飯伏幸太のラジオを聴いて、もっと好きになった
飯伏幸太のラジオを聴いて、もっと好きになった話を書きたい。
先日、「真夜中のハーリー&レイス」に新日本プロレスの“新しい神”飯伏幸太選手がゲスト出演した。
パーソナリティは、新日本プロレスの実況席でお馴染みのフリーアナウンサー清野茂樹さん。
軽快なトークで飯伏幸太選手の懐に飛び込んでは、ガードを下げ、言葉の関節技をグリグリと決めていた。
ポッドキャスト限定で配信された延長戦がこれまた面白かった。
話題は、ベストバウトについてや結婚について。
“神”もひとたびセルリアンブルーのリングを降りれば、38歳の悩める青年だったのだ。
飯伏幸太選手は現在38歳。日本人男性の初婚平均が31.1歳なので、平均を引き上げている側になる。
結婚と言えば、2019年には“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手も声優の三森すずこさんと結婚した(肩を落とす漢もいた)。
アントニオ猪木さんが倍賞美津子さんと超盛大な結婚式を挙げたことから“プロレスラーと結婚”は大きな注目集めるキッカケの一つになり得るものだ。
【ポッドキャスト延長戦】NWA総会は新日本プロレスの飯伏幸太との防衛戦後に行われた「延長戦」の配信を開始した。アントニオ猪木との接点、中邑真輔戦で感じた刺激、結婚観、若手選手に対する提言など、王者からの質問に受け身をとっている。(番記者)#美獣 @ibushi_kota https://t.co/lYLFthwjuu
— 真夜中のハーリー&レイス (@HandsomeRace) 2021年4月13日
結婚について
僕は飯伏幸太選手の1学年下の年齢になる。ちなみに未婚だ。非常に飯伏幸太選手の言っていることが分かった。痛いほどに伝わってきた。
まず、この年齢まで結婚していないのは、「自分に原因がある」ことを理解したこと。
飯伏幸太選手も言っていたが、20代から30代前半までは、お付き合いが長続きしなくても、まぁしょうがないと思う節があった。
ただ、それ以降はお付き合いのハードルがグッと上がり、どうやって女性と付き合えばいいかも分からなくなってくる。
本気でこの同じ気持ちだ。
僕は34歳くらいからいわゆる大手企業を離れた。この時点で社内での出会いは無くなった。
そこからは仕事でチャレンジはするも全く上手くいかない日々。
どん底の34、35歳が終わり、36歳からは少し上向きになってきた。だが、このタイミングで社会はガラッと変わってしまった。
全く出会いがない。いや、出逢えない。
一応、一年〜二年はお付き合いしてから結婚したいではないか。そのお付き合いまで踏み込む相手がいない。
これが以前であれば、「まぁそんな時期もあるだろう」で済んでいたが、今となっては自分に原因があるとしか思えない。
ぼんやりと考えていたことだったが、“神”も同じ気持ちを抱えているのだと知って、安心した。
いや、頑張らなければと決意を新たにした。僕は今、狙っていることがある。
引っ越しだ。人が変わるために必要なことが3つある。
時間配分を変える、付き合う人を変える、住む場所を変える。
2つは変えたくない。いやまぁ、時間配分を変えるなら、もう少し運動に当てたいが。
僕は、住む場所を変えたいと思っている。
都心から少しだけ離れた場所で暮らしてきたが、そろそろ都内にカムバックしたいと考えている。
狙うはオシャレタウン。目指せ、タワーマンション。努力して稼ごう。ビックになろう。カイエン乗りてぇ...。
青山計画ははておき、そうすることで運気や人生を変えて、結婚にも踏み切ろうと思っている。
まずは、新しい出会いから。陰ながら頑張るので、見守っていただけると嬉しい。
さて、もう一つの話題に。番組内では飯伏幸太選手と中邑真輔選手との試合についても触れられていた。
中邑真輔VS飯伏幸太
飯伏幸太選手のベストバウトは?と訊かれるとやはり中邑真輔選手との試合をピックアップする方も多いはず。
プロレス大賞でベストバウトにも選出された2人の直接対決は今尚語り継がれる名勝負の一つである。
白いベルトを黒以上に輝かせて、滾りまくっていた中邑真輔選手の前に現れたのが“ジョーカー”飯伏幸太選手だった。
この試合について飯伏幸太選手は2階の客席から自分を見ている感覚があったと語った。
俯瞰の視点。ゾーンに入った時にしか手に入らない感覚。2017年からプロレスファンになった僕からすると、飯伏幸太選手と言えば、東京ドームの中邑真輔選手戦だった(歴史を知るために毎日齧り付くほど新日本プロレスワールドを見ていた)。
あの試合が飯伏幸太選手のイメージを作り、2017年に再度、参戦してきた時にはテンションが上がったものだ。
“中邑真輔”との戦い。それが飯伏幸太選手がこれまでで一番チューニングがあった試合なのだ。
どこかで音が外れている。そんなことをずっと考えがちだがらあの試合だけはバチっとハマったと振り返っていた。
“SHINSUKE NAKAMURA”ではなく、“中邑真輔”の試合が好きだ。そんな言葉の裏には再戦の想いもあるのだと思う。
「KOPW」へ神を変える漢たち
「IWGP世界ヘビー級」初代王者になったことで、飯伏幸太選手は色々なことを背負うことになった。
ただ、ウィル・オスプレイ選手に敗れたことで、一歩立ち止まって考える時間ができたように思う。
これは個人的な想いだが、飯伏幸太選手にはそろそろ「KOPW」に挑戦して欲しいと思うのだ。
一番ヤバいルール。刺激的な提案。ぶっ飛んでる発想。その全てが受け入れられるのが「KOPW」だと思っている。
なんだったらABEMAでもの配信もはじまったことだし、限定で鎖国を解いてもいいくらいだ。
個人的には、ヨシヒコ選手を指名してほしい(流石に振り切りすぎかもしれないが)。
歴史と伝統を大切にする決意が飯伏幸太選手らしさを少し削ってしまっている。
勝った負けた以上に、もっとぶっ飛んでいいと思う。
ファンなんて勝手に期待するものだ。
「ゴールデン☆スター」の星の元に生まれたのだがら、しょうがない。一生期待され、愛される運命なのだ。
だったら本人にはとことん楽しんで欲しい。
飯伏幸太選手の楽しさと狂気が入り混じったプロレスをもっと見たい。危険技なんてしなくとも、魅せるプロレスが飯伏幸太選手にはいくらでもできるはずなのだから。
飯伏幸太選手のことをもっと知りたい。そんな聞き応えのあるラジオはこちらからチェックして欲しい。
そして、飯伏幸太選手を育てたDDTが表紙の今週号の週刊プロレスも見逃すことができない。
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