新日本プロレスに参戦したマイキー・ニコルスについて調べてみた

新日本プロレスに参戦したマイキー・ニコルスについて調べてみた。

2019年、新日本プロレスのはじまりは“ガイジン”レスラーを中心とした別れからはじまった。

まず、マーティー、・スカル選手を除いた「ジ・エリート」。次に何かが起きる予感のあった「ベスト・フレンズ」の2人も離脱。

特にチャッキーT選手は本物の“狂気”を感じせていただけに、途中でストーリーが終わったことが残念でならない。きっと続きが見たかった新日本プロレスファンも多いに違いない。

また、「IWGPインターコンチネンタル王座」や「NEVER無差別級王座」として輝いていたマイケル・エルガン選手も新日本プロレスを離れた。

これまで応援してきたレスラーをしばらく見る機会がなくなると考えるのは正直、寂しい。

ただ、別れがあれば出会いもあるものだ。矢野通選手とシンパシーを感じさせるコルト・カバナ選手。そして、本日の主役である「CHAOS」の新メンバー マイキー・ニコルス選手が参戦も果たした。

「ニュージャパンカップ2019」に姿を表すと、一回戦でヒクレオ選手を破り、オカダ・カズチカ選手と衝突した。

その当時からふつふつとどんなレスラーなのか?どんな半生を過ごしてきたのか?という点が気になっていた。

調べた結果分かったのは、新日本プロレスに参戦するのならば「CHAOS」を選ぶだろうということだった。

日本国内でも多くの実績を残してきたマイキー・ニコルス選手について考えてみたい。

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はじめての参戦は13年前

まず一番驚くのは年齢だろう。かなり衝撃を受けたのだが、僕よりも年下だった。現在33歳。

貫禄が半端じゃない。2019年4月20日の「SENGOKU LORD in NAGOYA」でシングルマッチを戦うチェーズ・オーエンズ選手はさらに下の学年になるのだから、人は見かけで年齢を判断してはいけないものである。

マイキー・ニコルス選手は学生時代、オーストラリアンフットボールやクリケットをプレイしていたという。

デビューは早く2001年11月。若干16歳でプロレスラーデビューを飾っている。

そして、デビューから5年が経った2006年、後藤洋央紀選手らと後楽園ホールで対決しているのである。

新日本プロレスという軸でもう少し調べてみたら、2015年のイッテンヨン「レッスルキングダム」にも参戦を果たしていることが分かった。

第3試合シェイン・ヘイスト選手、マイキー・ニコルス選手、丸藤正道選手、矢野通選手vsデイビーボーイ・スミスJr.選手、ランス・アーチャー選手、シェルトン・X・ベンジャミン選手、飯塚 高史選手である。

そう、マイキー・ニコルス選手「はプロレスリング・ノア」に居たのだ。

 

ベストタッグ賞を受賞

2010年に「ワールド・リーグ・レスリング(WLW)」と「プロレスリング・ノア共催のレスリング・キャンプのトライアウトにのちのタッグパートナーとなるシェイン・ヘイスト選手と共に合格。

その後はメキメキと頭角を現し、2013年にはGHCタッグ王座へと輝いた。なんと3カウントを奪ったのは相手は、矢野通選手&飯塚高史選手の最強タッグチーム。

度重なる敗北を乗り越えた念願のベルト奪取だった。

同年には、東京スポーツ主幹の「プロレス大賞」で最優秀タッグチーム賞を受賞。

日本プロレス界に大きな功績を残し、2016年パートナーであるシェイン・ヘイスト選手と共に海を渡った。

穴埋めを超える

2016年以降はWWEのスーパースターとして活躍し、再び新日本プロレスへとたどり着いた。

「ニュージャパンカップ」やシングルマッチなどシングルプレイヤーとしての戦いにスポットライトが当たっているが、その実タッグのスペシャリストとして地位を上げてきたことが、歴史として分かる。

新日本プロレスのLA道場で共に汗を流したロッキー・ロメロ選手との絆から所属ユニットは「CHAOS」になったものの、新しいパートナーはジュース・ロビンソン選手になるのか。それとも別の誰かになるのか。

まだまだ本格参戦したばかりなだけに、今後が楽しみである。

 

“ガイジン”レスラー

マイキー・ニコルス選手について調べてみると、いきなりの新日本プロレス参戦という訳ではなく、LA道場でトレーニングを積んだり、プロレスリング・ノアを代表し、「レッスルキングダム」もエントリーしていたことが分かった。

次々とレスラーが離脱した中で新しく参戦したマイキー・ニコルス選手には正直期待も大きい。

満を辞して5月4日の福岡で姿を現わす「バレットクラブ」のエックスもそう。

大量離脱の後に現れるのは新しいスター。そのチャンスをマイキー・ニコルス選手は掴むことができるのか。

まずは、2019年「バレットクラブ」で最も勢いのあるレスラーという見方もあるチェーズ・オーエンズ選手とのシングルマッチを楽しみにしたい。

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