ジョン・モクスリーVS海野翔太に鈴木みのるは割って入るか?

ジョン・モクスリーVS海野翔太に鈴木みのるは割って入るか?

「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」の興奮冷めやらぬ中、新日本プロレスは戦いの舞台を両国から大阪へ移動する。

2019年6月9日「DOMINION」大阪城ホール大会だ。今大会の対戦カードが発表された時、思わず目を見張った方も多いだろう。

第1試合ジョン・モクスリーVS海野翔太だ。

新日本プロレスのマッチメイクには本当に驚かされる。

SNSを見てみると流石に賛否両論で溢れていた。

「レッドシューズ海野の息子だから」

「流石にない。やりすぎ」

「ヤングライオンが相手にするには荷が重すぎる」

様々な意見がある中で、僕の考えはジェイ・ホワイト選手もイッテンゴで試合をしたのは北村克哉選手だったよな、だった。

ジョン・モクスリー選手は新日本プロレスの中で特定のユニットに所属していない。つまり、タッグマッチを組むことができないのだ。

ジュース・ロビンソン選手とあそこまでの試合をした以上、新日本本隊が受け入れるとも思えない。

また、AEWに所属している以上「バレットクラブ」が受け入れるわけが無いのだ。

防衛戦でもスペシャルシングルマッチにもならない。いい塩梅で対戦カードが組めて、若手の経験も積める。そうしたバランスを考えると海野翔太選手が最適だったりするのだ。

成田蓮選手の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を間近で見たことで、更に闘志が燃え盛っているに違いない。流石に3分は待ってほしいなぁと思っていたら、「鈴木軍」のボスこと“プロレス王”鈴木みのる選手が新日本プロレスのリングではなくSNSで暗躍し始めた。

鈴木みのる選手の要求は1つ。クリス・ジェリコ選手とジョン・モクスリー選手への宣戦布告だった。

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なぜ、この2人なのか

プロレス王の嗅覚が選んだWWEの元スーパースターはそれぞれ鈴木みのる選手が未だ新日本プロレスで戴冠していないタイトルを狙い、保有している。

クリス・ジェリコ選手がオカダ・カズチカ選手を破れば「IWGPヘビー級王者」となる。

そして、ジョン・モクスリー選手はジュース・ロビンソン選手から「IWGP USヘビー級王者」に輝いたばかりである。

1人の王者候補と1人の王者。この2人に並ぶ列ができる前に並ぶのではなく、目の前に躍り出たことが、今回の鈴木みのる選手が起こしたアクションだった。

 

流石にないとは思いつつ

ジョン・モクスリー選手VS海野翔太選手の対戦カードが鈴木みのる選手に変更されるのは流石にないと思う。

直近の新日本プロレスで発表後の対戦カードが変わったのは、欠場やビザ関連などやむおえない理由以外にはなかった筈だ。

だが、タイトルマッチではないにせよ鈴木みのる選手が仕掛けてくる可能性がゼロではないと僕は思っている。

そのために、両国国技館でDOUKI選手に唾をつけていたのかもしれない。

おもしろい奴がいるじゃねえか。おい、お前、来い(とDOUKIを呼び寄せる)。ああ、どこのどいつだ、この野郎! フハハハハ! こんな奴待ってた。こんなむちゃくちゃな奴待ってた。おい、新日本よ! おい、むちゃくちゃにしてやる……。全てぶち壊してやる。何もかもだ!

出典:新日本プロレス

 

例えばこんなストーリー

海野翔太選手が入場してきたタイミングで鈴木みのる選手とDOUKI選手が蹂躙。

ジョン・モクスリー選手が花道以外の場所から現れたタイミングで襲撃。ジョン・モクスリー選手VS鈴木みのる選手のスペシャルシングルマッチに発展するという流れだ。

ちなみにDOUKI選手は鈴木みのる選手の代わりに第3試合で、ザック・セイバーJr.選手と共に獣神サンダー・ライガー選手&YOSHI-HASHI選手と対峙するのはどうだろう。

体格のハンデを乗り越えるためにメキシコを選んだ先輩とメキシコで世話になった先輩。

この2人と大阪城ホールでぶつかり合うのはDOUKI選手にとっていい経験になるに違いない。

 

もう一つの可能性

もしも鈴木みのる選手が乱入してこなかった場合、もう一つの可能性がある。

海野翔太選手によるヤングライオンの卒業だ。最近、体つきは勿論だが髪の毛が伸びすぎていることに違和感を感じていた。

黒髪でロン毛。あの長さは正直ファッションというよりも伸ばす理由があるから伸びてる気がしてならないのである。

黒タイツとお馴染みヤングライオンのテーマから卒業し、ニューコスチュームと新しい入場曲を引っさげで花道を歩く。

棚橋弘至選手も海外遠征に出ていないだけに、この可能性もゼロとは言えないだろう。

事実、プロレスリング・ノアのGHCベビー級王者は清宮海斗選手は海野翔太選手と学年は一つ違い。

海野翔太選手もそろそろステージを上げたいと思っていても不思議ではないのだ。

鈴木みのる選手の乱入劇か。海野翔太選手のヤングライオン卒業か。

はたまたそのまま試合をしてスーパースターの実力を肌で感じる機会になるのか。

どのパターンでも楽しめる。明日の大阪城ホールが今から楽しみである。

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