターで一人で飲んでいても、自然と隣や近隣の方と会話がはじまる。

「今日の試合どうでした?」

初対面の方でもこの会話からスタートすれば、以前からの友人のように話が進む。プロレスファンであれば必ず立ち寄っていただきたい店舗だ。

そこで話の中心になったのが当日のメインイベントである。

対戦カードが発表になった時点から賛否両論が飛び交った3WAYマッチ。僕の感想は「最高」だった。

僕が声援を送っていたのはCody選手。2016年イッテンヨン以降、ここまで新日本とアメプロを組み合わせた試合が作れるようになるとは想像もしていなかった。

当日の3WAYマッチを牽引していたのは、Cody選手だと僕は感じた。血筋なのかセンスなのか詳細は不明だが、とにかく楽しい時間を過ごすことができた。

一方で、不満の声を挙げた方もいたのは事実だ。

「IWGP選手権マッチとしてはどうなのか?」と。

発言の意図は理解できる。オカダ・カズチカ選手VS柴田勝頼選手、ケニー・オメガ選手VS石井智宏選手の試合と比較すると、色々な要素が複雑に入り混じり、これまでのIWGPヘビー級選手権とは異なる景色にはなっていたと思う。

これがIWGPでなければ楽しめても、IWGPの冠がつくことで、別の話になるというわけだ。

そこで僕の頭に浮かんだのは、「プロレス」いや「新日本プロレス」を一人ひとりがどういった価値観で受け止めているかの違いということだ。プロレスファンにとってのイデオロギーだとも言える。

バチバチのストロング・スタイルを愛する層からすれば、エモーショナルな要素が詰まった当日の3WAY選手権試合はコレジャナイ感があると思う。

相手選手への心配、気遣いなんて必要ない、と。

一方で、『BULLET CLUB ELITE』の3人やヤングバックスとの関係性に重きを置いているファンからすれば、胸が詰まる好試合だったに違いない。

喧嘩しないかな?大丈夫かな?と。

更にはシンプルに試合を見てその内容から何かを感じる層もいる。

どたらの目線で見るかによって大きく評価が分かれる試合。そして、そこに正解はない。

これって本当に素晴らしいことなのではないだろうか。

勝った負けたの世界も楽しい。記録に挑む競技も魅力的。でも、結果以上に凄さを競い合う側面のあるプロレスは、なんて奥深く楽しいのだろう。

プロレスは最高だなぁ

『九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会についてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ。 

今日の観戦を通じて、改めてプロレスに詰まっている魅力について考えさせられた。

子どもは分かりやすくカッコいいヒーローが好き。ヒールは怖いから泣いちゃう。

大人は試合の内容や展開を深く受け止める。ベルトの権威が損なわれていないか。これを新しい景色だと認めてしまっていいものだろうか。目に映ったその光景は、個人の経験知によって評価が大きく左右される。

ただ、コンクールではないので、そこでの優劣は存在しない。正解は1つじゃない。いや、正解なんてない。ここがプロレスの魅力なのではないだろうか。

To Be The 外道

To Be The 外道 "レヴェルが違う!"生き残り術

 

どの選手の視点で見るかによっても楽しさは変わるし、試合の途中から応援する選手が変わることもある。

プロレスは何て自由なんだろう。なんて、色々な視野で楽しめるものなんだろう。

そんなことを考えながらベットに入り、ふとこの言葉が頭に浮かんだわけだ。

あぁ、今日もプロレスは最高だったなぁ。

njpwfun.hatenablog.com

 

【週刊プロレス】が月額380円(税抜)で楽しめる!【楽天マガジンはこちらから】

★1日1クリック!応援よろしくお願いします★


人気ブログランキング
njpwfun.hatenablog.com

にほんブログ村 格闘技ブログ プロレスへ
にほんブログ村

※LINE@はじめました!記事更新時のみ配信します!

友だち追加