オカダ・カズチカ選手がこの冬、メインイベントに帰ってきた
新日本プロレス、2018年の締めくくりはオカダ・カズチカ選手になりそうである。
開催が目前に迫った『ワールドタッグリーグ2018』。どのタッグチームがメインイベントを飾る回数が多いのかと調べた結果、度肝を抜かれる結果となった。
最も多くメインに立つのはEVIL選手&SANADA選手。続いて、タイチ選手&ザック・セイバーJr.選手、マイケル・エルガン選手&ジェフ・コブ選手と続く。
以上である。
ちなみに『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』を代表するタッグチームであり、『ワールドタッグリーグ2017』優勝ペア。元『IWGPタッグ王者』。ここまでの実績を持つタッグチームですらメインイベントを2回しか飾ることができないのだ。
また、現在の『IWGPタッグ王者』であるタマ・トンガ選手、タンガ・ロア選手についてはメインイベントに立つ機会すらない。
選手層の厚すぎるセルリアンブルーのリング。多くのプロレスラーたちがタッグ戦を行う中で、全ての話題をかっさらうのはオカダ・カズチカ選手になるのだろうか。
シリーズ前半は内藤哲也選手と
リーグ戦は16興行、優勝決定戦1興行が開催される『ワールドタッグリーグ2018』。そのスタートは『CHAOS』VS『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』の前哨戦となっている。
先日発表された『IWGPジュニアタッグ』3WAYマッチに注目が集まる中、ロッポンギ3Kと鷹木信悟選手&BUSHI選手はどんな試合を繰り広げていくのか。SHO選手と鷹木信悟選手のバチバチのぶつかり合いに期待が高まる。
2つのタッグチームと共にリングで対峙するのはオカダ・カズチカ選手、内藤哲也選手である。
2018年のイッテンヨンのメインイベントに立った2人が久しぶりに対峙する格好となる。
ちなみに新日本プロレスワールドで配信されている試合だけに限ると、2018年の2人はほぼ絡みが無かったことが分かる。1月4日の『レッスルキングダム』を含めて、6試合のみ。
怪物と主役。
レイン・メーカーと制御不能のカリスマ。
『IWGPヘビー級』ベルトを失った男と立場の変化に戸惑った男。
2人が歩んだそれぞれの2018年。その歩みを確認するためにも目が離せない時間が繰り広げられるように思う。
シリーズ後半は友だちと
新日本プロレスに仲間はいても友だちはいない。その気持ちを理解し合える2人だからこそ、友だちになる道を選んだのかもしれない。
『ワールドタッグリーグ2018』後半戦は棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手が同じコーナーに立つ。
新日本プロレスの歴史としてもエポックメイキングな出来事であり、その瞬間を一目見ようと会場に足を運ぶファンも多いことと思う。事実、チケットが完売している会場も多い。
ここでの対戦相手は『BULLET CLUB』。オカダ・カズチカ選手とジェイ・ホワイト選手の前哨戦であり、これまであまり触れる機会のなかった、KUSHIDA選手と石森太二選手の戦いの火蓋が切って落とされる瞬間でもある。
しかし、棚橋弘至選手は流石だ。自身がイッテンヨンで挑戦するケニー・オメガ選手がシリーズ不在のため前哨戦を組むことができない。であれば、シリーズ欠場すら視野に入れてもおかしくないはずだが。
オカダ・カズチカ選手と同じコーナーに立つことを受け入れた。
内藤哲也選手の言葉を覚えているか
「新日本プロレスは棚橋弘至の言いなり」破竹の勢いでトップへ上り詰めていた2016年の内藤哲也選手から飛び出した言葉は多くの波紋を呼んだ。
あれから2年が経ち、棚橋弘至選手は新日本プロレスの中心に帰ってきた。だからこそ、思う。オカダ・カズチカ選手は今回のカード決定について「会社の決定」に従ったというコメントを残したが棚橋弘至選手はどうだったのか?と。
ここでは2つの選択肢が考えられる。
- 棚橋弘至選手から提案を行った
- 会社から棚橋弘至選手に打診した
内藤哲也選手のコメントを振り返ると、新日本プロレスが棚橋弘至選手に確認せずに今回のカードを組んだとは考えにくい。「棚橋弘至の言うことは聞く新日本プロレス」だからこそ、拒否権を持っているとも考えられるためだ。
僕の予想では1の可能性が高いと思う。事実、この前哨戦はオカダ・カズチカ選手とイジェイ・ホワイト選手のものだが、ファンの目線は棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手に向いているためだ。
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しばらく日本で試合のないケニー・オメガ選手にプレッシャーを掛ける意味でも、最高の演出だと言えるだろう。
オカダ・カズチカ選手がメインイベントに帰ってくる
オカダ・カズチカ選手や『ワールドタッグリーグ2018』ついてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ。
オカダ・カズチカ選手が、時間無制限、3本勝負の『IWGPヘビー級』タイトルマッチで敗れ、ベルトを失ってから早くも半年が過ぎた。
バルーンを持っての入場。髪は赤やオレンジへ。入場曲も転調が印象的なヴァージョンに切り替えた。
だが、色々と変化はあったがオカダ・カズチカ選手はオカダ・カズチカ選手のままだった。
絶対無敵。完全無欠の『IWGPヘビー級チャンピオン』。やはりこの立ち位置が最も似合う気がする。身軽になったことでベルトがいかに似合っていたのかが分かる。
この半年間は対比を見せる意味でも価値のある時間だったように思う。
『ワールドタッグリーグ2018』の14試合でメインイベントに立つオカダ・カズチカ選手。彼はこのシリーズを通じて内藤哲也選手、ジェイ・ホワイト選手そして、棚橋弘至選手とどんな景色を見せくれるのだろうか。
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