内藤哲也選手VSクリス・ジェリコ選手のイッテンヨンでファン投票が起こる可能性
新日本プロレスが2018年11月5日に行った東京ドーム対戦カード発表会について、僕の“パレハ”と話す時間ができた。
話題の中心は、クリス・ジェリコ選手VS内藤哲也選手の『IWGPインターコンチネンタル 選手権試合』。このリマッチは新日本プロレスにとって非常に重要なの意味のある試合となるということだった。
現在、タイトルマッチを認めていないクリス・ジェリコ選手がこのままなにの声明も出さないはずがない。では、一体何が起きるのだろうか。
その答えを2人で追及した際、1つの答えが導き出された。
そう。クリス・ジェリコ選手VS内藤哲也選手でファン投票が巻き起こる可能性はかなり高いということだ。
クリス・ジェリコは試合を認めていない
菅林会長が行った記者会見を見たときに一つの疑問があった。
それは、新日本プロレスが強制力を持って『IWGPインターコンチネンタル選手権』を決定させたことだった。
クリス・ジェリコ選手は今回の一戦に納得してない。なぜ、わざわざリマッチをしなければならないのか。その理由に明確な理由がないのだ。
内藤哲也選手の目線で見れば戦う理由はある。だが、クリス・ジェリコ選手の目線で見れば戦う理由がないのである。
クリス・ジェリコの交換条件
では、クリス・ジェリコ選手が『IWGPインターコンチネンタル 選手権試合』で、内藤哲也選手と対峙する理由は何か。それは、世界NO.2の団体が最も予算を投じる試合のメインイベントに立つことだろう。
事実、2018年のイッテンヨンではダブルメインイベントと冠が付きつつも、セミファイナルの試合だった。
「メインイベントであればナイトーと試合してもいい」
これがクリス・ジェリコ選手の要望ではないだろうか。
内藤哲也選手から「雑」と一刀両断された新日本プロレス。その器量が試される時が来たのだ。
内藤哲也はファン投票を受け入れるか?
仮に、クリス・ジェリコ選手がファン投票を訴えたとして、内藤哲也選手が受け入れるのか?という問題がある。
2014年のイッテンヨンでは自身にとって初となるメインイベントから引きずり降ろされたファン投票。2017年のイッテンヨンで棚橋弘至選手がメインイベントに立つために発案される可能性のあったファン投票。
呪いとも言えるファン投票に内藤哲也選手は従うのか?という疑問がある。
ただし、現『IWGPインターコンチネンタル 王者』はクリス・ジェリコ選手だ。チャレンジャー側の意見は決して強くはない。
つまり、クリス・ジェリコ選手の提案に従わなくてはならないのが内藤哲也選手の現状なのだ。
万が一ファン投票が行われたらどうなるのか?
クリス・ジェリコ選手のTwitterフォロワーは約340万人。棚橋弘至選手の32万人とケニー・オメガ選手の31万人を合わしても約1/5という数字になる。
正直、クリス・ジェリコ選手が提案を行った瞬間に勝負が決まってしまう可能性もあるのだ。
例え、内藤哲也選手が自分たちの試合に投票をする必要はないと発信したとしても、この結果は覆らないだろう。
Stop the Jericho
蝶野正洋さんが警報を鳴らしていたように、これ以上クリス・ジェリコ選手に好き勝手させていても新日本プロレスのレスラーにとってメリットはない。
時折参戦するビッグマッチでメインイベントを奪われる。この恐怖心と戦うか、しょうがないと受け止めるかだ。
この現実を変えるために立ち上がったのが、内藤哲也選手なのである。
海外のスーパースターであるという現実は関係ない。これ以上、新日本プロレスでブランドを構築させる訳にはいかない。
新日本プロレスに参戦しているプロレスラーとしての“価値”で上回るために、今回の挑戦表明を行なったのだ。
イッテンヨンでデ・ハ・ポン!
内藤哲也選手の動向ついてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ。
2018年のイッテンヨン。スタンドから観に行き歓声を届けていた僕は内藤哲也選手の勝利を祈っていた。
夢の舞台で結果を残して欲しい。そして、東京ドームで大合唱がしたい。
ただ、完全無欠のチャンピオン・オカダ点カズチカ選手の前に、その願望は星屑へと消えた。
もしもクリス・ジェリコ選手がファン投票を提案し、勝利した場合、東京ドームでの大合唱という可能性が生まれる。
外敵の提案という予期せぬ事態ではあるが、東京ドームで最も見たい景色が実現に至る可能性があるのだ。
イッテンヨンまで2ヶ月を切った11月。現段階でクリス・ジェリコ選手はタイトルマッチを認めていない。
これから先の時間で何が起きてしまうか。まだまだ新日本プロレスから目を離すことができない。
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