G1クライマックス

“無冠の王者”オカダ・カズチカの狙いを徹底考察

“無冠の王者”オカダ・カズチカの狙いを徹底考察。 2021年秋。再び土砂降りの金の雨が日本武道館に降り注いだ。 一夜明けた2021年10月23日。「G1クライマックス31」を制したオカダ・カズチカは胸中に秘めた本当の目的を口にした。 「4代目IWGPヘビー級ベルト…

柴田勝頼が復帰宣言!「おかえりなさい」と「待ってたよ」

柴田勝頼が復帰宣言!「おかえりなさい」と「待ってたよ」。 新日本プロレスのリングに柴田勝頼が帰ってきた。こんなに嬉しいことはない。 Yes, my sweet, Yes my sweetest. 2021年10月21日。新日本プロレス“秋の最強戦士決定戦”「G1クライマックス31」の最…

棚橋弘至、150日後の姿は「悪魔」だった

棚橋弘至、150日後の姿は「悪魔」だった 2021年10月20日の朝。東京は急激な寒さに襲われていた。 太陽は差し込んでいても、昨日までとは風の質が違う。 身体を突き刺すような寒波の急な訪れ。寒さ以上に驚いたのは、つい先週までは半袖で過ごすことができる…

高橋裕二郎の「G1クライマックス31」について

高橋裕二郎の「G1クライマックス31」について書いてきたい。 2020年の「G1クライマックス30」よりも明らかにコンディションがよく、内容でも名勝負を連発していたそんなシリーズになったと思う。 プロレスは単に強さだけを争う競技ではない。 フィジカル、テ…

タイチは棚橋弘至との試合で“愛”を取り戻すか?

タイチは棚橋弘至との試合で“愛”を取り戻すか? 「G1クライマックス31」もあっという間に優勝決定戦を残すのみ。 Aブロックは飯伏幸太選手、鷹木信悟選手、ザック天才セイバーJr.選手、KENTA選手(#飯伏たまには実家に帰りなさい)。 Bブロックはオカダ・カ…

KENTA「軽々しく“神”って言葉を使った男」の意味

KENTA対飯伏幸太!光と影の頂上決戦が幕を開けようとしている。 2021年10月13日、新日本プロレスゼビオアリーナ仙台で「G1クライマックス31」を開催した。今回も好勝負連発の素晴らしい興行。やはり「G1」にハズレ無しだ。 今回の結果を受けて、Aブロックか…

EVILがタマ・トンガのメインイベントに乱入する?

EVILがタマ・トンガの公式戦に乱入する? いよいよ大詰めに迫った「G1クライマックス31」。 2021年10月13日の仙台大会が終了した時点で、優勝決定戦に駒を進められる選手が3人に絞られた。 オカダ・カズチカ選手、ジェフ・コブ選手は今のところ負けなしの全…

KENTAが「G1クライマックス31」で優勝決定戦へ進む?

KENTAが「G1クライマックス31」で優勝決定戦へ進む? 何だかその気運が高まってきた気がするので、書き残しておきたい。 “バレットクラブ”に加入後、ジワジワとファイトスタイルを変化させてきたKENTA選手。 彼が完全に覚醒したのはあの日だったと思う。 202…

石井智宏がヘビー級で戦う理由に感動した

2021年10月9日、高橋ヒロム選手とのスペシャルシングルマッチに勝利した石井智宏選手がバックステージでその胸中を語った。 内藤哲也選手の欠場がキッカケで生まれた“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”高橋ヒロム選手の対ヘビー級2連戦。 ジュニアのサ…

タイチ散る!オカダ・カズチカ「G1」全勝優勝へ爆進中

タイチ散る!“レインメーカー”オカダ・カズチカが「G1クライマックス31」全勝優勝へグッと近づく大勝利を掴み取った。 2021年10月8日の高知県民体育館大会が終わった時点で、リーグ戦突破の可能性がある選手は3人。“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手、ジ…

なぜ、KENTAは高橋ヒロムを丸め込みで倒したのか?

なぜ、KENTAは高橋ヒロムを丸め込みで倒したのか? “go 2 sleep”でも“GAME OVER”でもない。敢えてのスクールボーイで勝利。それは石井智宏選手を破った形と全く同じ流れだった。 戦前から高橋ヒロム選手は対ヘビー級路線を掲げた先輩であるKENTA選手へ何かを…

“バレットクラブ”が2度目の分裂か!?

“バレットクラブ”が2度目の分裂か!? 2021年10月4日。 「死んでも嫌だね!」とKENTA選手の土下座要求を拒否したグレート-O-カーン選手の事件から一夜明けた日。 メインイベントではオカダ・カズチカ選手とSANADA選手の“ライバル対決”、後藤洋央紀選手とYOSH…

なぜ、YOSHI-HASHIは後藤洋央紀との握手を拒んだのか

なぜ、YOSHI-HASHIは後藤洋央紀との握手を拒んだのか。 人は誰かを超えたいと強く思った時に一皮剥けるものだ。 「物事が変わるのは一瞬」 そんな言葉を何年も言い続けるも全く変わらなかったYOSHI-HASHI選手だが、今は長いトンネルを抜けたかのよう。 現在…

KENTAが語ったプロレスリング・ノア時代の覚悟に感動

KENTAが語ったプロレスリング・ノア時代の覚悟に感動した。 2021年10月3日。新日本プロレスが「G1クライマックス31」愛知県体育館大会を開催した。 いよいよシリーズも折り返し。優勝争いに向けて、一つの負けが大きな影響を持ちはじめる大切な局面になって…

KENTA対グレオカのTwitter前哨戦まとめ

KENTA対グレオカのTwitter前哨戦まとめ。 今週末から今朝にかけて、新日本プロレス史上最大級のSNS前哨戦が繰り広げられていた。 KENTA選手とグレート-O-カーン選手は共にSNSを新日本プロレスの中でも特にSNSを上手く使いこなす達人である。 この2人の対戦が…

高橋ヒロムが抱くジュニアとヘビーの違い問題

高橋ヒロムが抱くジュニアとヘビーの違い問題に対する僕の考えを書いていきたい。 以前、DOUKI選手との復帰戦を戦った高橋ヒロム選手はバックステージでこう語っていた。 「ジュニアとヘビー、違いが分かんねぇな。よくか悪くか、 違いが分かんねぇな」と。 …

YOSHI-HASHIがタイチを撃破!ピープルズチャンプの理想形へ

2021年10月1日、新日本プロレスが「G1クライマックス31」静岡・浜松アリーナ大会を開催した。 棚橋弘至選手によるメインイベントの大勝利(エアギターをやり忘れる)、後藤洋央紀選手まさかの4連敗(このタイミングでオカダ・カズチカ選手は相手が悪いが...…

グレート-O-カーンVSザック・セイバーJr.!新しい名勝負数え歌のはじまり

グレート-O-カーンVSザック・セイバーJr.!新しい名勝負数え歌のはじまりだ。 「やべぇ...」 「この勝負は凄い!」 「何かとんでもないものを見てしまった」 プロレスを観戦していると時折り、そん試合を目にする機会がある。 Thank you for giving me this …

今の新日本プロレスの実況・解説について

今の新日本プロレスの実況・解説について書きたい。 2021年9月29日。新日本プロレス“秋の最強戦士決定戦”「G1クライマックス31」Bブロック公式戦が聖地テンション後楽園ホールで開催された。 この日のメインイベントは今シリーズで完全復活を果たした“レイン…

グレート-O-カーンの「今を生きる考え方」に感動したのでガッツリ書いた。

グレート-O-カーンの「今を生きる考え方」に感動したのでガッツリ書いた。 現在、新日本プロレス“秋の最強戦士決定戦”「G1クライマックス31」では勝ち点8で単独トップ。 「G1クライマックス」初出場・初優勝のチャンスが一度しかない。 支配者が秋を制して、…

ザック・セイバーJr.“ガイジン”2人目の「G1」制覇に向けて最高の三連勝

ザック・セイバーJr.“ガイジン”2人目の「G1」制覇に向けて最高の三連勝を飾った。 「G1クライマックス」には魔物が潜んでいる。 その魔物と仲良くできたレスラーが“夏男(秋男)”と呼ばれるのだ。 甲子園のような話だが、一発勝負のリーグ戦だけに一つの勝ち…

今を生きる棚橋弘至がメチャクチャカッコいい

今を生きる棚橋弘至がメチャクチャカッコいい。 オカダ・カズチカ選手と最高のメインイベントを戦った次は第一試合。 オープニングマッチで棚橋弘至選手と激突したのは“CHAOS”の後藤洋央紀選手だ。 この日は新日本プロレスワールドだけでなく、ABEMAでも配信…

ジェイ・ホワイトとタマ・トンガに亀裂が発生!?

ジェイ・ホワイトとタマ・トンガに亀裂が発生!? 数年ぶりに“バレットクラブ”内で銃弾の嵐が巻き起こるのか。と、その前に昨日の大会について振り返っていこう。 2021年9月24日、新日本プロレスが大田区総合体育館で「G1クライマックス31」を開催した。 メ…

KENTAと高橋裕二郎!「ケンさん、マジリスペクト」の理由

KENTAと高橋裕二郎!「ケンさん、マジリスペクト」の理由について考えてみたい。 2021年9月23日、新日本プロレスの「G1クライマックス31」大田区総合体育館 大会で“バレットクラブ”の高橋裕二郎選手とKENTA選手が激闘した。 “バレットクラブ”の同門対決と言…

内藤哲也が「G1クライマックス31」を全戦欠場について思ったこと

内藤哲也が「G1クライマックス31」を全戦欠場について思ったこと。 2021年9月21日、新日本プロレスが“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”内藤哲也選手の「G1クライマックス31」の公式戦全戦欠場を発表した。 僕がこの発表を知ったのは、グレート-O-カー…

タイチが「G1」を制せば、新日本プロレスが変わる

タイチが「G1」を制せば、新日本プロレスが変わる。 “レインメーカー”オカダ・カズチカの帰還は新日本プロレスの歴史にまた新しい1ページを刻むエピソードだった。 激闘から2夜。鳴り止まないスタンディングオベーション(エア)が作った空気感は、一つの結…

“レインメーカー”とは何か?

“レインメーカー”とは何か?(個人の感想文です)。 2012年。V11を達成した棚橋弘至選手の前に現れた元ヤングライオン。 金髪の男は自らを“レインメーカー”と名乗り、新日本プロレスに金の雨を降らせると豪語した。 「これからは逸材に変わって、このレイン…

新日本プロレスの「乱入・介入」へ僕が思うこと

棚橋弘至が新日本プロレスの「乱入・介入」へ提言。納得しかかなかった。 いよいよ本日、2021年9月18日から新日本プロレス“秋の最強戦士”決定戦『G1クライマックス31』がスタートする。 それに先駆けて配信された『棚橋弘至のPODCAST OFF!!』と『G1 CLIMAX 3…

「内藤チャン...やっぱお前だよ」高橋裕二郎VS内藤哲也の『G1』に心が踊る秋

「内藤チャン...やっぱお前だよ」高橋裕二郎VS内藤哲也の『G1』に心が踊る秋。 2021年9月16日、新日本プロレスが「G1クライマックス」出場者のインタビュー動画を配信した。 エントリーしている選手全20選手が意気込みや気になる対戦相手を語るという企画だ…

飯伏幸太「G1クライマックス」3連覇への道がはじまった

飯伏幸太「G1クライマックス」3連覇への道がはじまった。 正直、今はゆっくり休んで欲しい。飯伏幸太選手にはそんな言葉しか思いつかない。 2021年が始まって以降、飯伏幸太選手を取り巻く環境は劇的に変化した。 まずは、短期スケジュールでの度重なるタイ…