新日本プロレスはジュニアの入門テストをすべきか?

新日本プロレスはジュニアの入門テストをすべきか?

新日本プロレスの生え抜き。生まれた時から新日本プロレスジュニアの2人が改めて新日本プロレスへメッセージを出した。

ことの発端は高橋ヒロム選手が「新日本プロレスはジュニアの入門テストをすべき」と持論を述べたこと。

ここに田口隆祐選手が興味を示し、ユニットの垣根を越えたジュニア選手側からのアプローチが実現した。

「これからのジュニアを背負っていく若者を募集したい」

田口隆祐選手が2021年最後のビッグマッチとなる「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BESTOF THE SUPER Jr.28」で高らかに宣言。

これは新日本プロレスジュニアを希望する若者を募る新弟子募集が開催される日も近いのかもしれない。

高橋ヒロム選手も田口隆祐選手も新日本プロレスジュニアに憧れて、新日本プロレスへと入門している。

ジュニアで戦い続けること。ジュニアをさらに高みへと押し上げること。

新日本プロレスジュニアの未来のために必要なのは次世代の力なのだ。

 

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現在の募集要項

これからの新日本プロレスジュニアを考えた時に、旗印となるような若手がいないのは確かに問題である。

期待の上村優也選手は最早ジュニアの肉体を超えているし、成田蓮選手もヘビー級で帰国する可能性が高い。

マスター・ワト選手の日増しに大きくなる肉体を見るとジュニアにこだわり続けない限り、いつかはヘビーに行くのではないかと思ってしまう。

新日本プロレスジュニアに強いこだわりを持った人材を発掘し、育成する。そのためにはある意味で現在の基準とは別の軸を設ける必要があるのだ。

現在の新弟子募集要項は以下だ。

■募集条件
条件は18歳から23歳までの180cm以上の健康な男子

現在、ヘビー級の一線で大活躍している鷹木信悟選手、EVIL選手の身長は178センチである。

この基準では高橋ヒロム選手やYOH選手、SHO選手が入門すら許されない。

彼らは新日本プロレスが身長制限を撤廃していたからこそ生まれたレスラーだとも言える。

 

監督からの提言

田口隆祐選手は下から突き上げが欲しいと高らかに語った。

新日本プロレスジュニアを背負い、既存のレスラーを脅かすような新しい才能が欲しい、と。

田口「自分の『BEST OF THE SUPER Jr』は終わりましたけども、この後の決勝戦でね、新日本ジュニアのレベルの高さを世界中に見せつけてくれる試合をしてくれると思いますんで、それを楽しみに見たいと思います。やっぱり新日本ジュニアはね、もっともっと、下からの突き上げがほしいから、ジュニアを目指す若者を募集したいですよね。新日本のジュニアをこれから背負っていける、我々を脅かす、未来をつないでくれる、そういう新しい人材を。ヒロム選手もYouTubeで言ってたんですけど、そういう人材をね、募集する機会があったらいいなと思います。あと個人としては、69代(IWGPジュニア)タッグを狙っていきたいと思います」

出典:新日本プロレス

 

高橋ヒロムの想い

高橋ヒロム選手の魅力であり、弱点でもあるのが「視座が高すぎる」ことだ。

彼の対角線に立つ相手はアクの強いキャラクター、意識の高さを含めて試合をしなければならない。

例えば、高橋ヒロム選手とYOH選手の一戦も“個人として変わった”ことを証明するYOH選手とジュニア全体を見ている高橋ヒロム選手としてでは本質的に交わらない。

イデオロギーのすれ違い。対局にいるからこその交わらなさに彼ら二人だけの物語が重なった結果、非常にエモーショナルな試合となったわけだ。

ただ、中途半端にジュニアのためを....という発言をしてしまうと高橋ヒロム選手にすべて吹っ飛ばされてしまう。

この視座の高さゆえ、真の意味でライバルとなり得る人材が限られている。この点に高橋ヒロム選手は危機感を覚えているのではないだろうか。

ただ、ある特殊な条件の元誕生したレスラーは高橋ヒロム選手にとって強敵であり、下の世代のライバルとなり得る可能性を秘めている。

高橋ヒロムを倒すために新日本プロレスジュニアを選ぶ逸材。この存在が5年後、10年後に大きな存在感を生むのだ。

僕個人としては身長制限をある程度引き下げたジュニアの入門テストを行うべきだと思う。本気でジュニアを頂点だと思っている新しい才能については、高橋ヒロム選手&田口隆祐選手と面談を最終項目に入れてもいいかもしれない。

その模様をYouTubeで後々公開して...となると色々な展開も生まれそうだ。

あなたはどう思いますか?

ヒロム 俺はこれなんかイヤな感じで言ってるんじゃないんですよ。俺はこの世界の人間なんですよ。新日本プロレスの人間なんです。そこから外に出た人の意見を俺は聞きたいんです。で、この意見が凄い大事なんです。だから、マジメに言ってください!どう思います?

――人材の育成というのはどんなスポーツにおいても急務だと思いますし、やはり若い力が出てくることは将来につながりますので、力を入れてやるべきだと思います。

ヒロム そう、若い力が育つから伸びるんですよ。だから面白くなるんですよ、この先。だから、「高橋ヒロムを倒したい」「高橋ヒロムに勝てる」そういった人材がこの先入ってきたら面白いですよね。
「アイツの連覇を止めるのは俺だ」ぐらいな、それぐらい力強い言葉を俺は聞きたいですね。俺はここから目指せ15連覇ですからね。「高橋ヒロム15連覇するまで引退できません」みたいな企画が今日から開始ですよ、たった今。これについてはどうですか?

――前人未踏ですね。

出典:新日本プロレス

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