パレハから髙橋ヒロムのLINEスタンプをプレゼントされた話とエル・デスペラードについて
パレハから髙橋ヒロムのLINEスタンプをプレゼントされた話とエル・デスペラードについてを書いてみる。
昨晩、前職の先輩であり今でも仕事でお世話になりつつ、プロレス談義に花を咲かせているパレハからメッセージが届いた。
「なんじゃこりゃ」とシンプルな一文には新日本プロレス・髙橋ヒロム選手“描き下ろし”イラストのLINEスタンプ『ヒロムちゃんのL.I.Jな毎日スタンプ』のリンクがあった。
そう、髙橋ヒロム選手いや、新日本プロレスが誇る髙橋ヒロム画伯のLINEスタンプが発売されたのは数日前。
髙橋ヒロム選手の他にも「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」のメンバーである内藤哲也選手、EVIL選手、BUSHI選手、SANADA選手、鷹木信悟選手が描かれている。
残念ながら相棒であるダリルは諸般の事情によりその姿はなかったものの、非常にアーティスティックなスタンプは日常生活にもっと、もっと、もっと、もっと、もっと彩りを与えるのは間違いない。
せっかくの機会なので、髙橋ヒロム選手と「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」については、今回「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」での欠場が決定したエル・デスペラード選手について考えてみたい。
現在のLIJ
現在、「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」で明確なテーマがあるのは3人。鷹木信悟選手とBUSHI選手は「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」でリーグ戦を勝ち上がり、優勝をすることが命題だろう。
特に鷹木信悟選手は一生に一度しかない「初出場初優勝」が掛かっている。
謙虚な姿勢を止めて本来の自分をさらけ出すといった発言があったのもこの大会に懸ける意気込みだろう。コスチュームに関してもEVIL選手と被ることで以前とは異なるロングタイツになったが、シングルの祭典ということで、戻してくる可能性もあると思っている。
次に内藤哲也選手。「IWGPインターコンチネンタルベルト」と「IWGPヘビー級ベルト」のダブル戴冠を狙う彼はまさかの行動に出た。
現王者であるオカダ・カズチカ選手、飯伏幸太選手が不在となった今シリーズに全試合エントリーしているのである。
以前からプロレスファンの間で内藤哲也選手のコンディションについて言及されていただけに、「休んで欲しい」と思った方も多いだろう。
ただ、内藤哲也選手の出場について僕はこう思っている。
「オカダ・カズチカ、飯伏幸太、棚橋弘至、ジェイ・ホワイトが出場しないシリーズ。ここで内藤哲也もいないとなれば、新日本プロレスファンはどう思うのだろうか」と。
内藤哲也選手は2019年のプロレス総選挙でも1位をマークしている。シングル、タッグ共にベルトホルダーではない。メディアを通じての露出も真壁刀義選手や棚橋弘至選手と比べればゼロに等しい。
ただし、プロレスファンは内藤哲也選手を支持している。つまり、会場に足を運ぶファンにとって最も気になる選手は内藤哲也選手なのだ。
ここで自分が休んでしまっては新日本プロレスファンに申し訳がない。
これは拡大解釈だが、髙橋ヒロム選手、棚橋弘至選手、高橋裕二郎選手が欠場中の今、自分が踏ん張るしかないと考えているのではないだろうか。
ある意味でこの選択は内藤哲也選手をまた一つ上のステージへ押し上げるキッカケになると思っている。
満身創痍の中、新境地にたどり着いた棚橋弘至選手。その境地に内藤哲也選手も向かおうとしているのかもしれない。
ならず者が選んだこと
エル・デスペラード選手の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」欠場が発表された。
先日のタカタイチマニア2で葛西純選手と繰り広げた激闘が要因となっているが、こうなることを見越していたようにも思うのだ。
何かを掴むために選んだリングは欠場を代償に新しいスターを誕生させるキッカケになるのかもしれない。
エル・デスペラード選手の代わりにエントリーが決定したのは弟分であるDOUKI選手だった。
今の新日本プロレスにはいない独特な雰囲気とファイトスタイルを持ったレスラー。一試合でファンを虜にするのは間違いない。
だが、ファンはエル・デスペラード選手の出場も望んでいたのだ。
僕が考えていた予想は、エル・デスペラード選手が欠場した場合に代理エントリーされるのは、ナマハゲ選手だったわけだが、当てが外れた。
新日本プロレスはDOUKI選手に懸けた。エル・デスペラード選手はセルリアンブルーのリングとは異なる場所で独自の進化を遂げようとしている。
そう、永遠のライバルである髙橋ヒロム選手が復帰した際に、自身の新境地で迎え撃つかのように。
コミュニケーション
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」を機に復帰が望まれていた髙橋ヒロム選手だが、未だ復帰の目処は立っていない。
万全を期す場合、今年の後半まで試合に出場しないのかもしれない。彼の復帰は新日本プロレスにとってそれほど慎重を期すべきことなのだ。
ただし、不思議なのが髙橋ヒロム選手が一年以上欠場しているという事実に違和感があることである。
新日本プロレス公式スマホサイトの会員限定日記は欠かさず書き上げているし、定期的にファンを楽しませるグッズやデジタルコンテンツを発信している。
また、Twitterも定期的に更新し、新日本プロレスをデジタルから盛り上げている。
この時代ならではの方法で髙橋ヒロム選手はファンとつながっているのだ。
パレハからプレゼントされたLINE スタンプ。これも髙橋ヒロム選手が手を動かさなければ、発生しなかったエピソードなのだ。
焦らず、じっくり髙橋ヒロム選手にはここぞというタイミングで姿を見せて欲しい。
最後にパレハへ。
Gracias por el regalo.
また来週お会いしましょう。