2021年の東京ドーム。2つのスペシャルシングルマッチを切望する
高橋ヒロムとエル・デスペラードがメインを飾るということについて書きたい。
まず、ご無沙汰です。
最後にキチンと更新したのは2020年12月3日。新日本プロレスもこの前後くらいから全くチェックできていませんでした。
趣味に時間を費やすにはやっぱり余裕が必要です。
今考えると更新がストップした日も「あぁ、あの日かぁ」という感じ。ここ数年で一番バタバタして、人生の中で一番大切な一日(結婚とかじゃないですよ)。
自分ができる範囲の中で100%を絞り出し、出来ることは全部実行した。そんな11月中旬から12月上旬だったような気がします。
うん。ちょっと思うことがあるのでもう少しだけ。
本気の本気で仕事に取り組むのは素晴らしいことなのですが、人って無理と無茶の境界線が曖昧だったりします。
「無理」は頑張ったらできるというもの。「無茶」は頑張ったらできる範囲を超えているものです。
若干「無茶」だったなと思う箇所がチラホラ。
人は壁を超えることでしか成長できない。
これは『龍が如く5』の名言ですが、闇雲に壁を越えればいいという訳でもなく、キチンと向かい合って壁を超えることが大切なのだと今回の期間を通じて改めて感じた次第です。
まぁ、NJPWFUNの更新が実質ストップするくらい僕も真剣勝負をしていたと。
その時間を通じて、改めてプロレスについて考えさせられたということですね。
壁を超える。そう、今回、新日本プロレスではある意味ジュニアがヘビーの壁を越えました。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」と「ワールドタッグリーグ2020」。同時開催の余波で出現したメインイベント問題はジュニア戦士に軍配が上がったのです。
高橋ヒロムVSエル・デスペラード
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」は石森太二選手。「ワールドタッグリーグ2020」はタイチ選手&ザック・セイバーJr.選手の“デンジャラステッカーズ”。
それぞれ現王者が勝ち点ではトップタイという結果を残すも直接対決の結果により脱落してしまった。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」は高橋ヒロム選手VSエル・デスペラード選手。
「ワールドタッグリーグ2020」は“フィンジュース”ジュース・ロビンソン選手&デビッド・フィンレー選手VS“G.o.D”タマ・トンガ選手VSタンガ・ロア選手に決定。
さらに明日、2020年12月11日の日本武道館大会のメインイベントが高橋ヒロム選手VSエル・デスペラード選手であることも数日前に発表されました。
これは僕個人の主観でそれぞれの人で意見は違うと思いますが、どっちがメインで見たい?と仮にファン投票をしたとして同じ結果になっていたような気がします。
ただ、そこは分かりやすさという意味で高橋ヒロム選手VSエル・デスペラード選手が先行しまくっているだけで、タマ・トンガ選手とジュース・ロビンソン選手&デビッド・フィンレー選手にも深い絆(因縁)があるのです。
そう“ガイジン”ヤングライオン 。それぞれ瞳の色は違っても、獅子の血が流れている兄弟。
そんな因縁のチームが激突することを忘れてはなりません。
トーア・ヘナーレ
後半の勝敗を全く知らなかったため、結果を見た時に一番驚いたのはこのチームの白星数だった。
2年連続のエントリーとなった“ヘナーレース”棚橋弘至選手とトーア・ヘナーレ選手の結果はなんと1勝8敗。
言葉を選ばずに言えばダントツで最下位。初戦でグレート-O-カーン選手に膝を痛めつけられた結果がダイレクトに結果として現れたという意味で、棚橋弘至選手は戦う必要が出てきたと言えるだろう。
東京ドームでのスペシャルシングル。棚橋弘至選手VSグレート-O-カーン選手の実現を願っている。
ただ、一番悔しい思いをしたのはこの男で間違いない。
ヘナーレ「(※1人残って)タナハシサンにまったく非はない。それに負けてるのはほとんど俺だし、責められるべきなのは俺だ。今年のリーグは苦しい結果で終わってしまった。というか、2020年は苦しい1年だった。3月に『NEW JAPAN CUP』がキャンセルになってから8ヶ月間、1度も試合ができなくて、1人で練習するしかなかった。でも俺だけじゃない。世界中のみんながつらい思いをしてきた。ニュージャパンを応援してくれているファンだってそうだ。見に行きたくても、以前のように会場に足を運ぶこともできない状況だ。でも俺たちは、ファンのみんなと手を取り合っていれば、この状況を切り抜けられると信じてる。今年、俺たちが結果を残せなかったのは、開幕戦でタナハシサンがオーカーンに脚を集中攻撃されてケガを負ったからだ。オーカーンは自分のことをイケてると勘違いしてるが、あいつの本性はただの弱虫だ。オーカーン、お前が新日本マットで初めて勝った相手が俺だったよな。覚えてるか? でもその時、俺が脚をケガしていなければ、お前に勝ち目はなかった。この仇は必ず取る。それからまだイシイとのシングルもあきらめてないし、タカギともやりたい。去年、タカギとのシングルで俺は火をつけられた。お前の挑戦者として相応しい相手だと認められるようにもっと強くなりたい。俺は最後の最後まで諦めない。闘い続けるのみ。このまま突き進んでいく」
どうなる?SANADAとEVIL
そして、もう一つ。完全に失速してしまった(ように見える)“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手。
2020年の新日本プロレスでアクションを起こした闇の王は「ワールドタッグリーグ」で結果を残すことができなかった。
2017年以降、「ワールドタッグリーグ」と言えばSANADA選手&EVIL選手だと言われた(思われていた)。
シングルプレイヤーが期間限定で手を組んでいる様はやっぱりカッコよかったし、東京ドームの晴れ舞台も非常に似合っていた。
ただ、そんな2人が共に脱落。人気実力共に群を抜いているにも関わらず東京ドームの対戦カードにも組み込まれていないという状況だ。
明日の勝者たちは東京ドームでチャンピオンに挑む権利を得る。
ただ、例年を見ても分かるようにや「まさか」と思える展開が待っていることもある。
SANADA選手VSEVIL選手の元パートナー対決。これが僕がもう一つ切望する今しかない対戦カードだ。
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