鷹木信悟のヘビー級初戦の相手が小島聡に決定!

鷹木信悟のヘビー級初戦の相手が小島聡に決定した。

鷹木信悟のヘビー級初戦の相手は高橋裕二郎しかいない。と、欠場からの復帰が発表されていれば、大々的に書いたに違いない。

「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のリーダーである内藤哲也選手とメキシコ、アメリカを中心に大暴れした高橋裕二郎選手。

2019年6月現在でも「IWGPタッグ」と「IWGPジュニアタッグ」のベルトを戴冠したチームは「ノーリミット」と「ヤングバックス」しかいない。これは、シングルプレイヤーとしての実力以上に、タッグチームとしてのバランスが両立していなければ、成し遂げられない快挙だった。

内藤哲也選手と高橋裕二郎選手の「ノーリミット」解散後はそれぞれがシングルプレイヤーとしての道を歩んだ。

内藤哲也選手の活躍についてはここで語る必要もないだろう。一方で高橋裕二郎選手は「バレットクラブ」のメンバーとしてバランサーの役割を担い続けてきた。

また、バレッタ選手やジュース・ロビンソン選手には新日本プロレスの門番として、己の実力を遺憾無く見せつけてきた高橋裕二郎選手。

そんな彼だからこそ、鷹木信悟選手のヘビー級戦線殴り込みに相応しい相手だと思ったのだ。

だが、欠場の理由が理由だけにそう簡単に復帰は無いだろうと思っていた矢先に、新日本プロレスの第3世代“豪腕”小島聡選手との「DOMINION」第2試合が決定した。

鷹木信悟選手のヘビー級戦線進出。その門出の相手は、IWGPヘビー級ベルトと三冠ヘビー級ベルトを戴冠した男だった。

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ドラゴンスレイヤー

鷹木信悟選手はウィル・オスプレイ選手との試合後に、新日本プロレスへ要求を出していた。

後述するが、要約すると自分はジュニアでもヘビーでも戦うことができる。もっと強いやつと試合がしたい。

シンプルに言えば、こんなイメージである。

ある意味で鷹木信悟選手はウィル・オスプレイ選手に敗れて本当に良かったと胸をなでおろしている。

何故ならば、あの日で鷹木信悟選手が優勝していたら間違いなく、2度と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に参戦しなかっただろう。

「初出場、初優勝、全勝優勝!残すもんはねぇな!」という形だ。無差別級ではなく、ヘビー級一本に絞っていた可能性は非常に高い。

だこらこそ、ドラゴンスレイヤーの勝利に大きな価値があったのだ。

「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」でリベンジに燃える鷹木信悟選手が今から楽しみである。

 

おい、おい、俺、負けたのか? ああ? 負けたのか? チクショウ……。ついに負けちまったか。ああ、チクショウ! 今日はなんとしても突破したかった。さすが新日本、甘くねえな。オスプレイも半端じゃねえ。最後何でやられたか俺もわからねえ。だけど、試合中、何度も勝てると思った。このままじゃ終わらない。負けてすぐ引き下がるわけにはいかねえんだ。悔しいね、普通に。純粋にもっと強くなるためにはジュニアとかヘビーとか枠にとらわれたくないね。オスプレイがそうやって無差別級で結果を残してきたことが今日の差に出たかもしれない。まあ負けて言うのもなんだけどよ、新日本、新日本プロレス、もういい加減、鷹木信悟、ジュニアとかヘビーとか枠に収めんのやめてくれねえか。(ことさらに大きな声で)いつまで俺を!(一拍置いて静かな口調で)……試すつもりだ。この『SUPER Jr.』で俺は証明したと思っている。別にジュニアを軽視ているわけじゃない。ジュニアだろうがヘビーだろうが俺はもっと強い奴と闘いたいんだ。それは俺自身のためでもあり、そしてここ新日本に来た時にプロレス界をおもしろくすると言ったことが嘘じゃないために。決勝で負けたからって、6.9大阪城ホール、まさか試合が組まれねえってことはねえよな、新日本さんよ。おい、菅林会長、メイ社長にちゃんと言っといてくれ。6.9大阪城ホールでは俺の相手にはヘビー級の相手を! ヘビー級の相手とシングルを組んでくれ。それが俺の単なるワガママか、意見なのか、新日本の対応次第だ。今日という屈辱の日は一生忘れんからな。以上だ

出典:新日本プロレス

 

ラリアット対決

鷹木信悟選手の前に立ちはだかるのは小島聡選手。48歳のベテランではあるがまだまだ衰えを知らないコンディションを保っている。新日本プロレスのリングでシングルマッチをするのは、2019年3月の「ニュージャパンカップ」以来。その前は2019年1月のテリブレ戦である。

鷹木信悟選手と小島聡選手。この対決は実に興味深いのだ。

ラリアットを懸けた対決になる可能性が高い。

パンピングボンバーと継承ウエスタン・ラリアットである。

スタン・ハンセンさん直伝の大技を持つ小島聡選手は鷹木信悟選手に一体何を伝えるのか。

この点が非常に楽しみである。

そして、鷹木信悟選手はこの試合を通じて何を掴むことができるのか。

 

G1クライマックスへの名乗り

そして、この後最も僕が恐れていることは、鷹木信悟選手による「G1クライマックス」エントリー候補者への挑発だ。

俺の方が強いだろ?この姿勢で結果まで出されては、運営委員会も動かざるおえなくなる。

もっと強いやつと戦いたいのであれば、「G1クライマックス」は打って付けのステージなのだ。

「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」と「G1クライマックス」の連続エントリー。龍が狙っているのは自分以外に誰も真似できない頂に登り詰めることなのかもしれない。

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