新日本プロレスにナマハゲ初上陸!7年越しの凱旋帰国に期待が高まる
新日本プロレスにナマハゲ初上陸!7年越しの凱旋帰国にでどんな技を魅せてくれるのだろうか。期待が高まる。
ルチャの祭典「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019(ファンタスティッカマニア)」が2019年1月11日より開催される。
メキシコCMLLのスター選手たちが一同に来日する今大会。毎年「お祭り」のような華やかな雰囲気が会場全体を包む。本場メキシコのスペルエストレージャたちが繰り広げる試合は、まさに芸術と言っても過言ではない。
そんな記念大会の対戦カードを見てみると、たくさんのサプライズがあった。
まず、風神・雷神の名前が目を奪う。現在は『ロッポンギ3K』のYOH選手(当時、小松洋平)とSHO選手(当時、田中翔)がメキシコ遠征時代に使っていたリングネームである。
ただし、風神・雷神はマスクマンではない。入場時にマスクを被っているだけだ。すぐさま正体がバレてしまうのか。はたまた別の人物なのか。この辺りにも注目が集まる。
そして、一番のビッグサプライズが第5試合にエントリーされているナマハゲ選手だろう。
2013年頃からはCMLLからも姿を消している謎のマスクマン。6年間、彼は一体何をしていたのだろうか。
ナマハゲの正体について
ナマハゲの正体は前述したように、2009年に新日本プロレスへ入門した三上恭佑選手である。これはWikipediaにも書いてあるので、周知の事実だと思う。
髙橋ヒロム選手やバッドラック・ファレ選手。現在のスター選手たちと切磋琢磨しつつ、技を磨いていた。
ちなみに、デビュー戦の相手はタグチジャパン監督の田口隆祐選手である。そんな彼がメキシコでマスクマンとなった姿がナマハゲ選手なのだ。
新日本プロレスワールドで調べてみた
三上恭佑で検索してみると、1試合がヒットする。
その試合は裸足にヒョウ柄のコスチュームという今で例えるとトーア・ヘナーレ選手の様な雰囲気の“グッドガイ”タマ・トンガ選手やバキバキの身体ではない本間朋晃選手。そして、初代ボーンソルジャーになる以前の姿であるキャプテン・ニュージャパン選手と三上恭佑選手という今見ると考え深い対戦カードである。
そして、ナマハゲで検索してみると、当然ながら1試合も出てこなかった。
新日本プロレスに完全初上陸のナマハゲ。当時の写真と見比べてみても明らかにマスクがスタイリッシュになっている。この6年で彼に一体何が起きていたのだろうか。
【『FANTASTICA MANIA 2019』に緊急参戦!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 8, 2019
かつて、CMLLで猛威を奮った覆面レスラー“ナマハゲ”が新日本マットに初上陸!
未知のベールに包まれた、その試合スタイルは要注目…!!
☆『FANTASTICA MANIA』特設サイトはコチラ!⇒https://t.co/41f2g3S3Qe #njcmll #njpw #cmll pic.twitter.com/LVFar5nuxU
ファンタスティッカマニア2019という祭り
今回の『ファンタスティッカマニア2019』では、ナマハゲに加えて前述した風神・雷神。そして、もう1つ注目のカードがある。
1月21日の後楽園ホール大会で行われる『パパはわるものチャンピオン』スペシャルタッグマッチだ。
ライオンプロレスのチャンピオン・ドラゴンジョージ&スイートゴリラ丸山vsゴキブリマスク&ギンバエマスクという幻のカードが実現するのである。
これは『パパはわるものチャンピオン』ファン全員が心待ちにしていた対戦カードだろう。
オカダ・カズチカ選手扮するドラゴンジョージにゴキブリマスクこと大村孝志はどう挑むのか。
そして、助演男優賞と絶賛され、一部ではスピンオフを作ろうという話しがあるとまで言われているギンバエマスクはどんな小ズルい技を使ってくるのか。
おそらく映画で使っていたホイホイスプレーなども登場する可能性は高い。ゴキブリマスク&ギンバエマスクは入場時からインパクト大なので、非常に盛り上がる時間となるだろう。
また、この日の後楽園ホールではライオンプロレスのグッズも販売されそうで楽しみである。
これまでも田口隆祐選手らがコスプレや各選手のオマージュをすることで、華を添えてきた『ファンタスティッカマニア』に新しい取り組みが次々と生まれている。
また、ナマハゲが帰ってくるのであれば、そろそろカマイタチが現れる日も近いのではないだろうか。
年に1度の新日本プロレスが贈るルチャの祭典。今年もじっくりと楽しみたいと思う。