ケニー・オメガ選手は『ザ・クリーナー』に戻るのか!?

ゴールデン☆ラヴァーズ』再結成以降、“ベスト・バウト・マシーン”に2つ名が変わったケニー・オメガ選手。

現在、ケニー選手は完全無欠のV12チャンピオンオカダ・カズチカ選手を下し、IWGPヘビー級ベルトを戴冠している。

G1CLIMAX28の覇者・棚橋弘至選手とのイッテンヨンが期待される中、僕はある展開が頭に浮かんだ。

対棚橋選手の試合では、昔のケニー選手、つまり“ザ・クリーナー”に戻るのではないか?と。

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ビーフェイスのケニー選手

現在のケニー選手は以前のようなヒールレスラーではない。BULLET CLUBの三代目リーダー就任直後はラフファイトを展開していたが、徐々にファイトスタイルは変化してきた。

ゴールデン☆ラヴァーズ』再結成直前、2018年のイッテンヨンでは、外敵クリス・ジェリコに対して、新日本プロレスを背負って戦う“ガイジン”レスラーという印象すら受けた。

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ゴールデン☆ラヴァーズ』再結成後は、ヒールというイメージはもはや存在していない。選手に対して厳しい言葉を投げかけることはあるが、あくまでも団体を引っ張るチャンピオンという目線と視座から出ている印象がある。

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ケニー選手はヒールを経験したことで、さらに魅力的なキャラクターを形成している。

HONOR RISING:JAPAN 2018 2018年2月23日 東京・後楽園ホール 第7試合 スペシャル6人タッグマッチ ケニー・オメガ&飯伏幸太&チェーズ・オーエンズ VS Cody&ハングマン・ペイジ&マーティー・スカル

https://njpwworld.com/p/s_series_00469_1_07

棚橋選手の発言

ゴールデン☆ラヴァーズ』再結成後、棚橋選手は自身のPodcastでケニー選手へ言及した。

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棚橋選手VSケニー選手がベビー対ヒールで実現できなくなった。

棚橋選手はケニー選手と戦っている印象が薄い。それは、この結果からも明らかだと思う。

THE NEW BEGINNING in NIIGATA 2016年2月14日 新潟・アオーレ長岡 第9試合 IWGPインターコンチネンタル王座決定戦 棚橋弘至 VS ケニー・オメガ

https://njpwworld.com/p/s_series_00374_1_09

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リベンジマッチは棚橋選手の負傷欠場により白紙へ。新日本プロレス初のラダー・マッチは“ともだち”のマイケル・エルガン選手が代理で出場した。

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純度100%のベビーフェイスである棚橋選手なだけにヒールとしても異彩を放つケニー選手とベビー対ヒールという構図で勝利したかったに違いない。

あの程度でケガするとは…ケニーが糾弾「棚橋はプロ失格」

「肩は狙ったけど、ケガをさせるつもりなんかなかったよ。正直、あまりに棚橋が弱すぎてビックリしているし、ガッカリしている。もっと牛乳を飲んだほうがいい。そしてそんなに弱いなら挑戦しないほうがいい」

ケニー選手からの厳しい一言。ここからシングルでの対峙は一度もない。

棚橋選手としては、2016年のイッテンヨンでオカダ・カズチカ選手に敗れて以降、いよいよ東京ドームのメインに返り咲くチャンスなだけに、宿題は全て終わらせる必要もあるだろう。

だが、ケニー選手は前述した通り、ベビーフェイスになってしまった。であればとぶち上げたのがこの抗争だった。

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――闘うことになったら?
棚橋 そうですね。まあ、ケニー・オメガ選手もチャンピオンとして、BULLET CLUBではあるけども大人気じゃないですか? (※左右の手を差し出し)そのケニーに対して、棚橋が何で向かって行くか!? “いいモン(いい者=ベビーフェイス)”と“いいモン”でやったら難しいんですよ。じゃあ何で対抗するかって言ったら、「俺はお前のプロレス好きじゃないよ」っていうイデオロギーで、対立構造を作るしかないかなと(思う)。運動能力も凄いし、日本語も上手にしゃべれるし、みんな好きなんだろうけど(苦笑)、俺は彼のプロレスはあまり好きじゃないので。そういうことですかね。 

 お前のプロレス好きじゃないよ。

シンプルだが対立構造としては十分だ。ただ、好き・嫌い。気に入らない。プロレスとはこうあるべき。この論法だけも2人ならリングの内外で盛り上げることが可能だ。ただ、僕はもう一度見たい気もするのだ。

ザ・クリーナー ケニー・オメガを。

Cody選手の行動が鍵?

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肝心のシーンは10分50秒あたりだ。

Cody選手がCLEANERと書かれたベルトをケニー選手のトランクに入れ、サングラスを掛けてケニー選手の得意ポーズを取る。

ポーズ自体はフェイスターン以降も変わっていない。だが、ケニー選手はサングラスを掛けなくなってきていた。

ちなみにこのベルトはケニー選手がIWGPを戴冠したタイミングでCody選手が渡そうとしたものだ。

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15分50秒頃

このベルトは何かの暗示なのか。なぜ、このタイミングでケニー選手の手元に渡ったのか。

棚橋選手がオカダ選手との権利書マッチを乗り越えた後に対峙するのは、ベビーフェイスの“ベスト・バウト・マシーン”かヒールの“ザ・クリーナー”か?

これは、今からG1ロスを嘆いている場合じゃない!

余談!

youtu.be 2:01にケニー選手が出ている。


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