新日本プロレスの登別市観光大使は真夏の祭典を制するか?

新日本プロレス登別市観光大使は真夏の祭典を制するのか?折り返しを迎えつつある「G1クライマックス29」の連戦を振り返りつつ、僕の胸中に浮かんだ期待を書き残しておきたい。

新日本プロレスの“敏腕プロデューサー”矢野通選手。プロレスのリングでは計算に計算を重ねた頭脳戦で相手を嵌めることが特徴的である。

ダーティーファイトからテーピングを用いたマーメイド戦まで、幅広い領域で試合が可能な唯一無二のレプロレスラーだ。

そして、2018年からは自身のバックボーンであるアマチュアレスリングの技が加わった。

NU(Nihon University)と呼ばれる新技を引っさげた矢野通選手はトップレスラーから勝利を奪い続けた。

飯伏幸太選手とケニー・オメガ選手の両名、むまり「ゴールデン☆ラヴァーズ」から白星を飾っているのである。

プロ野球の落合博満さんは現役時代に狙ったところにヒットが打て、記念の打数や試合ではホームランを打ったという逸話がある。

プロフェッショナルにしか分からない、見えない世界がある。

矢野通選手は今回も「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のリーダー内藤哲也選手と「バレットクラブ」のリーダージェイ・ホワイト選手から白星を飾った。

また、「鈴木軍」のボス鈴木みのる選手にとっても天敵として何度も勝利を掴んでいる。

「俺が勝ったら一番目立つ相手は誰だ!?」

“敏腕プロデューサー”であり、“登別市観光大使”でもある矢野通選手は特定の試合に必ず勝つ術を持っているような気がしてならない。

そんな矢野通選手の神通力に目を付けて、北海道登別市は観光大使に任命したのではないだうか。

いよいよ発売となる矢野通選手のプロデュースの最新作「Y・T・R! V・T・R! VII CHAOS結成10周年記念 登別修学旅行」。その発売日前日に僕もこうしてコラムを書いているのだから、やっぱり矢野通選手の影響力はとてつもないものがある。

 

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内藤哲也、ジェイ・ホワイトの場合

試合前、いや「G1クライマックス29」の開幕以前に行われたインタビューの時点から内藤哲也選手は矢野通選手に対して辛辣な意見を送っていた。

ジェイ・ホワイト選手も矢野通選手に対してはかつてのチームメイトということもあり、兜の緒を締めつつ油断はしていなかったように映った。

勝利の女神ならぬ勝利のセコンドの外道選手を帯同させつつの入場。「G1クライマックス」ほどの大会でも全勝優勝も狙えるほどの実力をつけてきたジェイ・ホワイト選手だけに、連敗は許されない。

ただし、矢野通選手と対角線に立ってみれば一瞬の出来事のようにあっさりと勝敗が付いてしまった。

股間に広がる鈍く深いダメージとともに矢野通選手から贈られたのは黒星だった。

 

現在の試合時間について

「G1クライマックス」の矢野通選手と言えば秒殺劇が印象てきである。

ここまでの4戦の試合時間を並べてみよう。

  • 内藤哲也選手 3分42秒
  • 鷹木信悟選手 6分16秒
  • ジェイ・ホワイト選手 3分4秒
  • ジュース・ロビンソン選手 4分28秒

平均タイムは約4分。オカダ・カズチカ選手VSウィル・オスプレイ選手が21分56秒。

石井智宏選手と内藤哲也選手が18分56秒。

こう見てみると4試合の合計でも他の選手の1試合未満となる。

にも関わらず試合のインパクトは絶大。ここが矢野通選手の素晴らしいところである。

 

新作DVDいよいよ発売

登別国際観光コンベンション協会による全面協力が実現した「Y・T・R! V・T・R! VII CHAOS結成10周年記念 登別修学旅行」が、いよいよ明日2019年7月26日が発売となる。

“敏腕プロデューサー”が着用している襷はよく見るパーティー仕様のものからゴールデンヴァージョンへランクアップ。本作への期待を高めるため、宣伝活動に精を出している。

まさに新日本プロレスファンであればマストバイのDVD。「CHAOS」のレスラーたちによる裏の顔が見れる機会はここしかないとも言えるだろう。

リングの上で魅せるゴツゴツとした雰囲気とは真逆に割と弄られてる石井智宏選手。

天然っぷりが炸裂する後藤洋央紀選手とYOSHI-HASHI選手など、見所盛りだくさんとなっていることは間違いない。

今回からDVDの常連だった邪道選手と外道選手がいなくなってしまったが、そこは“敏腕プロデューサー”の腕の見せ所。恐らく何の心配もなく楽しめることだろう。

真夏の最強戦士の行方について胸を高まらせつつ、矢野通選手プロデュースの新作DVDで楽しむ。

2019年の夏、令和最初の夏は何て豪華なシーズンなのだろうか。

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