ゲイブリエル・キッドが新日本プロレスの首脳陣に出したリクエスト

ゲイブリエル・キッドが新日本プロレスの首脳陣に出したリクエストについて書きたい。

2021年4月23日、新日本プロレスの高知県大会の第一試合に出場したゲイブリエル・キッド選手が新日本プロレスの菅林直樹会長、新社長の大張高己さんへ提案を行った。

自分たちヤングライオンを東京ドームのオープニングマッチに起用してほしい、と。

このリクエストは4月10日の横浜武道館大会以前から温めていたものになる。

辻陽太選手、翌日のアクトシティ浜松で上村優也選手に敗れた結果、なかなか発表することができていなかったが、ようやく口にすることができた。

近年、新日本プロレスの東京ドーム大会オープニングアクトと言えば、“ニュージャパンランボー”、「NEVER無差別級6人タッグマッチ」の前哨戦、「KOPW」の開幕戦など各レスラーが入り乱れる試合が定番となっていた。

昨年、辻陽太選手も東京ドーム大会な第一試合出場を目標に掲げていたが、たどり着くことは叶わなかった。

過去最高のヤングライオンとも呼ばれる、現在の野毛道場ヤングライオン三羽烏。

ゲイブリエル・キッド選手の主張は新日本プロレスの首脳陣にどう響くのであろうか。

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— njpwworld (@njpwworld) 2021年4月10日

オープニングマッチ
シングルマッチにこだわり
プロレス王の地元で

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オープニングマッチ

新日本プロレスはレスリングどんたくシリーズ以降、「WRESTLE GRAND SLAM」に突入する。

2021年5月15日横浜スタジアム、29日に東京ドーム大会を開催。

毎年1月以外にドーム大会がひらかれるのは中々久しぶりなことであり、プロレス業界全体にとってもエポックメイキングな出来事だろう。

そんな重要な大会にゲイブリエル・キッド選手は自分たちヤングライオンを第一試合に起用することを提言した。

キッド「昨日は言わなかったけど、今日も勝ったんで俺の希望を言わせてもらう。これはずっと考えてきたことだ。去年の12月、俺とツジは同じ思いを抱いてた。それは俺たちヤングライオンによるシングルマッチで、トーキョードームのオープニングマッチを飾りたいといういうこと。俺たちの闘いを認めさせて、それを実現したいと熱望していた。闘いはもちろん、リング内外でそれをアピールしてきた。だけど、それは実現しなかった。それから5ヶ月、ヨコハマスタジアムとトーキョードームでのビッグショーが発表された。この5月にね。そこでだ、ニュージャパンのスガバヤシサン（菅林直樹会長）、オーバリサン（大張高己社長）にお願いしたい。俺たちにチャンスをいただきたい。このパンデミックにも負けずに頑張ってきた俺たちに。選択肢はいろいろあるだろう。どれをチョイスするかまだ考えてるのなら、俺たちを選んでほしい。誰を起用しようと考えてるのかわからないけど、その舞台に俺たちを選んでほしい。それもシングルマッチで。ヨコハマスタジアムでもいいし、トーヨードームでもいい。次のカードのうちのどれかを選んでほしい。ゲイブリエル・キッドvsヨータ・ツジ、ゲイブリエル・キッドvsユーヤ・ウエムラ、ユーヤ・ウエムラvsヨータ・ツジ……。期待は裏切らない。それを約束してくれるなら、これからもさらに一生懸命闘っていく。だからお願いします。アリガトゴザイマシタ」
出典：新日本プロレス