2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新日本プロレス Togetherプロジェクトへの期待を3つ挙げてみる

新日本プロレス Togetherプロジェクトへの期待を3つ挙げてみる。 2020年2月28日、新日本プロレスはファンから受け取った激励や期待に応えるべく「新日本プロレスTogetherプロジェクト」の始動を発表した。 そのコンセプトは所属レスラーやスタッフが今できる…

棚橋弘至が新日本プロレスのど真ん中に帰還した分岐点

棚橋弘至が新日本プロレスのど真ん中に帰還した分岐点。それが2018年1月27日(土) の北海道にある気がする。 今から約2年前、新日本プロレスで1人V字回復を成し遂げるべく「もがき、苦しみ、這いまわった」男がいる。 ご存知新日本プロレスのエースこと“100年…

グレート・ムタ。推しという概念がない世界で生まれたトップヒール

グレート・ムタ。推しという概念がない世界で生まれたトップヒールの話を書きたい。 新日本プロレスが正式に興行中止を発表して、一夜が明けた。 今回の自粛は新日本プロレスがファンのために取った行動だ。それだけに、エンタメを観る側ならば従うしか無い…

棚橋弘至の「プロレス貯金」と矢野通の「ヤノトーク」と木谷オーナーと

棚橋弘至の「プロレス貯金」と矢野通の「ヤノトーク」、そして木谷オーナーについて書きたい。 “野人”中西学さんが新日本プロレスのリングを去る1日前、自身3度目となる『IWGPタッグ王者』へと輝いた棚橋弘至選手はこう言い放った。 「僕の願いは一つなんで…

僕は“新日本プロレスのヤングライオン”辻陽太の本気が見たいんだ

僕は“新日本プロレスのヤングライオン”辻陽太の本気が見たいんだ。 「ニュージャパンカップ2020」のトーナメント表をじっくり見で絶句した。新日本プロレスの未来を担うヤングライオンの一人辻陽太選手の名前がない。 「嘘だろ!?」と思ってもう一度見直し…

新日本プロレスのタッグ戦線に春がやってきた

新日本プロレスのタッグ戦線に春がやってきた。棚橋弘至選手と飯伏幸太選手の“ゴールデン☆エース”による『IWGPタッグ』ベルト戴冠は、新日本プロレスを大きく盛り上げる打ち手になると感じている。 棚橋弘至選手と飯伏幸太選手をリングに沈めた後、タイチ選…

内藤哲也が高橋ヒロムに賭けて欲しかったもの

内藤哲也が高橋ヒロムに懸けて欲しかったものについて考えてみる。 KENTA選手との「IWGPヘビー級」、「IWGPインターコンチネンタル」ダブル選手権試合で勝利を飾った内藤哲也選手は、前哨戦の段階から“あの男”と戦いたいと言い続けてきた。 多くのファンが帰…

鷹木信悟が楽しめる相手を予想してみた

鷹木信悟が楽しめる相手を予想してみた。 2020年2月、タイガー服部さん、中西学さんの引退に注目が集まった新日本プロレス。笑いあり、涙あり、サプライズあり。色々な人の心に残る引退ロードの裏で、『NEVER』の二冠王・鷹木信悟選手が荒ぶっている。 テー…

中西学の引退とプロレスラーたちの『Polaris』

中西学引退試合。この漢字7文字に込められた意味を考えるだけで、複雑な気持ちにさせられた。 お天道様もそんな気分なのか、雨なのか曇りなのかはたまた晴れなのか複雑な天気で当日の朝を迎えていたように思う。 僕は飯塚高史さんや獣神サンダー・ライガー選…

第3世代とジェイ・ホワイトの“再戦”が素晴らしすぎた話

第3世代とジェイ・ホワイトの“再戦”が素晴らしすぎた話を書きたい。 2020年2月22日、本日新日本プロレスの後楽園ホール大会で“野人”中西学選手が現役を引退する。 今日は、人生茶色ではなく、人生をバラ色にするためにプロレスラーを志し、リングで夢を見せ…

アントニオ猪木がYouTuberデビュー!

2020年2月20日、新日本プロレスの創設者であるアントニオ猪木さんがYouTubeチャンネルを開設。YouTuberデビューを発表した。 本日2月21日でアントニオ猪木さんは77歳。喜寿を迎えてなお圧倒的な存在感を放っているアントニオ猪木さんの動画を見てみると、い…

上村優也が鈴木みのるを強襲した理由とは何か?

なぜ、上村優也は鈴木みのるを強襲したのか?その意味をじっくりと考えてみたい。 中西学選手の引退試合に向けたカウントダウンが開始された新日本プロレスの後楽園大会。 その第2試合で事件は起こった。“ブリティッシュ・ヘビー級王者”ウィル・オスプレイ選…

ロッキー・ロメロが“ロッポンギ3K”の2人に敗れた意味

ロッキー・ロメロが“ロッポンギ3K”の2人に敗れた夜。 新日本プロレスジュニアの未来を担う2人にとって、過去最大の壁だったのかもしれない。 この一戦は“ロッポンギ3K”YOH選手、SHO選手にとって非常に重要な試合だった。 2017年10月の凱旋帰国以降、“ロッポ…

レフェリーが主役になった日。74歳の「レスリング・イズ・マイライフ」

「レスリング・イズ・マイライフ」 レフェリーが主役になった日と74歳の「レスリング・イズ・マイライフ」について書きたい。 引退セレモニーの終盤。オカダ・カズチカ選手をフォールし、自ら3カウントを叩いた。 2020年2月20日、新日本プロレスをレフェリー…

スターダムの無観客試合と新日本プロレスの引退試合について

スターダムの無観客試合と新日本プロレスの引退試合について筆を取ってみる。 プロレス全体が元気になっているこの時期に、由々しき自体ではあるが、試行錯誤を繰り返しつつ、何か新しい興業スタイル、収益につながる施策があれば、と心から思う。 新型コロ…

プロレスラーの謝罪について思ったことを書く

プロレスラーの謝罪について思ったことを書きたい。 つい先程、Twitterで全日本プロレスに所属しているプロレスラーがファンの方へ謝罪しているツイートを発見した。 「不快な思いをさせてしまい 申し訳ございません」 何とも誠実な態度を見せたレスラーの名…

中西学のベストバウト!棚橋弘至とのタイトルマッチを見てみた

中西学のベストバウト!棚橋弘至とのタイトルマッチを見てみた。 時間が流れるのはあっという間だ。今週末の土曜日には中西学選手の引退興行が後楽園ホールね行われる。 思い起こされるのはちょうど一年前。2019年の飯塚高史さん引退試合である。 天山広吉選…

海外進出、新役員、買収、社名変更。今、日本のプロレス界は大きく動いている

海外進出、新役員、買収、社名変更。今、日本のプロレス界は大きく動いている。 大きくはいい意味でだが、時折ビックリするニュースも流れてくる。 少し前の話しにはなってしまうが、プロレス団体「FREEDOMS」のリングに酒気を帯びた観客が乱入したというツ…

上村優也と石森太二のシングルマッチを見返して思ったこと

上村優也と石森太二のシングルマッチを見返して思ったことを書きたい。 2020年2月4日、10日ほど前に開催した新日本プロレス後楽園ホール大会の第二試合に思わず「なるほど」と広角の上がってしまうような対戦カードがあった。 “ヤングライオン”上村優也選手…

ウィル・オスプレイがヘビー級転向を宣言!

ウィル・オスプレイがヘビー級転向を宣言した。 オカダ・カズチカ選手に導かれ、新日本プロレスのジュニア戦線を牽引したウィル・オスプレイ選手が母国・イギリスでザック・セイバーJr.選手を破り、ブリティッシュヘビー級ベルトを初戴冠。その後のツイート…

小島聡の言葉にプロレスファンの在り方が詰まっていた

小島聡の言葉にプロレスファンの在り方が詰まっていた。素直にそう思える紳士的なメッセージに、“現代的なプロレスファンとして大切にすべきもの”について小一時間ほど考えた結果をまとめておきたい。 ことの発端は新日本プロレスの“豪腕”小島聡選手のツイー…

新日本プロレスの後楽園ホール大会に期待していること

新日本プロレスの後楽園ホール大会に期待していることを書きたい。 2020年2月下旬、新日本プロレスの後楽園ホールは豪華絢爛なカードが目白押しだ。 中西学選手の門出を祝うかのように、「NEVER無差別級選手権試合」鷹木信悟選手VS石井智宏選手や「IWGPジュ…

田口隆祐がYOH&SHOと言い直した理由は一つしかない

田口隆祐がYOH&SHOと言い直した理由は一つしかない。 金丸義信選手とエル・デスペラード選手の挑戦を退け、「第61代IWGPジュニアタッグ王者」として初防衛を成し遂げた“ロッポンギ3K”のSHO選手とYOH選手の前に現れたのは、タグチジャパン監督こと“ファンキー…

ランス・アーチャーの新しい選択を応援したい

ランス・アーチャーの新しい選択を応援したいと思う。 僕が新日本プロレスを見始めた2017年以降、最も強いタッグチームは?と聞かれた場合、こう答えるケースが多かった。 ランス・アーチャー選手とデイビーボーイ・スミスJr.選手の“KES(カラーエリートスク…

高橋ヒロムが菅林会長にお願いしたということは?

高橋ヒロムが内藤哲也と一騎討ちするということについて書きたい。 ドラゴン・リー選手との防衛戦を制し、「IWGPジュニアヘビー級王者」としてV1を達成した高橋ヒロム選手。 獣神サンダー・ライガーさんから新日本プロレスジュニアを介錯した男が、早速仕掛…

KENTAに詰め寄った男性へ思うこと

KENTAに詰め寄った男性へ思うことを書きたい。 2020年2月9日、大阪城ホールで新日本プロレス史上初となる「IWGPヘビー」と「IWGPインターコンチネンタル」のダブル防衛戦が行われた。 チャンピオンは史上初の偉業を成し遂げた「ロス・インゴブレナブレス・デ…

ジョン・モクスリーをザック・セイバーJr.が強襲!過去の歴史が明らかに!?

ジョン・モクスリーをザック・セイバーJr.が強襲!過去の歴史が明らかに!? 新日本プロレスを見ていると、セミファイナルがメインイベントを食ってしまうという瞬間が度々起こる。 予想の斜め上の展開を目の当たりにすると、どんな反応をしていいのか分から…

内藤哲也がKENTAを撃退!次の相手は高橋ヒロムに!

内藤哲也が“二冠王”としてKENTAを撃退!次の相手は高橋ヒロムに決定! 「G1クライマックス」が終わると、柴田勝頼選手を裏切り「バレットクラブ」へ加入。 その後は石井智宏選手、YOSHI-HASHI選手、後藤洋央紀選手とTwitterとリングを主戦場にその名を知らし…

SANADAとジェイ・ホワイトが大阪でスペシャルシングルマッチを戦う意味

SANADAとジェイ・ホワイトが大阪でスペシャルシングルマッチを戦う意味について書きたい。 2020年1月6日、内藤哲也選手とKENTA選手のストーリーがイッテンゴ「レッスルキングダム」の翌日にもう一つの因縁が生まれた。 獣神サンダー・ライガー選手の引退セレ…

なぜ、鷹木信悟は石井智宏の挑戦を受け入れたのか?

なぜ、鷹木信悟は石井智宏の挑戦を受け入れたのか?その理由を考えていたら、結果的にタイチ 選手とEVIL選手に話が飛躍してしまった。 新日本プロレスが2月7日に開催した後楽園ホール大会で現王者・鷹木信悟選手が「NEVER無差別級」の挑戦者を石井智宏選手に…