鷹木信悟が2021年の新日本プロレスを締めた
鷹木信悟が2021年の新日本プロレスを締めた。
2021年、新日本プロレスを引っ張ったのは間違いなく“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”鷹木信悟選手だった。
“新日本プロレスのエース”から「惚れた」と呼ばれたランページ・ドラゴン。
「NEVER無差別級」および「NEVER無差別級6人タッグ」の二冠王を経て、「“3代目”IWGP世界ヘビー級王者」へ。
2021年6月7日のオカダ・カズチカ選手戦から半年間ベルトを守り抜き、東京ドームへの切符を手に入れた。
飯伏幸太選手やウィル・オスプレイ選手のトラブルが無ければ“3代目”は生まれなかったかもしれない。
事実、「IWGP世界ヘビー級王者」となった飯伏幸太選手は今年の中盤以降、欠場が続いているし、ウィル・オスプレイ選手は首の怪我で無期限欠場(意外と早い復帰だったが)の予定だった。
そんな中で、ベルトを選び、ベルトに選ばれた鷹木信悟選手。彼にもアクシデントはあった。
だが、それすらも乗り越え、新日本プロレスに鷹木信悟あり!と「我道驀進」を貫いた結果、気付けば「IWGP世界ヘビー級ベルト」の話題よりも鷹木信悟選手の強さ、素晴らしさが目に止まるようになった。
ユニット内での競争を打ち出していた内藤哲也選手から大きくリードし、東京スポーツのプロレス大賞MVPも受賞。
2021年は鷹木信悟選手なしでは語れなかった。
彼が新日本プロレスに来てくれて、本当によかったと思える1年だった。
〜1.4東京ドーム〜
— 鷹木 信悟(TAKAGI SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2021年12月24日
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今年はあなたの1年でした
そんなことを察してか、2021年最後の興行でオカダ・カズチカ選手はマイクを譲った。
「ちょっと待てよ。いまさら! 能書きはいらねえ。1.4東京ドーム! 本気のオカダで来い。強いオカダ・カズチカで来い! 俺はそれを、ただただ叩き潰してやる(場内拍手)。もう一つ、東京ドーム! カネの雨は降らんぞ。降るのは、オマエの大粒の涙だ!(場内拍手)。まったくもう、オスプレイのせいで、ヘンな空気になっちまったじゃねえか、コノヤロー!(場内拍手)。
まあでも、今年最後の締めは、俺しかいねえよな!(場内拍手)。今年はいろいろあった。世間も新日本プロレスも。そんな中! 最後までたくさんの応援、心から感謝します(場内拍手)。俺自身も、いろいろあったよ。6月にこのタイトル奪取して、いや、奪取したが、8月には俺自身がコロナウィルスに感染。まさかの復帰戦がタイトルマッチ。ほんと、いろいろあったが、なんとか! この一年、このベルトを守ることができたぞ(場内拍手)。
もう一つ、大事なことがあったな! 『東京スポーツ』2021、MVPもいただきました(場内拍手)。アレ? 拍手が少ねえな(場内大きな拍手)。どうも、どうも、盛大な拍手をどうも(場内拍手)。だが、そんな俺に対して、オスプレイもオカダも暫定王者扱いだよ。本当に頭に来るよな、アイツら。あの二人はまとめて潰さなきゃ気がすまねえんだよ!(場内拍手)。
1月4日は年をまたぐかもしれねえが、俺にとっては今年の集大成を見せてやる! 1.4、1.5を勝ち抜いて、偽物と4代目のベルトは置いといて、このベルトを! 抱えてやるぜ(場内拍手)。
ということで、ということで! 1.4、1.5に向けて、ランペイジ・ドラゴン! 暴れ龍のごとく、駆け上がっていくぞー!(場内拍手)」
出典:新日本プロレス
https://sp.njpw.jp/card_result/331352
オカダ・カズチカ選手が2021年の鷹木信悟選手を認めていなければ、絶対にマイクを譲るはずがない。
「今年はあなたの年でしたよ」
“逸材”が惚れ、“レインメーカー”が認めた登り龍。
2022年も彼の年になるのか。運命の東京ドームまで後10日だ。
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