クリスマス企画!NJPWFUN的ベスト興行を“妄想”してみた

新日本プロレスの2018年年内興行が終了して9日が経った。

ケニー・オメガ選手は棚橋弘至選手を公式スマホサイトのインタビューで挑発。「ヒールとしてのケニー・オメガを出す」という“ザ・クリーナー”の再来を彷彿とさせる発言は更に舌戦を激化させるものとなった。

また、オカダ・カズチカ選手は「オカダクルーズ」を発表するなど、それぞれの精力的な動きが目立つ師走である。

ただし、イッテンヨン『レッスルキングダム13』までは2週間もある。そして、今日はクリスマス・イブだ。

NJPW FUNとしても、皆さまのために何かプレゼントを用意しなければならない。

そこで、プロレスファンにとって最も贅沢なプロレスロスの過ごし方を楽しんでみようと思った。

クリスマス企画!NJPWFUN的ベスト興行を“妄想”してみたのだ。

名付けて『NJPW FUN presents  Burnin' X'mas』。

新日本プロレス参戦選手が聖なる夜に贈る夢の特別興行。全試合がスペシャルシングルマッチ&スペシャルタッグマッチで構成されている。

何故この試合順なのか。どっちが勝利しそうか?様々な妄想を膨らまして、聖夜を楽しんで欲しい。

新日本プロレスロスはベスト興行の夢を見るか?

“年に1度のNJPW FUNからのクリスマスプレゼント!あなたの脳内で試合を楽しんで下さいね。管理人より”

 

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【第1試合】混ぜるなよ!絶対混ぜるなよ!

EVIL&SANADA VS 石井智宏&ウィル・オスプレイ 

イッテンヨン『レッスルキングダム』の第1試合は、飯伏幸太選手VSウィル・オスプレイ選手というドリームマッチから幕を開ける。プロレス、格闘技、空中殺法。アスリートが魅せる最高の時間が平成最後のビックイベントには相応しいということだろう。であれば、今大会もドリームマッチからスタートしたい。

2年連続で『ワールドタッグリーグ』を制した覇者と『CHAOS』が誇る化学反応タッグだ。『ゴールデン☆ラヴァーズ』を相手に全く引けを取らない2人は今、最も勢いのあるタッグチーム相手にどんな試合を魅せるのか?

EVIL選手VS石井智宏選手、SANADA選手VSウィル・オスプレイ選手のマッチアップが見逃せない試合になりそうだ。

【第2試合】闘志と闘魂、龍と獅子

鷹木信悟 VS SHO

鷹木信悟選手が『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』6人目のパレハとして登場したあの日から生まれた因縁。

これまでもタッグマッチの最中にも関わらず、2人だけの時間を度々作ってきた。その度に思うわけだ。鷹木信悟選手は外からやってきたSHO選手選手にとって超えるべき壁であると。

階級はジュニアでもヘビー級に見劣りしないパワーを持つSHO選手。

無差別級としてドラゴン・ゲート、全日本プロレスで活躍した鷹木信悟選手相手にどんな試合を魅せることができるのだろうか。掟破りのパンピング・ボンバーに期待したい。

【第3試合】同郷の義兄弟VSマリオとルイージ

田口隆祐&YOH VS ヤング・バックス

世界最高峰のタッグチームであるヤング・バックスに新日本本隊とCHAOSの越境タッグチームが挑む。

元々『ロッポンギ3K』を結成する以前に、アメリカで『タグチジャパン』のTシャツを着た姿の写真がアップしていたYOH選手。

ヤングライオン時代から親交があり、キャラクターにも類似性があるだけにコンビネーションに不安はない。

また、これまでプリンス・デヴィット選手やリコシェ選手、ACH選手など“ガイジン”レスラーとのタッグチームで大きな功績をのこしてきた田口隆祐選手が、YOH選手とのコンビでどうヤング・バックスに立ち向かうか。

コミカルで激しく、上手い。そんなプロレスから目が離せない展開になりそうだ。

 

【第4試合】怖さと実際の恐怖は違う

タマ・トンガ&タンガ・ロア&バットラック・ファレ VS 真壁刀義&矢野通&本間朋晃 VS ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&ザック・セイバーJr.

この試合は反則裁定なし、場外カウントなしのノールールデスマッチとする。

GOD VS KES VS GBHという最恐の戦い。久しぶりのラフファイトに身を投じる真壁刀義選手と本間朋晃選手。邪道選手の竹刀とコーナーマットでちゃんばらを始める矢野通選手。

圧倒的なパワーで攻め込むKESの2人。バッドラック・ファレ選手からも関節技を決めるザック・セイバーJr.選手。リング内ら場外。どこを見ても激しい攻防が繰り広げられているに違いない。

金髪で試合に臨んだ矢野通選手は誰を標的にするのか。この点も見ものだ。

 

2018年 新日本プロレス カレンダー

2018年 新日本プロレス カレンダー

 

【第5試合】悪の華と愛憎劇

KUSHIDA&BUSHI VS 金丸義信&エル・デスペラード

『鈴木軍』の最強ジュニアタッグチームと対峙するのは、共にヤングライオン出身ではないものの、ジュニア戦線で存在感を発揮している2人だ。

プロレスの求道者として世界を股にかけるKUSHIDA選手。同時期に新日本プロレスへ移籍したにも関わらず、KUSHIDA選手ばかりが脚光を浴び続けることに深いジェラシーを抱えているBUSHI選手。

悪の華に対し、水と油の2人はどんなコンビネーションを魅せるのか。

案外、2人の楽曲をマッシュアップした入場曲とお揃いのコスチュームで試合に臨むかもしれないが(笑)。

KUSHIDA選手と金丸義信選手、BUSHI選手とエル・デスペラード選手の激突にも期待したい。

【第6試合】切り裂き魔VS悪夢。生まれ変わった悪党を添えて

ジェイ・ホワイト&石森太二 VS Cody&マーティー・スカル

ニュージーランドVSアメリカのギャングスター対決。

リングで圧倒的な華を撒き散らす4人が相見える瞬間は細かなテクニック、間、パフォーマンス、関節技、飛び技。全てがハイクオリティな戦いが繰り広げられるだろう。

また、石森太二選手とマーティー・スカル選手は新日本プロレスジュニアのトップ戦線を争う位置にいるが、『NEVER6人タッグ王座』以外で肌を合わせたことがほぼない。

ジェイ・ホワイト選手とCody選手。石森太二選手とマーティー・スカル選手。どちらの対決も楽しみである。

【第7試合】聖帝はオトコになれるか

鈴木みのる VS タイチ

“世界一性格の悪い男”と“世界一性格が小ズルい男”。“プロレス王”と“愛を捨てた聖帝”。

『鈴木軍』のボスと構成員がNJPWFUN presents のChristmas Nightで合間見える。

2018年はヘビー級で躍進し、『NEVER無差別級ベルト』を戴冠したタイチ選手。『IWGPインターコンチネンタルベルト』を戴冠し、『IWGPヘビー級ベルト』も予約済みだと語った鈴木みのる選手。

カールゴッチさんと川田利明さんひいてはジャイアント馬場さんの数世代に亘るプロレスが繰り広げられるリングは歴史を知る方から見ても、恋い焦がれる展開になるだろう。

【トリプルメインイベント1】レインボードリーム

髙橋ヒロム VS クリス・ジェリコ

さぁ、メインイベントだ。新日本プロレスを代表するキャラクターの髙橋ヒロム選手とスーパースター クリス・ジェリコ選手の一戦を想像してみたい。

新日本プロレスで最も世界のスーパースターに近いのはこの男かもしれない。“TICKING TIME BOMB”として新日本プロレスに凱旋帰国を果たしたのが2016年10月。それから約2年でファンが選ぶ2018年のMVPで2位に輝いた。ご存知の通り、下半期は怪我で欠場していたにも関わらず、だ。

KUSHIDA選手やウィル・オスプレイ選手、石森太二選手などジュニアのトップ選手を直接対決で下した髙橋ヒロムは1000%の回復を果たしてリングに戻ってくる。

『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア25』を制した男の復帰戦は、世界のスーパースターが相応しいのかもしれない。

レスラーだけでなく、ミュージシャン、役者など幅広い顔を持つクリス・ジェリコ選手と最もスイングするのは、アーティスティックな才能も爆発している髙橋ヒロム選手なのかもしれない。

 

【トリプルメインイベント2】あれから11年。差は広がったのか?それとも

棚橋弘至 VS 後藤洋央紀

この試合のみ、レフリーをLA道場のヘッドコーチ・柴田勝頼選手が務めるものとする。

新日本プロレスがV字回復を始めたのは2012年ブシロード体制となって以降だと言われている。だが、選手間や会場で最もこれから新日本プロレスの逆襲がはじまると感じたのは、2007年11月11日の棚橋弘至選手VS後藤洋央紀選手の『IWGPヘビー級選手権試合』だと言われている。

この試合を新日本プロレスワールドで見てみると、今とは全く違う風景が広がっていることに気づく。そう、客席がガラガラなのである。だが、動員人数と声援のバランスが明らかにおかしい。

2人の戦いに酔いしれる観客は1人1人が2倍、3倍、10倍の声を出すことで、熱狂した空間を作り上げている。

その中心に居たのが、棚橋弘至選手と後藤洋央紀選手だ。もしも、この試合で後藤洋央紀選手が勝利を納めれば『IWGPヘビー級ベルト』へ再度挑戦するチャンスを掴むだろう。

最高の戦いを裁くレフリーは新、日本プロレスを旗揚げから支えてきたレフリーである柴田勝久さんのDNAを引き継ぐ、柴田勝頼選手しかいない。

【トリプルメインイベント3】金×夢と恋人たち。一夜限りの伝説

オカダ・カズチカ&内藤哲也 VS ケニー・オメガ&飯伏幸太

クリスマス記念のNJPWFUN的ベスト興行で、最後にリングへと上がるのはこの4人だ。

『CHAOS』オカダ・カズチカ選手、『ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン』内藤哲也選手。新日本プロレスが生んだ“レインメーカー”と“制御不能のカリスマ”が手を組み、人気、実力でイッテンヨン『レッスルキングダム13』のはじまりと終わりを任された『ゴールデン☆ラヴァーズ』ケニー・オメガ選手&飯伏幸太選手と対峙する。

もう、説明は要らない。入場を想像するだけでもアドレナリンが出てくる。レインメーカー×デスティーノかゴールデン☆トリガーか。

最後にマイクを持つのはどの選手になるのか。妄想を含まらませるだけでも寝れなくなってしまった。

後書きに変えて

いかがだっただろうか。

もう1試合増やすなら、高橋裕二郎選手VSジュース・ロビンソン選手のリベンジマッチを組み込みたいと思っている。

まだまだ2019年のイッテンヨンまで日はあるが、色々な妄想や先読み、考察、予想、想像をしつつ運命の日を楽しみにしてみてはどうだろう。

“今日はクリスマスイブ。管理人・川野優希は頑張って原稿を仕上げたいと思います!三連休最終日楽しんで下さいね!”

 

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