内藤哲也

なぜ、内藤哲也はジャックナイフ式エビ固めを選んだのか?

今の高橋裕二郎と内藤哲也を見ることができた一戦だった。 僕が新日本プロレスにハマったのは2017年。内藤哲也選手が「IWGPインターコンチネンタル王者」として棚橋弘至選手を東京ドームで破た年。“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”ブームが日本全国で…

金の雨が夢のように降る。因縁の向こう側にいた二人。

金の雨が夢のように降った試合だった。 本当は昨日執筆して、公開する予定だったのだが、「ニュージャパンカップ2022」の対戦カード発表でずれ込んでしまった。 それほどまでに「ノーリミット」の二人が激突するのは、青天の霹靂というかとにかく僕にとって…

内藤哲也と高橋裕二郎と日本武道館。

「あなたは人生で本当に驚いた時、どんなリアクションをしますか?」 あまりの衝撃のあまり、言葉を失う。 それまでに考えていたことが全て吹っ飛ぶ。 目の前の出来事に目と心を奪われる...。 2022年2月21日。時刻は19時の少し手前。 大切な打ち合わせを終え…

プロレスにおける前哨戦の意味

前哨戦。 プロレスを見始めた頃、前哨戦についてどんな意味があるのかぼんやりとしか理解できなかった。 来たるべきタイトルマッチに向けて、各地で何度も肌を合わせる。 タッグマッチで何度も何度も毎日のようにぶつかり、相手にダメージを与えていく。 ク…

新日本プロレスに求めているものが見えて来た。

新日本プロレスに求めているものが見えて来た。 最近、直接的、間接的にプロレスを考える機会があった。 今の新日本プロレスとは何か。プロレスとはどんなジャンルなのか。 改めてそんな大テーマについて今日は考えていきたい。 まずは、「新日本プロレスワ…

オカダ・カズチカと内藤哲也の関係性について

2022年1月5日、鷹木信悟、ウィル・オスプレイとの激闘を終えたオカダ・カズチカの前に現れたのは“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”内藤哲也だった。 ヤングライオン時代から共に汗を流した“先輩”の登場に思わずニヤッと笑顔が溢れた“レインメーカー”。…

内藤哲也、2020年のスターダストプレスから先へ

内藤哲也、2020年のスターダストプレスから先へ。 高橋ヒロム選手が獣神サンダー・ライガーさんを介錯し、新時代の“ジュニアのカリスマ”となっても、オカダ・カズチカ選手の“ライバル”としてSANADA選手が台頭しても、最初のパレハとしてお披露目された“キン…

内藤哲也の正論爆発!ノアとの「対抗戦」へ提言

内藤哲也の正論爆発!プロレスリング・ノアとの「対抗戦」へ提言が発動した。 2021年11月23日、新日本プロレスは「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OFTHE SUPER Jr.28」神奈川・カルッツかわさき大会を開催。 メインイベントは“ロス・インゴベルナブレス・デ…

高橋裕二郎の「G1クライマックス31」について

高橋裕二郎の「G1クライマックス31」について書いてきたい。 2020年の「G1クライマックス30」よりも明らかにコンディションがよく、内容でも名勝負を連発していたそんなシリーズになったと思う。 プロレスは単に強さだけを争う競技ではない。 フィジカル、テ…

内藤哲也が「G1クライマックス31」を全戦欠場について思ったこと

内藤哲也が「G1クライマックス31」を全戦欠場について思ったこと。 2021年9月21日、新日本プロレスが“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”内藤哲也選手の「G1クライマックス31」の公式戦全戦欠場を発表した。 僕がこの発表を知ったのは、グレート-O-カー…

「内藤チャン...やっぱお前だよ」高橋裕二郎VS内藤哲也の『G1』に心が踊る秋

「内藤チャン...やっぱお前だよ」高橋裕二郎VS内藤哲也の『G1』に心が踊る秋。 2021年9月16日、新日本プロレスが「G1クライマックス」出場者のインタビュー動画を配信した。 エントリーしている選手全20選手が意気込みや気になる対戦相手を語るという企画だ…

辻陽太の「別れの曲」、そして内藤哲也とタイチ

辻陽太と「別れの曲」、そして内藤哲也について書いていきます。 本当であれば、こちらが先に公開される予定だったのですが“俺たち”の高橋裕二郎選手に大きな動きがあったのでしょうがないですね。 さて、辻陽太選手がヤングライオンを卒業しました。 当日の…

SANADA&内藤哲也のタッグが長期政権を築くと思った理由

SANADA&内藤哲也のタッグの完成度が高すぎた。 2021年7月11日、映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE in SAPPOROのメインイベントで新日本プロレスと全日本プロレスの天才が組んだ新タッグチームが“デンジャラステッカーズ”を打ち破った。 SANADA…

内藤哲也がSANADAとのタッグチーム結成を本格化へ

内藤哲也がSANADAとのタッグチーム結成を本格化へ。逆転の内藤哲也はタッグからスタートするようだ。 昨日のタイトルマッチはいい試合だったと思う。まさに激闘。好勝負。ただ、“CHAOS”政権がスタートしてから、今までのタイトルマッチの中で一番想い出に残…

内藤哲也と石井智宏の抗争は「NEVER6」へと続くか?

内藤哲也と石井智宏の抗争は「NEVER6」へと続くか? 2021年5月22日からスタートした「Road to WRESTLE GRAND SLAM」。 ウィル・オスプレイ選手の「IWGP世界ヘビー級王座」返上。飯伏幸太選手VSジェフ・コブ選手。辻陽太選手の4番勝負。“CHAOS”に混じる田口隆…

星屑から制御不能へ!週刊プロレスの内藤哲也特集を読んだ

星屑から制御不能へ!週刊プロレスの内藤哲也特集を読んだ。 世の中が鬱々としている中でとびっきりハッピーなニュースだった。 「週刊プロレス」内藤哲也選手の新日本プロレスデビュー15周年を記念した特集を組んだ。それも15ページのブチ抜きである。 デビ…

逆転の内藤哲也を“バリバリバリ”期待している

逆転の内藤哲也を“バリバリバリ”期待している。 2021年4月26日、新日本プロレスは今年3度目となる広島大会を開催した。 メインイベントを飾るのは広島カープが大好きという理由だけで広島を自身のホームだと宣言する内藤哲也選手とグレート-O-カーン選手の一…

グレート-O-カーンが踏んでしまった「学歴マウント」の地雷

グレート-O-カーンが踏んでしまった「学歴マウント」の地雷について書きたい。 現在、“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の内藤哲也選手と抗争を繰り広げている“ユナイテッドエンパイア”グレート-O-カーン選手。 先に書いておく。今回、僕にしてはあん…

アーロン・ヘナーレ2年前の地獄は内藤哲也との日曜日か?

アーロン・ヘナーレ2年前の地獄は内藤哲也との日曜日か? “ユナイテッドエンパイア”第4の男は本名であるアーロン・ヘナーレへとリングネームを変えたトーア・ヘナーレ選手だった。 両国国技館大会の第3試合。枡席から試合を見ていた僕の目に飛び込んで来たの…

なぜ、内藤哲也はエスペランサを辻陽太に使ったのか?

なぜ、内藤哲也はエスペランサを辻陽太に使ったのか? 2021年3月30日の新日本プロレス後楽園ホール大会の第一試合で内藤哲也選手が“ヤングライオン”辻陽太選手に“エスペランサ”を繰り出した。 なぜ、敢えてエスペランサだったのか。今日はこの点について考え…

辻陽太が内藤哲也との“点”を作った日

辻陽太が内藤哲也との“点”を作った日について書きたい。 辻陽太選手が内藤哲也選手と戦う(戦いたい)理由は、メキシコ遠征へ旅立つための卒業試験であり、凱旋帰国がの“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”加入に対する事前アピールだと思っていた。 「…

なぜ、内藤哲也はIWGPインターコンチネンタルを選んだのか?

なぜ、内藤哲也はIWGPインターコンチネンタルを選んだのか? いよいよ内藤哲也選手が動いた。箱根駅伝の2区を走る外国籍留学生くらい早いよという意見もあるとは思うが、僕としては完全に待ってましたという状況となった。 SANADA選手との激戦を制した後(SA…

辻陽太の5万5000いいねプロジェクトについて

辻陽太の5万5000いいねプロジェクトについて書いていきたい。 “ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”内藤哲也選手とのシングルマッチを熱望している辻陽太選手が奥の手に出た。 内藤哲也選手と辻陽太選手が戦うことに対して、新日本プロレスワールド会員の…

内藤哲也が鷹木信悟とタッグ戦線で暴れまわる説

内藤哲也が鷹木信悟とタッグ戦線で暴れまわる説を書いていきたいと思う。 元二冠王と元NEVER無差別級王者が「IWGPタッグ」戦線に参入。もしも、僕の妄想が現実になれば、タッグの図式は大きく塗り替わることなるに違いない。 今回のシリーズをノーテーマで過…

辻陽太が最大のチャンスで動けなかった理由

辻陽太が最大のチャンスで動けなかった理由について書きたい。 「行け!蹴っ飛ばせ!強襲しろ!!!」 2021年1月25日の新日本プロレスの後楽園ホール大会。言葉を選ばすに言えば辻陽太選手が最大のチャンスを棒に振った。 あんまりレスラーの行動に対して、…

内藤哲也にグレート-O-カーンと辻陽太が宣戦布告できた理由

内藤哲也にグレート-O-カーンと辻陽太が宣戦布告できた理由を考えてみる。 これまで、新日本プロレスのシリーズ中に内藤哲也選手が誰か居ないの?と各選手を煽ったとしても誰も食いつかない。従来はこの流れが定番だった。 僕が推測するに、内藤哲也選手と絡…

内藤哲也が「二冠」から開放され、大切なものを手に入れた日

内藤哲也が「二冠」から開放され、大切なものを手に入れた日。2021年のイッテンヨン東京ドーム大会は内藤哲也選手にとって大きな意味を持つ日になったと僕は思っている。 2015年に「何かを手に入れるため」メキシコへと渡った内藤哲也選手は“制御不能”という…

内藤哲也と飯伏幸太のイッテンヨンについて

内藤哲也と飯伏幸太のイッテンヨンについて。 2020年11月8日。「POWER STRUGGLE」大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 大会の一夜明け会見が行われた。 登場したのは飯伏幸太選手から東京ドームでの挑戦権利証を奪取した“バレットクラブ”ジェ…

二冠戦問題の答えと飯伏幸太だけができる仕事

二冠戦問題の答えと飯伏幸太だけができる仕事について書いていきたい。 内藤哲也選手VS “キング・オブ・ダークネス”EVIL選手による3度目の「IWGPヘビー級&インターコンチネンタル」ダブル選手権試合を新日本プロレスが発表した。 ただし、新日本プロレスの…

プロレスにおける“ダークヒーロー”という立ち位置について

プロレスにおける“ダークヒーロー”という立ち位置について書いてみたい。 ベビーフェイスとヒールという役割が主だったプロレスというジャンルな新しい役割が生まれてきた。 以前、僕はなぜ、ベビーフェイスとヒールの役割が曖昧になったのか?というコラム…