トオルとヒロシが「ワールドタッグリーグ」で大爆発の予感
トオルとヒロシが「ワールドタッグリーグ」で大爆発する予感がプーンと漂っている。
新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手と“敏腕プロデューサー”矢野通選手が「ワールドタッグリーグ2021」に正式エントリー。
10年前の髪切りマッチからすれば、こんな瞬間が来るとは思いもよらなかった。
考えてみると、ここ数年矢野通選手を取り巻く環境は大きく変化している。
- 真壁刀義選手と再びタッグを組んで「IWGPタッグ」に挑戦
- 矢野通YouTubeチャンネルのスタート
- KOPWの申し子として君臨
- 棚橋弘至選手と“トオルとヒロシ”結成
コラボやLINEスタンプの発売など他にも挙げればキリがない。
中でも今回の“トオルとヒロシ”結成はとにかくインパクトがデカい。
棚橋弘至選手と矢野通選手の間は色々な歴史が詰まっている。
ヤングライオン時代は野毛道場で汗を流し(時には遊び)、その後矢野通選手がプロレスラーとして上を目指すために完全な敵対関係へ。
自慢のロングヘアーをハサミで切った事件は今なお語り継がれる伝説のエピソードである。
棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手が握手をしたことで生まれた“CHAOS”と新日本本隊の共闘関係。
まさか「ワールドタッグリーグ」に2人がエントリーするまでに発展するとはその時は思いもやらなかった。
“トオルとヒロシ”は現在の新日本プロレスにはいないタイプのタッグチームである。その魅力を書いていく。
トオルとヒロシが真壁&本間に勝利で2勝目!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年11月17日
矢野「金髪の鬼ソリは校則違反だろオイ! 校則違反だろ、あんなもんはオイ!オマエら“シャバ僧”はな、トオルとヒロシが奏でる、『WORLD TAG LEAGUE』で奏でる行進曲を黙って聞いてればいいんだよ、バカ野郎!」
全文はhttps://t.co/2Ae1nBmBzO#njwtl pic.twitter.com/mzL2qstOSA
1+1を超えた関係
まずコスチューム。タッグマッチ用のコスチュームを選ぶレスラーはいるが(黒のKUSHIDA選手やグレート-O-カーン選手など)
2人のコスチュームは普段と同じだが、学ランを着用しての入場してきた。
この時点で掴みはオッケーというか、「やりやがった!」という感じ。
しかも2人ともよく似合うのだ。
矢野通選手が新日本プロレスで最も怖いのは先日のKOPWで証明された。
“敏腕プロデューサー”の裏の顔は“金色の夜叉”だ。
泣く子も黙るを地でいく男。そんな彼が長ランに袖を通し「シャバ僧が!」と叫ぶ。
とにかくインパクト大。その隣に立つのが“ヒロシ”こと棚橋弘至選手なのだが、こちらもノリノリである。
「普段の棚橋を見たいファンもいる」と理解しつつも「ワールドタッグリーグ2021」に新しい波を作るため、学ランに袖を通した。
初戦は長ラン。次は短ラン。学ラン一つとっても逸材の美学がある。
落ち着いた雰囲気で座り込むものだから、それはそれは“昔はヤンチャしてたらしい”感がヤバい。
入場だけでここまでの盛り上がりを生んでいるタッグチームは他にない。
現在2連勝とかっ飛ばしているだけに、ひょっとすると東京ドームに“トオルとヒロシ”が単車で入場してくる可能性まで急浮上している。
この勢いでファングッズに“学ラン”が登場することを願うばかりだ。
★NJPWFUNのPodcastはじまりました★
→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】