石森太二と金丸義信“ONE OF THE BEST”の世界
石森太二と金丸義信“ONE OF THE BEST”の世界が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」を席巻している。
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」も二日目が終了。
白を選んだYOH選手は開幕二連敗。黒に染まったSHO選手は新世代新日本プロレスジュニアの顔であるエル・デスペラード選手と高橋ヒロム選手から連勝。完璧なスタートダッシュに成功した。
そんな中、2人のレスラーがそれぞれの世界観で好勝負を連発。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」で台風の目になりつつある。
一人は“バレットクラブ”の石森太二選手。もう一人が“鈴木軍”金丸義信選手だ。
実はこの二人。大会開催前から話題を集めていたのをご存知だろうか。
2021年10月にKENTA選手が高橋ヒロム選手とのスペシャルシングルマッチに勝利したあと、以下のコメントを残していた。
ちょうど次、ジュニアの……『(BEST OF THE)SUPER Jr.』あんだろ? 最高に盛り上げてみろよ。(石森)太二と金丸義信いんだろ? “ONE OF THE BEST”が2人もいて、面白くならねぇわけねーだろ? (その2人を)うまく使えよ。
KENTA選手を含めて、元々プロレスリング・ノアで同時期に活躍していた3人。
当時、最強と言われたノアのジュニア。KENTA選手が知る石森太二選手と金丸義信選手の強さと凄さがある。
やってても伝わらなきゃ意味ない。そこまで言うならテメェーが盛り上げろ。
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) 2021年10月8日
俺は死ねだ消えろだ言われてもここまで来た。
ちなみにやってやると言われる筋合いはない。あと“さん”付けろ。
そして俺が言ったの種火じゃなくて火種。 https://t.co/5OvjpHdFj1
金丸義信の世界
“ONE OF THE BEST”同士の直接対決はなんと「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」に実現した。
メインイベントでもセミファイナルでもない一戦だが、この2人の名前が並ぶと何かが起こる気がしてならない。
ゴングがなる前に金丸義信選手が奇襲。石森太二選手のフィジカルを発揮させることなく、頭脳プレイでリングアウト勝ちを掴み取った。
金丸「オイ、見たか? 石森、なんだかいいコンディション作っててもよ、あんな体作っててもよ、結局は(酒瓶で頭を指して)ここ。オイ、お前には“ここ”がなかったな。体作って、コンディションはいいけど、頭がなかったよ。こんなもんだ」
次の試合では石森太二選手のタッグパートナーであるエル・ファンタズモ選手から大勝利。
疑惑の右脚“サドンデス”を警戒しつつ、秘密を暴くことよりも勝利を優先した試合運びだったように思う。
その後のバックステージで名言が飛び出していた。
金丸「オイ、使えるものは何でも使うからな。最初から勝ち負けなんてどうでもいいよ。勝とうなんて思わねえよ。優勝もしようとは思わねえよ。でもよ、そこを目指してる奴らの足元を掬ってやるから。オイ、これからもよく見とけよ。楽しませてやるからよ」
優勝は目指しません
我らがビッグボス・新庄剛志が優勝は目指さない。世界最高のチームを目指すと発言し、話題を呼んだが金丸義信選手も優勝しようとも勝とうとも思っていないと明かした。
ただ、そこを目指している奴らに一泡吹かせてやる。
ヒールマスターは試合も言葉もカッコよすぎではないだろうか。
今日は…
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2021年11月15日
タマタマ…
勝ったな。。。
石森太二の世界
前述した通り、初戦で金丸義信選手に敗れ去った石森太二選手。
アレルギー。トラウマ。様々な言葉が当てはまる。彼のプロレスキャリア最大の天敵また負けたためか、かなりネガティブなコメントを出していた。
石森「ああ……ああ……ああ……またかよ。ってかよ、レフェリー、明らかに見ただろ? なんでカウントストップしねえんだよ。
裏では酒ばかり飲んで、『あれ?』って思う相手にコロコロ負けてる金丸がよ、なんでさ、俺とやるとここぞとばかりに本領発揮するんだよ。なんだ、俺にはこれからずっとノアの時のジュニアの絶対王者・金丸でい続けるということか? いや、まだ1敗。一番負けただけ。まだここからだ」
金丸義信選手からの敗戦を引きずることなく、エル・デスペラード選手から勝利。“鈴木軍”2連敗を脱すると共に、前回のリベンジを果たした。
この試合、振り返ると石森太二選手は通常よりラフでダーティーなファイトスタイルを選択していた。
石森太二選手はエル・デスペラード選手を認めている。チャピオンは強いと。ただ、今回は流石に負けるわけには行かない。
インサイドワークも頭脳と駆け引きも全部すっ飛ばして、強さで勝負し打ち勝った。
そして、その後のマイクも完璧だった。
「デスペ! デスペ、チャンピオン、さま。ありがとうございました。十分、堪能させていただきました(場内拍手)。チャンピオンさまにシングルで二回やられてるんだけど、今日は三度目の正直(場内拍手)。この『SUPER Jr.』、いろんなヤツがいろんな思いを抱えてる。スッゲー、おもしれえじゃねえかよ(場内拍手)。ジュニアにしかり、そしてvsヘビー級について、俺もいろいろ考えてることがあるんだけど……。俺が勝者であれば、いろいろここでモノ言える権利、あるよな?(場内拍手)。オイ、俺を見ろ! 俺がジュニアの強さと凄さを見せつけてやる!(場内拍手)。It’s Reborn!(場内拍手)」
“ONE OF THE BEST”の二人が圧倒的な実力を魅せている「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」。今後も二人から目を離すことができない。
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