WRESTLE KINGDOM

KENTAと棚橋弘至は東京ドームで何を見せたのか。

KENTAと棚橋弘至は東京ドームで何を見せたのか。 鷹木信悟、ウィル・オスプレイ、KENTA。 個性派揃いの「ビッグマッチの敗者たち」は全員どこかスッキリとした顔で勝者を讃えた。 勝者とは何か。敗者とは何か。何よりもプロレスとは何か。 「WRESTLE KINGDOM…

オカダ・カズチカの東京ドーム。覚悟と本音の2日間

新日本プロレスの50周年を背負う“IWGP世界ヘビー級王者”オカダ・カズチカ。 いよいよ新日本プロレスのど真ん中に返り咲いた男は、2022年1月4日に覚悟を見せ、1月5日に本音を語った。 「新日本プロレスの50周年を背負えるのは自分しかいない」 2日続けての激…

柴田勝頼と成田蓮のプロレスを泣きながら見た

プロレスとは泣きながら見るものだ。 いつからかそんな気持ちを忘れて、ふふーんと見ている自分がいた。 そんな僕に対して、柴田勝頼選手は「バカやろーー!!!と一喝し、俺たちは本気だ!お前も本気でプロレスを見ろ!と言われている気分になった。 柴田勝…

エル・デスペラードと高橋ヒロムの東京ドーム

エル・デスペラードと高橋ヒロムの東京ドームについて書きたい。 “黒い太陽”となったならず者ルチャドールは、“新日本プロレスジュニアのカリスマ”にどこまで追いついたのか。 下半期、全く決着がつかなかった2人。はじめてチャンピオンとチャレンジャーが逆…

オカダ・カズチカが語る鷹木信悟に足りないもの

いよいよ明日2022年1月4日に迫った新日本プロレスの東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」。 煽りVTRやポッドキャスト。そして、インタビューなど様々な角度から大会を盛り上げるコンテンツが発信され続けている。 今回、1番の目玉は?と聞か…

新日本プロレス、2022年の注目選手について

新日本プロレス、2022年の注目選手について書いていく。 「明けまして、おめでとうございます。2022年もよろしくお願い申し上げます」 大晦日は21時から1時間ほどNJPWFUN初となる「Twitterスペース」配信にお越しいただきありがとうございました。 Podcastが…

オカダ・カズチカと新日本プロレス50周年

オカダ・カズチカと新日本プロレス50周年について書きたい。 2022年1月4日、新日本プロレスが東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM 16」のメインイベントは「IWGP世界ヘビー級王者」と「G1クライマックス王者」による“世界初”の一騎打ちになる。 “二冠時代…

エル・デスペラードが教えてくれた人が変わるために必要なこと

人間を強く、大きく成長させるのは「自分に対する本当の意味での悔しさ」である。 そのことを改めて明言したのが新日本プロレスのエル・デスペラード選手だ。 2021年12月27日。新日本プロレスは「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」記者会見を開催。 エント…

内藤哲也、2020年のスターダストプレスから先へ

内藤哲也、2020年のスターダストプレスから先へ。 高橋ヒロム選手が獣神サンダー・ライガーさんを介錯し、新時代の“ジュニアのカリスマ”となっても、オカダ・カズチカ選手の“ライバル”としてSANADA選手が台頭しても、最初のパレハとしてお披露目された“キン…

田口隆祐がマスター・ワトを外した理由

田口隆祐がマスター・ワトを外した理由について考えてみる。 「ちょ、待てよ!」 新日本プロレスの田口隆祐選手がスーパーハイテンションでノリノリになっている。 新日本プロレスの年内ラストシリーズ「Road to TOKYO DOME」が2021年12月21日にスタートした…

なぜ、スターダムの試合が東京ドームの第2試合に組まれたのか?

なぜ、スターダム提供試合が東京ドームの第2試合に組まれたのか? 2022年1月5日の「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」対戦カード発表で大きな波紋が生まれた。 第一試合が「IWGP ジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ」。 続く第二試合に「STARDOM SPECIAL …

EVIL対潮崎豪!闇の王が新日本プロレスを背負う日

EVIL対潮崎豪!闇の王が新日本プロレスを背負う日について書きたい。 2022年1月8日に開催される「WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ」の対戦カードが発表された。 プロレスというジャンルは一定以上楽しもうとすると、知識量がモノを言う。 今回の対抗戦に…

柴田勝頼の復帰戦を務めるXは誰だ?

柴田勝頼の復帰戦を務めるXは誰だ? 「2021年12月15日、柴田勝頼選手から大切な発表があります」 これまで、柴田勝頼選手が姿を現す時は全てサプライズだった。 いきなり会場に流れるTakeover。 生存報告や棚橋弘至選手のセコンド。KENTA選手の紹介、KENTA選…

ジェイ・ホワイトが見せた人間味と先輩からの激励

ジェイ・ホワイトが見せた人間味と先輩からの激励ついて書きたい。 イッテンゴ、東京ドームで「IWGPヘビー&インターコンチネンタルWチャンピオン」飯伏幸太選手に敗れたジェイ・ホワイト選手。 凱旋帰国後、一気にスターダムを駆け上がり、2021年は東京ドー…

なぜ、飯伏幸太はベルト統一を主張するのか?

なぜ、飯伏幸太はベルト統一を主張するのか? 新日本プロレスの“イッテンゴ”東京ドーム大会が幕を閉じた。 「IWGPヘビー&インターコンチネンタル」に関しては飯伏幸太選手の2連勝。2020年はKENTA選手が内藤哲也選手を襲撃するという史上最大のバッドエンドが…

グレート-O-カーンが生まれた理由があまりにも素敵過ぎて言葉にできない。

グレート-O-カーンが生まれた理由があまりにも素敵過ぎて言葉にできない。 でも、今の感情だけは書き残しておきたい。そう思って筆を取った。 2021年の東京ドーム大会で新日本プロレスのエース棚橋弘至選手に敗れたグレート-O-カーン選手がその胸中をTwitter…

内藤哲也が「二冠」から開放され、大切なものを手に入れた日

内藤哲也が「二冠」から開放され、大切なものを手に入れた日。2021年のイッテンヨン東京ドーム大会は内藤哲也選手にとって大きな意味を持つ日になったと僕は思っている。 2015年に「何かを手に入れるため」メキシコへと渡った内藤哲也選手は“制御不能”という…

飯伏幸太が手にしようとしている“天衣無縫の極み”

飯伏幸太が手にしようとしている“天衣無縫の極み”について書きたい。 いよいよ明日(イッテンヨン)に迫った新日本プロレスの東京ドーム大会。 メインイベントは「IWGPヘビー&インターコンチネンタル王者」内藤哲也選手VS“G1クライマックス30覇者”飯伏幸太選…

ジェイ・ホワイトが2021年の新日本プロレスを震撼させる

ジェイ・ホワイトが2021年の新日本プロレスを震撼させると僕は「挑戦権利証」を奪った瞬間から考えていた。 2020年11月7日の大阪大会(POWR STRUGGLE)で「G1クライマックス」覇者・飯伏幸太選手から権利証を(疑惑の判定)で奪取。 イッテンゴ、東京ドーム…

鷹木信悟「良いことも悪いことも勝ちも負けも全て自分の為」。やっぱりジャイアンは器がデカい

新日本プロレスのジャイアン対決について書いていきます。 2020年の大晦日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今の時刻は6時22分。昨晩は忘年会後、ベッドになだれ込んでこの時間に起きました。 さて、2020年最後のNJPWFUNでございます。 まず、これが年内…

高橋ヒロムの言葉から東京ドームへの期待を膨らます

高橋ヒロムの言葉から東京ドームへの期待を膨らましてみる。 2020年の東京ドームで“リビングレジェンド”獣神サンダー・ライガー選手を介錯した高橋ヒロム選手。 俺が、俺たちが新日ジュニアを盛り上げるという言葉に嘘偽りはなく、今年はさらにジュニアが注…

オカダ・カズチカですら感じる“勢い”の力

オカダ・カズチカですら感じる“勢い”の力について書く。 2020年も残すところ3日。新日本プロレスは東京ドーム大会への機運を高めるべく、各レスラーへのロングインタビューを次々と公開している。 今回、公開されたのは「CHAOS」“レインメーカー”オカダ・カ…

反逆のウィル・オスプレイが本音を激白!

反逆の“ジ・コモンウェルス・キングピン”ウィル・オスプレイが新日本プロレス公式スマホサイトのインタビューで本音を激白した。 「G1クライマックス30」で自身を新日本プロレスへ導いた兄貴分オカダ・カズチカ選手を裏切り、「CHAOS」から離反。 イギリス侵…

エル・デスペラードによるマスター・ワトへの公開説教のワケ

エル・デスペラードによるマスター・ワトへの公開説教を振り返る。 2020年12月23日に行われた『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』の“第2弾記者会見”。 今年は対戦相手が確定していなかったり、記者会見に参加できないレスラーが続出する…

小島聡がKENTAとタイトルマッチをすることについて

小島聡がKENTAとタイトルマッチをすることについて書きたい。 新日本プロレスの年内最終興行が行われた2020年12月23日の後楽園ホールで超特大のサプライズが起こった。 KENTA選手が保有する「IWGP USヘビー級挑戦権利証」な挑戦予定だったジュース・ロビンソ…

SHO「人の支えになるレスラーになる」この言葉に感動

SHO「人の支えになるレスラーになる」この言葉に感動した。 2020年、新日本プロレスを“締めくくったのは”SHO選手だった。 2020年12月23日のメインイベントに“大好きな”飯伏幸太選手とのタッグで登場。 “ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の「二冠王」内…

NEVER無差別6人タッグに第3世代の挑戦を希望する

NEVER無差別6人タッグに第3世代の挑戦を希望する。 2020年、最も価値を上げたベルトは何か?と聞かれれば「NEVER無差別6人タッグ」だと僕は応える。 SANADA選手がNEVERで一番好きなのは6人タッグと発言した時点から、これから来る空気が流れはじめていたのだ…

グレート-O-カーン、約2年越しの夢を叶え棚橋弘至戦へ

グレート-O-カーン、約2年越しの夢を叶え棚橋弘至戦へ。 2020年12月14日、棚橋弘至選手とグレート-O-カーン選手によるスペシャルシングルマッチが発表された。 決戦の舞台は東京ドーム。“ドミネーター”として新日本侵略を開始したグレート-O-カーン選手にと…

オカダ・カズチカが今の新日本プロレス、IWGPヘビーに言及したワケ

2020年12月11日の興奮が冷めやらぬ中、今日はオカダ・カズチカ選手のメッセージについて考えていきたい。 「ジ・エンパイア」との試合が終わった後のバックステージで時代の寵児である“レインメーカー”はこう口を開いた。 「今年の新日本プロレスのメインの…

なぜ、SANADAはEVILに熱くなったのか?

なぜ、SANADAはEVILに熱くなったのか。 かつての相棒に対する不甲斐なさなのか。それとも、不器用な檄なのか。 コールドスカルの胸中には一体どんな気持ちが浮かんでいたのだろう。 改めて問題のシーンを見てみると、SANADA選手はあくまでも冷静にキレている…