柴田勝頼の復帰戦を務めるXは誰だ?

柴田勝頼の復帰戦を務めるXは誰だ?

「2021年12月15日、柴田勝頼選手から大切な発表があります」

これまで、柴田勝頼選手が姿を現す時は全てサプライズだった。

いきなり会場に流れるTakeover。

生存報告や棚橋弘至選手のセコンド。KENTA選手の紹介、KENTA選手との別れ。オカダ・カズチカ選手がニュージャパンカップを制した時の解説。

そして、先日行われたザック・セイバーJr.選手とのエキシビジョンマッチ。

その全てが事前告知なし。強いて言えば、事前告知が行われたのは、サイン会くらいだろうか。

今回、新日本プロレスが柴田勝頼選手の登場を事前に告知したことでさまざまな憶測が飛び交った。

復帰、引退、レフリーデビュー、ヤングライオン杯...。

取り分けデリケートでセンシティブな話題が“復帰”に関するものだった。

ただ、あの日の両国国技館で柴田勝頼選手が宣言したのは“復帰”だった。

柴田勝頼選手が復帰するにあたって、いくつも超えなくてはいけないハードルがあるのは事実だ。

ルール、スケジュール、ファン心理。

柴田勝頼選手にすごい試合を期待したい。ただ、一歩間違うだけで大惨事になる可能性もゼロではない。

怖い。でも、彼の気持ちを尊重したい。

色々な感情が渦巻く中、この大切な復帰戦の相手を誰が務めるのか。この点にフォーカスして考えてみたい。

 

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男の根性、見せますよ

「1月4日、1月4日……、試合するぞお! 以上ッ!」

涙で目を濡らすものだから多くの人々が引退だとミスリードしたと思う。

ただ、あの涙は嬉し涙であり、ここまで辿り着いた自分への喜びが形となった結晶だった。

流した汗は涙よりも美しい。だが、この涙も比類ないほどに美しい。

――前回はグラップリングマッチという限定された形の試合でしたが?柴田「そうですね。まあ、自分としては、この前はエキシビジョンという形だったんで、次のね、1月4日は、まあ、どういう形になるかまだわからないです。まだわからないです。俺もわからないです。まあ、会社とも話を詰めて、ルールだったり、いろんなやり方あると思うんで。ただ、俺はあの1月4日のドームに……上がると、いうことは間違いなく約束します。」――これは復帰宣言?

柴田「復帰宣言です!(キッパリ)。後は、会社に任せます」

――ちなみに現段階で、闘いたい相手、もしくは試合形式みたいなものは?

柴田「うーーん。まあ、やっぱりいま状態が状態というか。なんだろうな、一つ言いたいのは、俺は死にに行くんじゃなくて、リングに死にに行くんじゃなくて、生きるためにリングに行く。みんな、みなさん心配してくださって、本当にありがたいというか。……俺の状態ってハッキリ言って、俺しかわからないんで、あとはお医者さんともずっと相談して、いまやってきて。って感じですね。ま、あとはルールとかは任せるんで、俺はただ変わらず、プロレスのリングに上がるっていう。新日本プロレスのリングで試合をする、ただその志というか。それは変わらないですね。まあ、長かったですね。4年、5年近くかかって……。ま、前回のエキシビジョンがやっぱり、ちょっと確認じゃないですけど、そういうのもありました。まあ~、ちょっと話はちゃんと詰めて、誰も心配しないようにやっていきたいと思うんで。みんな、みなさんの頭の中で、たぶんけっこう凝り固まった、なんだろうな? 『こうじゃなきゃダメ』みたいのがあるんですけど、俺もさすがに4年、何もしていないわけじゃないんで。何もしていないわけじゃないんですよ、ハッキリ言って。俺の状態って言うのは俺しかわからないし。まあ、見て……見てもらえばいいんじゃないですか」

――柴田さん的に、「準備が整った」という形

柴田「そうですね。まあ、そうです。じゃないと、何も、こんなことはしないですし。まあ、ホントはね、ちょっと俺のやり方とは違ったけど。ハハハ! 語ることは同じだったんで。何かありますか? 大丈夫ですか? じゃあ、1月4日、リングでお会いしましょう(一礼して控室へ)」

出典:新日本プロレス

可能性のある3人の男

後藤洋央紀選手、棚橋弘至選手、オカダ・カズチカ選手、KENTA選手は当日に試合が組まれているため、対戦相手として抜擢される可能性は低い。いや、実際はないはず。

であれば、柴田勝頼選手の復帰戦を務めるXは誰なのか。

第0試合の『KOPW 2022』進出権争奪ニュージャパンランボーにエントリーする可能性のあるレスラーも外して考えてみる。

また現在、渡航制限が行われている関係で“ガイジン”レスラーも外して考えた方がいいかもしれない。

そうなると...大きく考えてまずは3人のレスラーに行き当たる。

  • 成田蓮選手
  • 上村優也選手
  • 桜庭和志選手

 

最有力候補、成田蓮

柴田勝頼選手の復帰戦。日本だけではなく世界中が注目する試合になることは間違いない。

実際、プロレスマスコミ以外も報道する可能性が非常に高い。下手すれば、週刊プロレスもメインイベント以上にこちらを表紙にした方が売れる可能性があるほどだ。

そんな注目度の高い試合。対角線に立つ相手にも自然と注目が集まる。

であれば、これからの若手に任せるのがベストな判断だと考えられる。

柴田勝頼選手へ強くなることを進言し、海を渡った成田蓮選手。あるいは海外の空気を吸うにあたって、真っ先にLA道場を選んだ上村優也選手だ。

上村優也選手に関しては少し日本復帰が早いためわ候補に入れたものの可能性は低い気がしている。

ただ、成田蓮選手に関しては2019年の秋に海外遠征をスタートしているため2年以上が経過している。

このタイミングであれば日本の新日本プロレスで試合をしてもいいのではないか。ある意味での逆輸入。

日本とSTRONGの両方で活躍するのが理想だと思うので、日本で柴田勝頼選手とすごい試合をした後で、アメリカで活躍するのもアリだろう。

桜庭和志選手についてはプロレスリング・ノアのスケジュールがまだ出ていなかったため、可能性としてあげてみた。

「ケンカ売りに来ました」の時に隣にいた相手と改めてスタートするのも悪くはないだろう。

 

新日本プロレスの門番

最後に4人目(3人とは言ってない)。

真壁刀義選手だ。

真壁刀義選手は柴田勝頼選手が新日本プロレスに復帰後、最初の東京ドームで激突した相手であり、新日本プロレスの門番である。

WRESTLE KINGDOM 7 ~EVOLUTION~ in 東京ドーム 2013年1月4日 東京ドーム 第7試合 スペシャルシングルマッチ 真壁刀義 VS 柴田勝頼

『KOPW 2022』進出権争奪ニュージャパンランボーに真壁刀義選手が姿を現さなかった時、彼の登場に期待せざるを得ないだろう。

柴田勝頼選手の復帰。現在もルールは整備中となっている。

みんなが安心して見ることができるルールの中で、最大の盛り上がりを魅せることを期待している。

エキシビジョンの5分間。さらにその先の扉が東京ドームで開かれる。

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