あなたはいつが好き?「バレットクラブ」のヒストリー動画を見た感想

あなたはいつが好き?「バレットクラブ」のヒストリー動画を見た感想について書きたい。

2013年4月、“天空の貴公子”プリンス・デヴィッド選手が「Apollo 55」の相棒である田口隆祐選手を強襲し、新日本プロレスへ反旗を翻した。

青義の心を捨てバッドラック・ファレとなった男をバウンサーに従えた“リアルロックンローラー”の誕生。

翌月にはベビーフェイスの実力派“ガイジン”レスラーであるカール・アンダーソン選手、抜群の身体能力を誇るタマ・トンガ選手をスカウト。この日、福岡で「BULLET CLUB(バレットクラブ)」は誕生した。

レインメーカーショックから約1年後3ヶ月の出来事だった。

この日から約7年。“ガイジン”ヒールユニットである「バレットクラブ」はリーダーが変わる度に新しい姿を見せてきた。

f:id:yukikawano5963:20200429095211p:plain

リーダーズ

田口隆祐選手と共に新日本プロレスファンから愛されてきたプリンス・デヴィッド選手は、どんなに努力し結果を残しても日本人レスラーの影に隠れる現場に憤りを隠さなかった。

www.youtube.com

引き継ぐ形で現れた“スーパースター”AJスタイルズ選手は「バレットクラブ」が世界的な人気ユニットになる礎を作った。今年のレッスルマニアの試合はとんでもなかった...。

www.youtube.com

DDTが生んだ極上のタッグチーム「ゴールデン☆ラヴァーズ」の相方である飯伏幸太に追い付き、追い越すためにケニー・オメガ選手は悪に身を落とした。“ザ・クリーナー”。そして、ヒールユニットに所属しながら日本語を解禁し、ファンからの支持を得る側(フェイスターン)に回るという前代未聞の動きを見せた。

www.youtube.com

そして、新日本プロレスのヤングライオン 出身の男が4代目リーダーとなった。

クレバーな頭脳とファイトスタイル。圧倒的にシェィプされた肉体。さらには、洗練されたビジュアルまでを持つNEW ERA(新時代)を作る男、ジェイ・ホワイト選手。

彼の仕事はケニー・オメガ選手らが作った「バレットクラブ」のイメージを初代の頃に戻すことから始まった。

東京ドームで飯伏幸太選手を破り、序列的に最前線を張り続ける“リアル・ロックンローラー2.0”はこれからどんな景色を見せていくのか...。というところで、自粛に入ってしまった。

www.youtube.com

前置きが長くなったが、新日本プロレスが「バレットクラブ」のヒストリー動画を公開した。それも、各時代のリーダーで動画を分けるというオツな編集を入れている。これには一本取られた。

大丈夫!大丈夫!大丈夫!4代目リーダー!ジェイ・ホワイト!

 

今が最高

リーダーが変われば、ユニットの雰囲気も大きく変わる。登場するだけでブーイングが鳴り響くこともあれば大歓声の時だってあった。

その時代、時代を追うことができる今回の動画は見応え十分。1時間があっという間に過ぎてしまうほど、だ。

で、タイトルにも入れたように「あなたはいつが好き?」という話にも少し触れてみたい。

結成当初、オリジナルメンバーが最高という方やAJスタイルズ選手という世界的スターが在籍した時代を支持する人もいるだろう。

はたまた、ベビーフェイス、コミカルな要素も加わった「ジ・エリート」が中心の時期が好きという方もいるだろうし、新時代の象徴と令和のテロリストが盛り上がる今が好きという方もいるに違いない。

ちなみに。僕は今の「バレットクラブ」が好きだ。

 

ジ・オリジンとニホンジン

「ジ・エリート」と袂を分かつ形で生まれた「バレットクラブ・オリジン」。

バッドラック・ファレ選手、タマ・トンガ選手、タンガ・ロア選手の3人が今の「バレットクラブ」の原型になっている。

そして、タマ・トンガ選手のスカウトから石森太二選手が加入。新しい象徴であるジェイ・ホワイト選手が加わったことで、新しい「バレットクラブ」が誕生した。

「ジ・エリート」から帰還しま高橋裕二郎選手やチェーズ・オーエンズ選手の存在も大きい。ユニットに水を運ぶレスラーの存在がいることで、役割がハッキリとしている印象を受ける。

そして、日本語と英語を使いこなす元スーパースターが加入したことで立ち位置がより明確化した。

その裏で糸を引く邪道外道。なぜか、歴代リーダーの必殺技を使用するエル・ファンタズモ選手。

盤石すぎる体制となったこの“ガイジン”ヒールユニットに“ザ・マシンガン”が帰ってくる可能性まで出てきている。

2020年。最も注目すべきユニットは「バレットクラブ」なのかもしれない。

結局、何が言いたかったと言えば、「KENTA選手のTシャツが明日届きますよってこと!」である。

→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】

→NJPW FUNのTwitterフォローはこちら