NEVER無差別級 6人タッグ王座決定トーナメントの注目チームを激語り

NEVER無差別級 6人タッグ王座決定トーナメントの注目チームを激語りしてみます。

 2020年8月1日。新日本プロレスがいよいよ『NEVER無差別級 6人タッグ王座』について動きましたね。

EVIL選手が『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』を裏切り、『バレットクラブ』へと加入したことで、宙ぶらりんになっていた『NEVER無差別級 6人タッグ』。

鷹木信悟選手は『NEVER』の二冠王として両手にベルトを保持しながら入場する姿が印象的でしたが、Xデー以降は『NEVER無差別級』一本のみでの入場になっていました。

EVIL選手が「いらねーんだよ」と語り、鷹木信悟選手も「さっさと何とかしろ!」と言及していたベルトは王座決定トーナメントが開催されることに決定。

オカダ・カズチカ選手が新設した「KOWP2020」がスタートする前に新しい王者を決めてしまおうという動きになります。

多くの方が(僕もそうですが)「あれ!?鷹木さんとBUSHIさん散々思わせぶりなネタを投稿していたのに何にも無いってこと!?」と思ったに違いありません。

僕もそう思いました。だが、これが現実です。『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』の絆は深く強かった。

“パレハ”たちが別れるのではなく、より強い結束を持ちセルリアンブルーのリングを制御不能に暴れ回ることを期待しましょう。※怪しさで言えば蝶ネクタイをつけたメガネの少年が「あれれ〜おかしいなぁ?」というレベルだったので、まだ何かあるような予感はなくはないのですが...。

では、本題へ。今回王座決定トーナメントの注目チームについて書いていきます。

正直に言えば、全チームに注目なのですが特に!というチームをピ3つほどピックアップしてみました。

 

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優勝候補筆頭「ロス・インゴ」

“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手の離反により、返上となった『NEVER無差別級 6人タッグ王座』。ですが、前王者チームの3人よりもパワーアップしたという見方もある布陣で『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』はトーナメントに臨みます。

EVIL選手がアウト。SANADA選手がイン。誤解を恐れずに言えば、覚醒前夜の“闇の王”よりもSANADA選手の方が明らかに実績を残していました。

EVIL選手との『IWGPタッグ』に関してはSANADA選手の活躍によるものが大きかったですよね(K.E.SとのタイトルマッチはほぼSANADA選手が決めていした)。

シングルプレイヤーとしてオカダ・カズチカ選手のライバルとして君臨するだけでなく、タッグでも圧倒的な存在感を誇る実力を持っています。

BUSHI選手とは数回、『NEVER無差別級 6人タッグベルト』を戴冠した経験があり、新しいパートナーである鷹木信悟選手との相性も抜群。ハッキリ言って優勝候補の筆頭です。

ただし、一回戦の相手は「次に行く」と語った鈴木みのる選手率いる「鈴木軍」だったりします。

明らかに何かが起こる空気がプーンと流れています。

鈴木みのる選手からすれば、エル・デスペラード選手の敵討ちという見方もできるため、その動向が気になりますね。

 

棚橋弘至復活なるか!?

新日本プロレスの活動が再会して以降、1番苦しんでいるレスラーは棚橋弘至選手なのかもしれない。

タイチ選手とザック・セイバーJr.選手に“ゴールデン☆エース”として戴冠したベルトを強奪され、その後の試合では2人に暴言を吐かれまくっている。ついにはパートナーの飯伏幸太選手も「調子が上がっていない」とズバリ。「頼みますよ!本当に頼みまスよ!」と試合前には激励を通り越すような言葉を浴びている。

本件については少し前に書いたので、こちらも参照いただきたい。

www.njpwfun.com

今回のトーナメントでは何のめぐり合わせか再び棚橋弘至選手は「鈴木軍」と激突します。

棚橋弘至選手&飯伏幸太選手&マスター・ワト選手VSタイチ選手&ザック・セイバーJr.選手&金丸義信選手。

敢えて言うが、ここで棚橋弘至選手が負けてしまうとかなりマズい。『IWGPタッグ』のリマッチどころの騒ぎではないでしょう。飯伏幸太選手が愛想をつかすことは無いと思うが、他のパートナーに乗り換える可能性すら出てきてしまいます。

2019年、矢野通選手と真壁刀義選手で『IWGPタッグ』に挑戦した経緯もあるため、後藤洋央紀選手や石井智宏選手など「CHAOS」陣営とタッグを組む可能性もゼロとは言い切れません

ただ、心配はいらないかなと。必ず棚橋弘至選手はこの試合を制し、自らの手でピンフォールを取るに違いありません。僕はそう信じています。

 

相性100%以上!初戴冠を目指す

そして、最後のチームへ。後藤洋央紀選手&石井智宏選手&YOSHI-HASHI選手です。

令和2年。いよいよYOSHI-HASHI選手のベルト初戴冠の瞬間が来たのではないか?僕はそんな予感をヒシヒシと感じています。

まず、チームが強い。後藤洋央紀選手と石井智宏選手です。何よりも2人とYOSHI-HASHI選手の相性バツグンなんですよ。

『ワールドタッグリーグ』2018、2019で2人と組んでいましたが、どちらもバランスがよく優勝決定戦こそ進出できませんでしたが、高い評価を受けたことは間違いありません。

相性もよければタッグチームとしてのバランスも申し分ない。このトーナメントは3回勝てば優勝の短期決戦です。物事を変えるのは一瞬。YOSHI-HASHI選手が男になる瞬間が近づいてきました。

ぜひ、水道橋の父に結果を占っていただきたい。

 

第3世代の動向に注目

今回のトーナメントを見た時、率直に思ったのが天山広吉選手、小島聡選手、永田裕志選手の名前が無かったことです。“野人”中西学さんが引退し、3人になった第三世代。

『NEVER無差別級 6人タッグ』に照準を合わせ、先輩の意地と威厳を魅せる展開は美しく、かなりアリだと僕は思っています。

ただ、エントリーがなかった。ここは優勝決定戦の後に3人が登場して、噛み付いてほしいですよね。

直近の試合を見てもベテランだからとアンダーカードで納まっているレベルじゃありません。永田裕志選手と鈴木みのる選手の試合なんて2020年のベストバウト候補です。

第三世代だからこそできる試合がある。“終わらないNEVER”を第三世代が巻くことに大きな意味があると思うのです。

いよいよスタートする王座決定トーナメント。これから各チームの動向を追ってみたいと思います。

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