プロレスブログの運営について伝えたいこと

「プロレス記事を書くのって難しいと思うんですが、注意していることってありますか?」

かなり久しぶりに「質問箱」でクエスチョンが届いた。僕はシンプルに「勝った、負けた。そんな小さいことでプロレスをしていないプロレスラーを応援した内容になっていることが前提。また、誰かのマイナスになるようなことは書かないことです。毒にも薬にもならない内容を心がけていますね」と、回答したのだが文字数制限で書ききれなかったことをここに残しておきたいと思う。

まず、プロレス記事を書くのは難しいという点についてだが、簡単・難しいという視点では考えたことはない。

これは、僕が新日本プロレスを見て、思ったこと、感じたことを書いているという点が大きいと思う。普段から執筆の仕事に携わっているだけあって、構成や執筆スピードに関しては一日の長があると自負している。

ただし、インターネットが発達した現代において、文章の上手さや構成力や構成力よりも大切なものがあるとも思っている。

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ブログ執筆で大切なこと

ここからは、上記した質問者の方がひょっとするとこれからプロレスに関するブログを執筆したいと考えていると仮定して話を進める。

ブログの歴史はまだまだ浅く1999年頃から始まったとされている。約20年程度の文化である。

有名無名関係なく、誰かに届けたいことを文字に変えてアウトプットする。雑誌社や新聞社に寄稿するハードルとは別の軸で、「世の中に何かを伝える」のがブログの役割だと思っている。

ここで大切なのは「誰かが読む」ということを前提に考えて書くということだ。一方で難しいのが、自分が書きたい内容(コンテンツ)でなければ継続は難しいという点にある。

ただし、難しく考えすぎる必要もないのだ。

好きなもの。自分が広げたいと思うこと。それが見つかっているのであれば、まず書いてみる。行動を起こすことがまず大切なのだ。

プロレスブログを執筆をする上での注意点

好きなことを書く。好きなように書く。有料記事でもない限り、誰に何を言われても気にする必要はない。何故ならば、選択肢は読者側にあり読みたくないのであれば、読まなければいいためだ。

ただし、書き手側がどこまで書くのか?といバランス感は必要だと思う。これはその方の人間性やブログの運営方針に応じて変化するものである。

例えば、僕のNJPW FUNは意図的に書いていない、そういった表現をしないと決めていることがある。

せっかくの機会なので、ここに記しておきたい。

  • 試合の結果だけにフォーカスしない
  • 選手や関係者の誹謗中傷になるようなことを書かない
  • 団体批判をしない(問題提議は行う)
  • 特定の選手・ユニットに偏りすぎない
  • リング外で裏が取れていない事実は書かない(契約周りなど)

上記の5つには配慮している。ようするに「毒にも薬にもならない」コンテンツを心がけるという点である。

プロレスブログを読んでいる方の気持ちを考える

自分が好きな選手について言及されている記事を見かけたら思わずチェックしてしまうものである。ただし、その内容が否定的だったりした場合は気分を害してしまうだろう。

人が気分を悪くするようなものを僕は書くつもりはない。そんなものは「インターネットのゴミ」だからだ。意図せずして、そうなってしまってしまうケースもある。そんな時は謝るしかない。

では、読者はプロレスブログに何を求めているのだろう。

僕は、「試合と試合の間にある隙間にある時間をプロレスに関する話題で埋めたい」という気持ちがまずそこにあると思う。

また、新しくファンになった方は積極的に選手や団体についての情報を求める。リングで輝く選手は他人の目から見た時にどう映っているのか?と。

個人のフィルターを通してアウトプットされるプロレスブログにはそれぞれの個性がある。その中で、自分の価値観にあったものを取捨選択して読む。読者は自由に好きなものを読めばいい。その時にストレスを与えない内容になっていれば、いい相互関係は生まれていくと思うのだ。

書き手側としては、好意的な反響がは素直に嬉しいものである。

 

記事の書き方

せっかくなので記事の書き方に関するテクニックも残しておこう。何かの参考になれば幸いだ。

まず、文章を書く際、敬体、常体どちらで執筆するのか?という選択肢がある。

敬体はいわゆる「です、ます」口調。常体は「だ、である」口調だ。

NJPW FUNを熱心に読んでいる非常に貴重な読者の方はお気付きかもしれないが、僕はこの2つを使い分けている。と言っても9割以上は常体、残り1割が敬体なのだが。

通常の記事は全て常体。月末に投稿する振り返り記事のみ敬体となっている。

僕が常体で書いている理由は2つある。まずは、書き慣れていること。次に第三者的な表現で届けたいということだ。

書き慣れているというのは前述した通り、僕は商用文を執筆することを生業としているためだ。これまで多くの記事をこの文体で執筆してきた。そのため、こちらの方が筆の進みがいいのである。

2つ目の第三者的な表現にこだわる理由についても説明したい。

僕は書き手として前に出るのがあまり好きなタイプではない。主役は新日本プロレス、新日本プロレスのプロレスラー。事実を僕のフィルターを通して、客観的に届けたい。これが理由だ。

そのため、僕の名前はカワノ・ユウキだとブログ内の各所で公言しているが、誰もその名前では呼ばない。名前を呼ばれる時はブログ名で呼ばれるのかもしれない。

ただ、この考え方は旧時代の考えだという見方もある。

 

個の時代

YOUTUBERやインスタグラマーなどのインフルエンサーが一世風靡している時代において、個人が主張しすぎないというのは、勿体ないという考えも確かにある。

これからプロレスブログを書きたいと思っているのであれば、名を残す方向で進めてみるのもありだとは思う。

ただし、テクニックや裏側にある気持ちが伝わる内容でなければ、支持を得ることは以ての外、誹謗中傷の多少となると可能性があるので、注意が必要だ。最悪、全く日の目を浴びない可能性もある。

ブログ運営は楽しい

NJPW FUNがスタートして、今日で106日目となる。ほぼ毎日のように記事を書いているがストレスになったことはない。好きなものを好きなように書く。

これが習慣化されているためだと思う。

試合の感想や今後の考察、予想、随筆。

プロレスは100人いれば100通りの楽しみ方があるため、他人の視線で語られるプロレスブログは本当に読んでいて楽しい。

ただ、自分で書くともっと楽しい。それはブログという形式でなくてもいいと思う。Twitterに投稿しているものをまとめてみる。これでも立派なコンテンツになる。

せっかくなら多くの人に届けたいとも思うのが人の性だ。その時は色々と調べてみると、また新しい発見があると思う。

好きなものを盛り上げる

プロレスブログやTwitter、Instagram、facebookなどのSNS。様々なプラットフォームで新日本プロレスひいてはプロレスについての話題が増えれば、これ以上の盛り上がりを作っていけると思う。それはテレビで特集が組まれる以上の価値がある。

もしもプロレスブログをはじめたいと思っているのであれば、まず書いてみる。

ご連絡いただき、内容が僕好みであれば拡散には全力で協力したいと思う。

最後に。温度感が伝わる文章に上手い下手は関係ない。温度感を生むためにはコンテンツを「愛する」気持ちがだけがあればいいのだ。

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