飯伏幸太の東京ドーム出場問題とツイ消について
飯伏幸太の東京ドーム出場問題とツイ消について思ったことを書いていく。
【追記 2021年7月25日 10時15分】
新日本プロレスが正式に飯伏幸太選手の東京ドーム大会欠場を発表した。棚橋弘至選手が鷹木信悟選手と「IWGP世界ヘビー級選手権試合」に挑むことが決定。
いよいよ7月25日を迎えた。今日は、新日本プロレスの東京ドーム大会「映画『ゴジラvsコング』PresentsWRESTLE GRAND SLAM in TOKYODOME」が開催される日である。
第0試合の「KOPW2021」争奪ニュージャパンランボー With手錠にはじまり、「IWGPジュニアタッグ」、「IWGPジュニア」、「IWGPタッグ」などのタイトルマッチが目白押し。
また、ゴジラVSコング張りのインパクトを残すであろう「オカダ・カズチカVSジェフ・コブ」のスペシャルシングルマッチも組まれた。
ただ、開催まで12時間を切った朝8時の時点でメインイベントの対戦カードについて新日本プロレスは正式な答えを出していない。
飯伏幸太選手の誤嚥性肺炎が発表されたのは7月21日のこと。このタイミングでは「東京ドームは、回復状況を見ながら出場を判断」するというのが新日本プロレス公式の判断だった。
色んな意見があると思う。
内藤哲也選手も東京スポーツのインタビューで、「試合後に『ああ、楽しかったな』って帰ってもらうことと、試合前に『今日は楽しみだな』って思ってもらうことは同じくらい大事」と提言。
不安な気持ちでいるファンの心を代弁していた。
色々な声があると思う。
そんな中でなぜ、こういった進行になっているのか。大切な日に少し考えてみたい。
【お知らせ】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年7月25日
飯伏幸太選手は、体調の回復状況を考慮した結果、7月25日(日)東京ドーム大会を欠場。
IWGP世界ヘビー級選手権は、棚橋弘至選手が代打出場、挑戦者に変更となります。
⇒https://t.co/a1qnROY4pX#njwgs #njpw pic.twitter.com/6emK1pC0cE
新日本プロレスは飯伏幸太に借りがある
これは僕の仮説だが、新日本プロレスが飯伏幸太選手の意見を尊重しまっくた結果、今の状況が生まれたと思っている。
通常運転であれば、出場の可否をもっと早めに決定すべきなことは百も承知。ただ、飯伏幸太選手の気持ちを優先させなればなりない「借り」が新日本プロレスにはあった。
「IWGP世界ヘビー級ベルト」についてだ。
「IWGPヘビー級」と「IWGPインターコンチネンタル」の統一問題は想像を遥かに超えるほどの問題となった。賛否両論の嵐。いや、否の声の方が明らかに大きかった。
その矢面に立ったのが飯伏幸太選手だ。
棚橋弘至選手の口から「チャンピオンは団体の意向を発信する責任がある」と言葉があったように、飯伏幸太選手が全面的に統一を進めたわけではなさそうだ。
飯伏幸太選手のブランドに傷がつく可能性もあった中で、統一を強行。ハイペースで「IWGP世界ヘビー級ベルト」は誕生した。
新日本プロレスはこの時の「借り」がある。
生え抜きでもなく、何度も戴冠したオカダ・カズチカ選手や棚橋弘至選手でもなく自分が大役を任された。
そんな重責を担った初代チャンピオンが「ギリギリまで待ってほしい」というのであれば、その心を尊重するのが漢気だろう。
そうでなければあれ程の重たい十字架を背負った彼に申し訳が立たない。
飯伏幸太選手が悪いわけでも新日本プロレスが悪いわけでも無い。
ファンから色んな意見が出ることも深く受け止めた上で未発表で当日を迎えたに違いない。
エースの「準備できてます」
昨日のメインイベントでKENTA選手を打ち破った棚橋弘至選手。
最後の最後で東京ドーム大会について触れた。
一つだけ、一つだけ言わせてください。明日、東京ドーム大会、メインイベント、まだ飯伏が出られるかどうかわからない状態です。なので、なので、一個アピールしておいていいですか? 盛大にやっておきますよ? 準備できてまーーーすッ!
過去には順番待ちの列に並ぶなんてプロレスラーがお行儀のいいことを言うなと語っていた新日本プロレスのエースが東京ドーム大会のメインイベントに名乗りを挙げた。
ここについても棚橋弘至選手の優しさ、奥深さがある。
正直言って、棚橋弘至選手はコンディションだけで言えば相当キツイはずだ。
ビッグマッチ4連戦。かつ前日のメインイベントでKENTA選手とスペシャルシングルマッチ。さらには名古屋から東京までの移動もある。
何度も「疲れてないです」とアピールしていたのにはそうした背景があるのだ。
飯伏幸太のツイート
昨晩(早朝といった方がいいか)飯伏幸太選手が久しぶりのツイートを発信していた。が、すぐさまに消していた。
これについても色々な意見があると思う。
オープンSNSはあまりにも影響範囲が大きくなりすぎた...。と別の話題はさておき。
飯伏幸太選手自身は出場する気持ちがあると捉えられる内容だった。
鷹木信悟選手はメインイベントで「IWGP世界ヘビー級選手権試合」を戦う気満々だ。
アスリートプロレス寄りの激しすぎる試合になると思う。
それでも飯伏幸太選手ならやってくれる...そんな期待半分と「今回は休んでくれ...」の気持ちが反復横跳びしているような感じだ。
新日本プロレス、飯伏幸太選手はどんな選択をするのか。運命の東京ドームは16時から第0試合がスタートだ。
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