辻陽太が海野翔太、成田蓮に言及!現在の海外遠征について

辻陽太が海野翔太、成田蓮に言及!現在の海外遠征について書いてみたい。

21年振りとなる明治神宮野球場大会が直前に迫った2020年8月28日の後楽園ホール大会で“ヤングライオン ”辻陽太選手が爆弾発言だ。

現在、新日本プロレス全体を見ても注目を集めている存在である上村優也選手に勝利すると、「俺はお前よりも一つ上のステージにいると豪語。

さらには先輩でありイギリスとアメリカに海外遠征中の海野翔太、成田蓮選手に対して言及したのだ。

※この日、上村優也選手を仕留めた逆エビがかなりのキレとインパクトだったことも忘れてはならない。

僕が知る限りで海外遠征中の先輩に対して、ヤングライオンがこのタイミングで声明を出すのはかなりのレアケース。

海外遠征中のレスラーに対してはよほどのことが無ければ、口を開かないのが不文律なのだと思っていた。

今回は辻陽太選手が引き金を引いたことで、現在の海外遠征について考えてみたい。

現時点で、海外遠征に旅立っているレスラーは3人。

LA道場に海外遠征している成田蓮選手。“デスライダー”のレザージャケットを身に纏っている海野翔太。

そして、もう1人。約2年におよぶ海外遠征に旅立ち、しばらくの間全く情報が入ってこないグレート・オー・カーンこと岡知之選手だ。

 

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時代は変わった

実際、辻選手のコメントはかなり的を得ている。

インターネットが発達した情報化社会の中で全く情報が入ってこないということは、間違いなくプロレスの試合をしていないに等しい。

実際、マスター・ワト選手がカワトサンだった頃は定期的に試合の情報は届いていたし、グレート・オー・カーン選手、海野翔太選手についてもイギリスでの活躍が報じられていた。

成田蓮選手のみあまり情報が入ってこないところはあったが、アメリカ大会にエントリーするなど時折姿を見ることはあった。以前、こんなコラムを書いたことがある。

www.njpwfun.com

現在、開催中のアメリカ大会に成田蓮選手の名前はない。

辻「いいか! 上村!! おまえが“知ってるか知らないか”知らないけど、俺はおまえより一つ上のステージにいる。今日で思い知っただろう? ただ、俺もおまえの事は認めている。おまえもすぐに俺のとこに追いついてくるだろう。追いつかれないだけだ。そんで、俺の先輩に当たる、海野、成田……おまえら何してんだよ。この情報社会の中でおまえらの情報が一切入ってこない。ということはおまえら試合してないんだな? おまえらの知ってる頃の俺と上村、そんなもんじゃねえ。恐らく、今は俺も上村も海野、成田おまえより力は上だ。どうせ試合なくて暇なんだろう? 海外でこの中継見てんだろう? 悔しかったら何か言ってみろよ!」

出典:新日本プロレス

今回、最大の疑問はなぜ、辻陽太選手がこのタイミングで海野翔太選手、成田蓮選手の名前を出したのか?ということだ。

海野翔太選手は全くTwitterを更新していない。成田蓮選手が最後にTwitterを更新したのは、仮面ライダーセイバーについてだった。

 

G1クライマックスで一時帰国?

2020年9月19日から新日本プロレスは『G1クライマックス30』をスタートさせる。開催まで一ヶ月を切った状況であり、例年の流れを見てもそろそろ参戦レスラーが発表されるタイミングである。

ヘビーとジュニアが入り混じった『ニュージャパンカップ』とは異なり、『G1クライマック』は流石にヘビー級(無差別級)のレスラーのみで構成される可能性が高い。

ジェイ・ホワイト選手がアメリカの地に降り立ったこともあり、今大会は国内メンバーのみで構成されるのではないかと僕は考えている。

※海外のレスラー参戦できるのであれば、それに越したことはないのだが様々なことを考えると中々難しいのが現実だろう。

2019年はKENTA選手、ジョン・モクスリー選手がサプライズ参戦。『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』で圧倒的な実績を残したウィル・オスプレイ選手、鷹木信悟選手もエントリーを果たした。

※鈴木みのる選手の落選は三浦知良選手がワールドカップで落選した時以来の衝撃だったわけだが...

マスター・ワト選手も帰還した今、今回の『G1クライマックス』でサプライズ参戦する可能性が高いのは海外遠征中のヤングライオンと見てまず間違いない。

そして、今回が正式な帰国ではなく、一時帰国という形を取ることでまだまだ海外武者修行は継続できることになる。

 

ヤングライオンの次世代問題は続く

これはかなりの確率で当たっていると思うが、辻陽太選手はそろそろ次のステージへと進みたがっている。

ちょうど時期的に言えば、海野翔太選手と成田蓮選手がヤングライオンを卒業したタイミングに辻陽太選手と上村優也選手も差し掛かっているのだ。

現状の社会情勢を鑑みると、ここからしばらくはヤングライオンとしてキャリアを積まなければならない。

また、野毛道場出身の下の世代も出てきていない。これは辻陽太選手でなくとも焦ってしまうというものだ。

メキシコへの思いを募らせる辻陽太選手。彼の想いが一日も早く叶うことを陰ながら願っている。

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