邪道選手の竹刀とBULLET CLUBと、柴田勝頼選手と

“ガイジン”レスラーと竹刀――。

2018年10月16日に新日本プロレスが開催した『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』。Jr選手の新しい祭典に目を奪われる好勝負が繰り広げられた充実の興行だったように思う。

また、今回のシリーズには参戦していない『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』の内藤哲也選手、EVIL選手、SANADA選手がメインイベント後に登場。5人+ジャケットで初のグータッチを見せるなど、記念に残る日になったに違いない。

ただ、2つ印象的な出来事があった。『BULLET CLUB OG』が『BULLET CLUB(バレットクラブ)』へと名称を戻したこと。そして、邪道選手が変貌を遂げたことだ。

非常に禍々しい姿となった邪道選手。だが、その手には闘魂をイメージさせる竹刀があった。その姿を見た時、8,806 km離れたロサンゼルスにいる柴田勝頼選手の顔が僕の頭に浮かんだ。

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ロサンゼルス道場出身者

2018年10月1日に行われた『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』のダークマッチでアレックス・コフリン選手とクラーク・コナーズ選手の2名が新日本プロレスのリングに上がった。この2人は柴田勝頼選手がヘッドコーチを務める新日本LA道場の練習生であった。

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柴田勝頼選手と竹刀

柴田勝頼コーチ誕生後、その手には竹刀が握られていた。

平成最後の年に竹刀。時代錯誤すら感じる公開ではあるが、これこそが新日本プロレスなのだという気持ちが加わると、逆に新しいという気持ちにすらされられる。

プロレスラーとして一流の柴田勝頼選手はコーチとしても一流なのだと感じされられる映像がこの動画には詰まっている。

邪道選手と竹刀

では、何故邪道選手の手には竹刀が握られていたのだろうか。ホーンの音に耳を奪われがちがだが、僕は違うことを考えていた。

これはこれから、LA道場で育てられた“ガイジン”レスラーは『BULLET CLUB』に加入するのではないか、と。

そして、そのヘッドコーチは柴田勝頼選手。ザ・レスラー、ストロングスタイルの化身、ロマンチストの権化は『BULLET CLUB』に加入するのではないか、いや既に水面下で話は進んでいるのではないか、と。

現在、『BULLET CLUB』にはマスクマンがいない。柴田勝頼選手の寵愛を受けた“ガイジン”レスラーが魔界シリーズと化す。そんな可能性すらも感じされられる。

 

もう一つの可能性

邪道選手と竹刀と言えば、『コンプリート・プレイヤーズ』も頭に浮かんだ。そうとくれば、高橋裕二郎選手だろう。

『BULLET CLUB OG』が『BULLET CLUB』になり、邪道選手、外道選手も所属する今、こちら側に寝返っても不思議ではないのだ。

自身のTwitterアカウントが無くなり、6人目のパレハとも噂されていただけに、今後の活躍が気になるところである。

BULLET CLUBの時代

ジェイ・ホワイト選手らの加入により、『BULLET CLUB』は改めて息を吹き返したように思う。

『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』の勢いに飲まれそうなところを食い止めたケニー・オメガ選手。だが飯伏幸太選手と再び交わったことで、『BULLET CLUB』からゴールデン☆ラヴァーズへと気持ちが傾いてしまったようにも思う。『ザ・クリーナー』ケニー・オメガから転身したあの日から。

だが、ジェイ・ホワイト選手という新しい象徴が誕生した今、完全に『BULLET CLUB』の風が吹きつつある。

ジェイ・ホワイト選手はリーダーというよりもあくまで象徴、シンボルというイメージ。僕はこれまで通りタマ・トンガ選手が引っ張っていく姿を見ていたい気持ちが強い。

週刊プロレス 2018年 10/31 号 [雑誌]

週刊プロレス 2018年 10/31 号 [雑誌]

 

竹刀を経由したスカウト

『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』についてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ。 

そう遠くない未来、『BULLET CLUB』には新しい“ガイジン”レスラーが加入するだろう。

だが、これまでとこれからは違う。そんなメッセージをあの竹刀から僕は感じた。

道場で育った“ガイジン”レスラーのみが『BULLET CLUB』には相応しい。そういったメッセージが込められているように思う。

LAにいる柴田勝頼選手が育て、獅子の血を分けた新しいライオンが『BULLET CLUB』に加入する。

そして、その相手に名乗り出るのが後藤洋央紀選手であることを僕は願うばかりだ。

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