トオルとヒロシが「ワールドタッグリーグ」で大爆発の予感

トオルとヒロシが「ワールドタッグリーグ」で大爆発する予感がプーンと漂っている。

新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手と“敏腕プロデューサー”矢野通選手が「ワールドタッグリーグ2021」に正式エントリー。

10年前の髪切りマッチからすれば、こんな瞬間が来るとは思いもよらなかった。

考えてみると、ここ数年矢野通選手を取り巻く環境は大きく変化している。

  • 真壁刀義選手と再びタッグを組んで「IWGPタッグ」に挑戦
  • 矢野通YouTubeチャンネルのスタート
  • KOPWの申し子として君臨
  • 棚橋弘至選手と“トオルとヒロシ”結成

コラボやLINEスタンプの発売など他にも挙げればキリがない。

中でも今回の“トオルとヒロシ”結成はとにかくインパクトがデカい。

棚橋弘至選手と矢野通選手の間は色々な歴史が詰まっている。

ヤングライオン時代は野毛道場で汗を流し(時には遊び)、その後矢野通選手がプロレスラーとして上を目指すために完全な敵対関係へ。

自慢のロングヘアーをハサミで切った事件は今なお語り継がれる伝説のエピソードである。

棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手が握手をしたことで生まれた“CHAOS”と新日本本隊の共闘関係。

まさか「ワールドタッグリーグ」に2人がエントリーするまでに発展するとはその時は思いもやらなかった。

“トオルとヒロシ”は現在の新日本プロレスにはいないタイプのタッグチームである。その魅力を書いていく。

 

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1+1を超えた関係

まずコスチューム。タッグマッチ用のコスチュームを選ぶレスラーはいるが(黒のKUSHIDA選手やグレート-O-カーン選手など)

2人のコスチュームは普段と同じだが、学ランを着用しての入場してきた。

この時点で掴みはオッケーというか、「やりやがった!」という感じ。

しかも2人ともよく似合うのだ。

矢野通選手が新日本プロレスで最も怖いのは先日のKOPWで証明された。

“敏腕プロデューサー”の裏の顔は“金色の夜叉”だ。

泣く子も黙るを地でいく男。そんな彼が長ランに袖を通し「シャバ僧が!」と叫ぶ。

とにかくインパクト大。その隣に立つのが“ヒロシ”こと棚橋弘至選手なのだが、こちらもノリノリである。

「普段の棚橋を見たいファンもいる」と理解しつつも「ワールドタッグリーグ2021」に新しい波を作るため、学ランに袖を通した。

初戦は長ラン。次は短ラン。学ラン一つとっても逸材の美学がある。

落ち着いた雰囲気で座り込むものだから、それはそれは“昔はヤンチャしてたらしい”感がヤバい。

入場だけでここまでの盛り上がりを生んでいるタッグチームは他にない。

現在2連勝とかっ飛ばしているだけに、ひょっとすると東京ドームに“トオルとヒロシ”が単車で入場してくる可能性まで急浮上している。

この勢いでファングッズに“学ラン”が登場することを願うばかりだ。

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