新日本プロレスが『NEVER無差別級選手権試合』を年内に決行!

新日本プロレスが後藤洋央紀選手と飯伏幸太選手の『NEVER無差別級選手権試合』を2018年12月9日の岩手大会で決行することを発表した。

2019年のイッテンヨン『レッスルキングダム』が迫る中、シングルでのタイトルマッチがこの時期に組まれるのは異例だと言っても過言ではない。

『ワールドタッグリーグ2018』の優勝決定戦に組まれた大一番。何故、このタイミングで試合組まれることになったのか。そして、今後の展開は一体どうなるのか。思考の海に飛び込んでみたい。

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自由過ぎるぞ。『NEVER』

昨日の後楽園ホール大会で飯伏幸太選手が「却下」から「ちょっと待ってよ!」に切り替わった瞬間、今回のタイトルマッチが決定した。

これまで猪突猛進なスタイルだった後藤洋央紀選手が新しい引き出しを開けたのだ。

勝負の前から「討ち取ったり」といったところだろうか。

それにしても『NEVER』は自由だ。いや、自由過ぎる。

イッテンヨンで行えばいいものを、このタイミングでタイトルマッチを差し込んできた。ある意味でこうとも受け取れる。

『NEVER』の名の通り、「決して◯◯ではない」つまり、まだまだイッテンヨンまで波乱は終わりではない、と。

後藤洋央紀選手の覇道を見れば分かる通り、おそらく結果はどうあれ『NEVER』を懸けた戦いでイッテンヨンに出場するの可能性は高い。

この一戦に勝てばそのまま新しいチャレンジャーを求め、万が一敗れればリマッチを要求する。

悪武者、悪代官。いや、第六天魔王と化した後藤洋央紀選手はこれまでとは違う『NEVER』の絵を描こうとしているのだ。

 

3WAYルートへ突入か

この記事を書いている時点で、タイチ選手は何本件について何も語っていない。『タカタイチハウス』に本間朋晃選手を招集する発言を残しているのみである。

現在、聖帝の胸中には2つの思惑があるのかもしれない。

まずは『ワールドタッグリーグ2018』の優勝。

ザック・セイバーJr.選手が石井智宏選手が保有する『ブリティッシュヘビー級ベルト』へ挑戦表明を行ったものの、正式なカードは発表されていない。

ここで優勝を飾れば『IWGPタッグ選手権試合』に出場することになる。

次に上記のカードが決定した場合だ。その場合、タイチ選手は『NEVER』のリマッチ権を要求するのなもしれない。

「あいつはよくて、俺はダメって意味がわからない」と。

だが、後藤洋央紀選手も引き下がる筈がない。

今回開催される『NEVER無差別級』の結果如何では、3WAYマッチとなる可能性が非常に高いのだ。

その保険のため、以前からタイチ選手は飯伏幸太選手にTwitterで絡んでいたのかもしれない。

 

 

ウルトラCの4WAYか

可能性はまだもう1つある。ウィル・オスプレイ選手の復帰劇だ。万が一挑戦表明を行った場合、シングルマッチから3WAY、さらには4WAYとなる。

2018年のイッテンヨン『レッスルキングダム』で『IWGPジュニア王座選手権試合』は4WAYマッチで行われた。

度重なる髙橋ヒロム選手の要求は、4WAYでの一騎打ちになった。

自由過ぎる『NEVER』にこれくらいのサプライズがあっても何もおかしくはないのだ。

 

『NEVER無差別級』の新しい景色

新日本プロレスにおいて唯一『IWGP』の冠が付かないベルト、それが『NEVER無差別級ベルト』だ。

これは、チャンピオンによって大きく色を変えるベルトとなり注目を集めている。

柴田勝頼選手が保持していた時代は、「1人世代闘争」を巻き起こした。鈴木みのる選手が戴冠した時期はブルロープデスマッチ、ランバージャックマッチなど、従来とは一風変わったルールでの試合が執り行われた。

では、後藤洋央紀選手は?タイチ選手は?飯伏幸太選手は?

自由過ぎる『NEVER』の明日は始まったばかりだ。

まずは12月9日の一戦を楽しみにしたい。

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