本間朋晃選手『NEVER無差別級6人タッグ』でリベンジを!

新日本プロレスが今週末から開催する『ワールドタッグリーグ』に惜しくも選出されなかった本間朋晃選手。

沖縄での負傷から1年半。想像を絶するリハビリと再トレーニングを経て新日本マットに戻ってきたものの、その願いは2017年、2018年と叶うことはなかった。

だが、まだまだ諦める必要はないと思う。

タイチ選手がG1クライマックス28のエントリーから漏れた後、『NEVER無差別級王者』に輝いたように、本間朋晃選手にもまだチャンスはあるのだ。

そう、本間朋晃選手には『NEVER無差別級6人タッグ』でリベンジを果たして欲しい。

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イッテンヨン間近に動くベルト

『NEVER無差別級6人タッグ』のベルトは『レッスルキングダム』の前後に動くケースが多いベルトだ。

これまでの実績を並べてみよう。

  • 2016年1月4日(矢野通選手&ジェイ・ブリスコ選手&マーク・ブリスコ選手)
  • 2017年1月4日(SANADA選手&EVIL選手&BUSHI選手)
  • 2017年1月5日(棚橋弘至選手&中西学選手&田口隆祐選手)
  • 2017年12月17日(バッドラック・ファレ選手&タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手)
  • 2018年1月4日(石井智宏選手&矢野通選手&バレッタ選手)
  • 2018年1月5日(バッドラック・ファレ選手&タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手)

6人タッグマッチは何が起きるか分からない。実力が拮抗しているレスラーがひしめく新日本プロレスにおいては特にその少しの差が顕著に現れる。

だからこそ、最多防衛記録もSANADA選手&EVIL選手&BUSHI選手とバッドラック・ファレ選手&タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手の3回に留まっているように思う。

 

本間朋晃と邪道

『九州三国志 presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』で真壁刀義選手、本間朋晃選手は『BULLET CLUB』に対して、憤慨していた。

その怒りをそのままに『ワールドタッグリーグ2018』へと挑むはずが「待った」がかかった形だ。

これはいつかNJPW FUNでも書きたいと思っていたことだが、本間朋晃選手は特に印象的なコメントを残している。

本間「タマ・トンガ、タンガ・ロア、お前ら兄弟で、『TAG LEAGUE』来るんだろ!? 俺と真壁は、お前らに負けてねぇんだよ。去年(※2016年)、負けてねぇんだよ。誰がなんと言おうと、負けてねぇんだよ。勝ったままで終わってんだよ、『WORLD TAG LEAGUE』の決勝。お前らが来ようが、誰が来ようが、絶対負けない。まだ(『WORLD TAG LEAGUE』出場が)決まってないかもしんない、真壁と本間。でも俺は、真壁と行く気満々だからよ。あとは、邪道。お前、俺がリング上で待ってんのに、お前それでいいのか!? それでいいのか!? お前、それでいいのか!? 待ってんぞ」

 出典:新日本プロレス

本間朋晃選手が邪道選手にコメントを残している。邪道選手のグリーンキラーで負傷欠場という結果になってしまった本間朋晃選手。邪道選手はそれ以降の試合ではイエローのリストバンドを付けて出場するなど、気持ちを背負ってリングに上がっていた。

だが、リングに戻ってきて再試合をする前に、フーリガンと化してしまった。邪道選手は足を負傷している。それは理解した上でコメントを残したのだ。 

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本間朋晃の勇気

本間朋晃選手はリングに復帰して以降僕が知っている限り2度の涙を流している。1度目は復帰戦。奥さんを胸に復帰の喜びに思わず涙が流れた。

次は、内藤哲也選手にグリーンキラーを仕掛けられた試合。前述した通り、この技は自身を負傷欠場に追い込んだ技である。

恐怖心。

必ず頭をよぎった恐れ。

プロレスラーとして戦っていく中で、避けては通ることができない道。それを敢えて内藤哲也選手は仕掛けた。復帰して嬉しいことばかりじゃない。この恐怖といつかは向き合わなければならない。であれば、仕掛けるのは自分だ。“制御不能のカリスマ”は普段この技を使わない。だが、敢えて実行に移した。

内藤哲也選手の心意気で恐怖を乗り越えた。だからこそ、邪道選手にメッセージを放つことができたのだと思う。

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いざ、出陣の時

時はきた。『ワールドタッグリーグ2018』に出場しない時間を、コンディション作りに投資することができる。

日焼けしたバキバキの身体に磨きを掛け、待っている『NEVER無差別級6人王者』は因縁の『BULLET CLUB』だ。

現在、石森太二選手は『IWGPジュニアヘビー級王座』への挑戦が決定。

タマ・トンガ選手、タンガ・ロア選手も『IWGPタッグ王者』としてイッテンヨンへの出場をほぼ手中に収めている。このチャンスを逃すほかないのだ。

では、気になるパートナーは誰になるのだろうか。

まずは真壁刀義選手。暴走キングコングは欠かすことはできない。

問題はもう一人だ。候補者を考えてみたい。

  • 田口隆祐選手
  • トーア・ヘナーレ選手
  • ジュース・ロビンソン選手
  • デビット・フィンレー選手
  • 獣神・サンダーライガー選手

『BULLET CLUB』にもジュニア選手が一名いるだけに、田口隆祐選手、ライガー選手を候補に入れてみた。

ヘナーレ選手は真壁選手と『ワールドタッグリーグ』に出場しているということで、継続となる形。残る2人の可能性としては十分にあると思う。

個人的には獣神・サンダーライガー選手をプッシュしたいところだ。

『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』を勇退し、2018年はパワーが有り余っている。また、新日本プロレスにおけるTV露出の多い3人なだけに、チャンピオンとなれば華も抜群だ。

 

決戦の日

12月14、15日に開催される『JRA presents Road to TOKYODOME』。ここが本間朋晃選手にとってのXデーになる。

ここが、復帰を飾ったこけしが東京ドームに向けて挑むラストチャンスだ。

第0試合か出場なしか。それとも『NEVER無差別級6人タッグ』のベルトを巻いて登場するか。

来年まで待つという会社の決定。これをいい意味で覆すチャンスは目前まで迫っている。

後は、本間朋晃選手の「一歩踏み出す勇気」だけだ。

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