中邑真輔が新日本プロレスに復帰する夢を見た話

中邑真輔選手。『キング・オブ・ストロングスタイル』の二つ名を持ち『IWGPインターコンチネンタル王者』として、長年新日本プロレスを牽引した存在だ。

現在はWWEのスーパースターとして世界を股にかける活躍を見せているSHINSUKE NAKAMURAは紛れも無いトップレスラーのロックスターである。

2018年12月24日のクリスマス。ジムに行って映画を見て寝るという健康的な1日を過ごした僕に、全身“赤”の服を着た男性がプレゼントを持ってきた。

非常にいい夢を見せてもらった。その夢の内容は中邑真輔選手が新日本プロレスに復帰するというもの。

と、思ったらソースに不明瞭なところはあるものの、一部復帰の噂が流れていた。

どのリングを選ぶのかは中邑真輔選手の自由。彼の影響で少しWWeにも詳しくなったし、何となく楽しみ方も分かって来た。

それほどのカリスマ性と人を魅了するキャラクター性を持ち合わせたレスラーはそう多くないだろう。

サンタ氏が僕に運んできた夢(僕は夢をほぼ見ない)の1回の主役は、中邑真輔選手と後藤洋央紀選手だった。

せっかくなので、少々うる覚えなところもあるが、夢のある話にお付き合いいだきたい。

改めて。

「この物語は夢の中の出来事である。・・・ただし、10年後においては定かではない」

f:id:yukikawano5963:20181225174808p:plain

2019年4月。同期がIWGPを初戴冠

時は2019年4月。『ニュージャパンカップ』覇者として花道を歩いた後藤洋央紀選手が、『IWGPヘビー級王者』であるケニー・オメガ選手と『サクラジェネシス』で激突するところからこの物語は始まった。

思い返せば2016年の『G1クライマックス』でケニー・オメガ選手が後藤洋央紀選手を破り、外国人初優勝を飾った日から“ザ・クリーナー”、“ザベストバウトマシン”の躍進は始まった。

そして、2018年には新日本プロレスの至宝、『IWGPヘビー級ベルト』を戴冠した。

一方で後藤洋央紀選手は『NEVER無差別級』を卒業し、数年ぶりの『ニュージャパンカップ』エントリー。“春男”の異名は伊達ではなく、決勝でオカダ・カズチカ選手を昇天・改で沈め、『IWGPヘビー級ベルト』への挑戦権を手中に納めた。

運命の一戦。後藤洋央紀選手のセコンドには緊急帰国を果たした柴田勝頼選手が務めることが分かると、会場やTwitterのタイムラインが爆発し、後藤洋央紀選手の初戴冠を祈る声が目立つようになった。

一進一退の攻防が続く。だが、後藤洋央紀選手は飯伏幸太選手との一戦で見せたような、テクニカルな技の数々でケニー・オメガ選手を追い詰めていく。

その瞬間は突然訪れた。正調のGTRを返したケニー・オメガ選手が返したのだ。

これはマズイと全員が息を呑む中、後藤洋央紀選手は丸め込みと固め技を同時に行うというある種、最先端の技である後藤式を繰り出した。

レッドシューズ海野さんがマットを3回叩く。

後藤洋央紀選手が悲願の『IWGPヘビー級ベルト』を初戴冠したのだ。

柴田勝頼選手と抱き合い、2人は確かに涙を流した。

晴れやかな笑顔。全員がマイクに期待する中、あの男が姿を現した。

 

Subconscious

191センチの赤髪。そう、『ニュージャパンカップ』で後藤洋央紀選手の執念に屈したオカダ・カズチカ選手だ。

「後藤さん!おめでとうございます!ただ、それはレインメーカーの所有物なんで。そろそろお返しいただこうかな、と。後藤さん。久しぶりにベルトを懸けて戦いましょうよ!」

「オカダ!俺の初防衛戦。柴田の借り、俺が返して・・・」

突如会場が暗転。

潜在意識に直接訴えかけてくるあの曲が流れました。

「Subconscious」

怒号のような声が会場全体に響く。『新日本プロレスワールド』で観戦していた僕はあまりの衝撃にプルプルと震えていた。

そして、中邑真輔選手が姿を現した。SHINSUKE NAKAMURAではない。あの日、後楽園ホールで「中邑真輔を世界にぶつけて来ます!」と宣言した『キング・オブ・ストロングスタイル』が新日本プロレスに帰って来たのだ。

リング上の後藤洋央紀選手、オカダ・カズチカ選手、柴田勝頼選手、レッドシューズ海野さんは予想外の展開に絶句している。

SHINSUKE NAKAMURA USA DAYS

SHINSUKE NAKAMURA USA DAYS

 

“制御不能のカリスマ”降臨

「新日本プロレス!スーパースターの中邑真輔が帰って来ました!後藤、『CHAOS』に入ったらしいなぁ、面白いじゃな〜い(ニヤニヤ)」

ベルトに挑戦するのか?オカダ・カズチカ選手は譲るのか?と、色々な思いが交錯した瞬間、『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』のメンバーがリングに姿を現した。

マイクをかっさらうと内藤哲也選手は「いや〜あの団体から逃げ帰ってきたんですか?お前の居場所はもう新日本プロレスにはないんだよ!カブロン!」と中邑真輔選手を挑発する。

「少しは成長したのか?ん?だったらいいぜ!久しぶりにやってやるよ!イヤァォ!」

なんと『IWGPヘビー級選手権試合』後藤洋央紀選手VSオカダ・カズチカ選手、『IWGPインターコンチネンタル 選手権試合』内藤哲也選手VS中邑真輔選手が決定したのだ。

 

夢のようなカードは本当に夢だった

余りにも贅沢なカード。中邑真輔選手の復帰試合としては最高の試合が決まった。

僕は震える手を抑えながらブログを書かねば!と自分を奮い立たせた。

まずはタイトルだ。中邑真輔選手と内藤哲也選手が『IWGPインターコンチネンタルベルト』を懸けた運命の一戦。本来の持ち主は世界を見せつけるか?

などを考えていたら目が覚めた。

以上が夢の話だが、若干の現実味を帯びてきただけに穏やかじゃない気持ちでクリスマスを過ごした。さて、これから取材だ。

もしも、もしも中邑真輔選手が新日本プロレスに戻ってきたとしたら、一体誰と復帰戦を戦うのだろうか。

 関連:2019イッテンヨン|レッスルキングダム13最新情報

→人気プロレスブログはここからチェック!

→NJPW FUNのTwitterフォローはこちら