髙橋ヒロム選手、復帰戦の相手は誰か?3人の候補者と『POWER STRUGGLE』に登場する可能性
「見たか! これが俺たちの『SUPER Jr.』だ!」 あの日、髙橋ヒロム選手が叫んでから半年以上が過ぎた。
2018年7月7日に新日本プロレスが開催した『BanG Dream! Girls Band Party! Presents G1 SPECIAL IN SAN FRANCISCO』で、ドラゴン・リー選手との『IWGP Jrヘビー級選手権試合』に挑んだ『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』“TICKING TIME BOMB”高橋ヒロム選手。
2人が織りなすハードな試合内容は負傷欠場、『IWGPJrヘビー級ベルト』の返上劇を招いてしまった。
だが、新日本プロレスの公式スマホサイトを見るに、回復は順調なようだ。大事に至らずよかったと胸をなでおろすと共に、欠場が決まって以降、一度姿を現していないことが気掛かりでもある。
何故、髙橋ヒロム選手は姿を現さないのか。その理由を踏まえつつ、復帰戦の相手を考察してみたい。
高橋ヒロム選手の復帰戦に相応しい相手、それはあの選手しかいない。
復帰時期について
『IWGP Jrヘビー級ベルト』を返上した理由から、半年間カードが組めないことが明らかになっている。
髙橋ヒロム選手が最後に防衛した試合は2018年7月7日。ここに半年を足すと、1月7日という日付が出てくる。
イッテンヨンから3日後。つまり、イッテンヨンの時期には復帰が見込める時期に入っている。
ここで一つ、考えてみたい。髙橋ヒロム選手の復帰はイッテンヨン東京ドームなのではないかと。
髙橋ヒロム選手が本格的に凱旋試合を行なったのは、2017年のイッテンヨンだった。ビッグマッチに照準を合わせて来ても違和感はない。
ただし、無理だけはしないことを心から祈っている。
髙橋ヒロム 復帰試合の相手は誰?
僕の予想では3人の候補がいる。まずは現、『IWGP Jrヘビー級王座』であるKUSHIDA選手。次に11月3日に開催される『NEVER無差別級選手権』の勝者だ。
髙橋ヒロム選手のIWGPジュニア王座返上を発表した動画であるメッセージがあった。
「オレはまだ試合ができないんだ。だから復帰するその時まで、この顔面、このボデェーも見せたくないんだ!」
“このボデェーも見せたくない”。
何故、試合ができない状態になり、3ヶ月以上がたった今も肉体を見せないのか。その理由は肉体改造に取り組んでいることが考えられる。
髙橋ヒロム選手は『IWGPJrヘビー級ベルト(ベルトさん)』に強すぎるほどの愛着を持っている。そして、髙橋ヒロム選手の夢はベルトさんと共に『IWGPヘビー級ベルト』に挑戦し、ゴールデンタイムで試合をすることだ。
だが、『NEVER無差別級ベルト』に関してだけは興味を示すというのが僕の見解だ。
KUSHIDA選手の可能性
『IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメント』で優勝を飾ったKUSHIDA選手。現在、『スーパージュニア・タッグリーグ2018』にクリス・セイビン選手と出場し、シングル・タッグ両方の魅力と実力を発揮している。
だが、『スーパージュニア・タッグトーナメント』が『スーパージュニア・タッグリーグ』になったことで、ある疑問が浮かんでいる。
11月3日に開催される『九州三国志 presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』で『IWGPJrヘビー級選手権試合』は行われるのか?という点だ。髙橋ヒロム選手との考察を前に考えてみたい。
まずは、タイトルマッチに挑戦する候補者について。ウィル・オスプレイ選手は『NEVER無差別級選手権試合』に出場する。BUSHI選手、マーティー・スカル選手は『IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメント』で下したばかり。他のJr選手も現在は『スーパージュニア・タッグリーグ2018』に出場しているため、直前の対決で直接ピンフォールを取る以外は考えにくい。
そして、僕はKUSHIDA選手&クリス・セイビン選手の決勝戦出場を予想している。
2016、2017年と続いていた『IWGPJrヘビー級選手権試合』がこの日は行われないのではないか。そうなると、髙橋ヒロム選手の登場シーンが薄れてしまうのだ。
「アイツの気持ちを背負う」と語ったKUSHIDA選手との一戦は間違いなくみたい。ただ、もう少し先、『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26』の決勝戦で見たい気持ちもあるのだ。
ウィル・オスプレイ選手の可能性
以前からヘビー級転向を表明していたウィル・オスプレイ選手。タイチ選手に勝利することで、無差別級としての真価を発揮する糸口を掴むことができる。髙橋ヒロム選手が『IWGPJrヘビー級ベルト』を奪取した相手なだけに、『NEVER無差別級』でのリマッチは成立しても不思議ではない。“空王”が“聖帝”に勝つことができれば、だ。
タイチ選手の可能性
僕の本命はタイチ選手だ。旗揚げ記念日からはじまったヘビー級戦線。『ニュージャパン・カップ 2018』で棚橋弘至選手と好勝負を繰り広げるも一回戦敗退。その後、誰しもが期待した『G1クライマックス28』には選考漏れ。「世紀の大誤審」という名言を残し、後藤洋央紀選手から『NEVER無差別級ベルト』を奪取した。
2018年、『BULLET CLUB』の紛争が中心軸にあったイメージのある新日本プロレスだが、その裏ではタイチ選手とジェイ・ホワイト選手がかき回してきた。2018年最後の防衛戦の後に髙橋ヒロム選手が登場する。
『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア24』ではタイチ選手が洗脳作戦を仕掛けつつも、髙橋ヒロム選手の前に敗れさった。2人のシングルマッチは『新日本プロレスワールド』で見るところ、一度きり。2人の因縁は再び燃え上がるか。
個人的な希望
先程、髙橋ヒロム選手が『NEVER無差別級ベルト』に興味を示す可能性について書いた。これは、自身にプロレスを教えた内藤哲也選手が創設したベルトであり、自身の壮行試合の相手を務めたEVIL(渡辺高章)選手も巻いてるベルトだからだ。
1000%回復を果たした高橋ヒロム選手が10倍のインパクトをファンに届けるために取る方法は一つ。11月3日に開催される『九州三国志 presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』でバキバキ仕上げた身体を披露し、復帰発表を行うことだ。
以下は、あくまでも僕の希望の展開である。
「タイチさ〜ん、お久しぶりじゃないですか〜。ベルト巻いちゃって〜。でも、可愛そうですよ〜(表情が変わる)タイチィィ!!!東京ドームでぇぇ、俺が『NEVER』に挑戦するぅ!!東京ドームでぇぇ!!お前は終わりだぁぁ!!!!」
「ほう・・でかくなったな小僧・・・・」
リアルにデカくなった高橋ヒロム選手とヘビー級仕様になったタイチ選手が対峙する。そして、内藤哲也選手が創設した『NEVER無差別級ベルト』を懸けて東京ドームで戦う。高橋ヒロム選手にとってこんなに相応しい復帰戦のシチュエーションはないだろう。
ここまで髙橋ヒロム選手の復帰について書いたが、前提として1000%の回復が実現していればの話だ。無理だけは絶対にして欲しくない。髙橋ヒロム選手は新日本プロレスのジュニアを背負う男だからだ。
獣神・サンダーライガー選手が勇退した『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア25』で髙橋ヒロム選手が自信に満ちた顔で叫んだこの言葉は今でも僕の胸に刻み込まれている。
「見たか! これが俺たちの『SUPER Jr.』だ!」
新日本プロレスのジュニアを背負う男・髙橋ヒロム選手が万全のコンディションで帰ってくる日を僕は心から待っている。
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