タイチとグレート-O-カーンの新日SSに対するバキ打ちを見た感想

タイチの新日SSに対する指摘を見た感想について書きます。

“愛を捨てたゲーマー”タイチ選手が新日本プロレスが2022年にリリースを予定しているスマートフォンゲーム「新日本プロレスSTRONG SPIRITS(通称:新日SS )」にバキ打ちを行った。

“バキ打ち”とはバキバキに打つを意味する。もう少し紐解くと厳しく指導することを指す。

端的に言えば、新日本プロレス屈指のゲーマーであるタイチ選手が 「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」のクオリティについて物言いを行ったのだ。

この動画が公開されると“ユナイテッドエンパイア”のグレート-O-カーン選手も挙手。新日本プロレスが誇るゲーマーとオタクの究極タッグが「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」の口撃にプロデューサーは耐えることができたのか。

「プロデューサーが飲むセルリアンブルーのコーヒーは苦い」。

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僕からもバキ打ちと代案

まぁ、今回は外野なので。まだリリースしていないこともあって、好き勝手に書いても大丈夫でしょう。いくらスマホゲーがアップデートできると言っても、リリースしてから不具合やクオリティが甘いと、初期のファンが付かず、半年で撤退なんてことも珍しくないですからね。

余談ですが、スマホゲーの“ハーフアニバサリー文化”って、一年生き残ることすらできないところから、来てるらしいです。

「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」ははっきり言うと、初期ユーザーは新日本プロレスファンです。広く見てもプロレスファン。

ここに火が点いてからマスに広がると思った方がいいと思います。

そうなると、新日本プロレスのファンが何を好きなのか。ここにフォーカスする必要がある。

タイチ選手が指摘していた、試合中に相手レスラーがコロコロ変わる(技が変わると対戦している選手ではない映像が使用される)のは、間違いなく萎えるので、改修したほうがいい。

だが、制作側にも言い分がある。例えば、ヤングライオンVSオカダ・カズチカ選手の試合を組んだ時に、レインメーカーを使っている映像がないため破綻するケースが出てくるのだ。

つまり、実写にこだわりすぎると、現実で起こっていないことはゲーム上で再現できないという成約が生まれてしまう。この壁を解消するために、技シーンの登場レスラーはユニークにしない選択をしたのだと思う。

ここを解決するには漫画的なカットでどうだろう?対戦レスラーが変わるから萎えるのだ。逆に言えば、相手の顔が映っていなければその問題は解消される。

youtu.be

このゲームが漫画的(アメコミ)な演出を入れていて、参考になるのでチェックしてみてほしい。実写の映像×漫画的な演出で多少はカバーできるところもあると思う。

 

クオリティ勝負

スマートフォンゲームアプリはもうクオリティと運が結果を作用する。

任天堂の倒し方知ってるよみたいな法則性は存在せず、バキバキに強いIPをゲーム化してもすぐにサービス終了しているのが現実だ。

例えば、Fate Grand orderの開発会社と大人気IPであるサクラ大戦がタッグを組んでも1年すら持たずにサービスが終了している。

パズドラ、モンスト、Fate。この牙城に最近で迫ったのはウマ娘のみなのだ。

ウマ娘はリリースまでさんざん延期していたため、リリース前から終わった空気があって、そういえばあれいつまで経っても出ないなという空気があった。

ただ、リリースされると一気にスターダムを駆け上がり、2021年の流行語対象にノミネートされるまでになっている。

他のゲームとは一線を画すほどにクオリティが高かった。

これが要因だ。競馬ファンにリーチしたのも影響しているが、あくまでもゲームとして素晴らしかったことがヒットの理由なのだ。

新日本プロレスSTRONG SPIRITS」はこう言うとあれだが、プロレスファンがダウンロードし一度はプレイする確率が極めて高い。

そのため、ゲーム自体が楽しければ数万人規模のユーザーを囲い込むことには成功するはず。問題はそこからどう伸ばすかだ。

そのためにもまずはクオリティ最優先である。

新日本プロレス50周年に併せて..と会議で詰められているかもしれないが、30周年や40周年に何が起こったのか僕は知らない(パッと出てこない)。

メモリアルイヤーといってもそれくらいのものなのだ。

半年でサービス運営終了になるのが当たり前の世界。このリングに上がる以上、徹底的にクオリティにこだわった開発に期待している。

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