内藤哲也VSジェイ・ホワイトは新日本プロレスの切り札だ

内藤哲也VSジェイ・ホワイトは新日本プロレスの切り札だ。

「KIZUNA ROAD」真っ最中の新日本プロレスであるが、久しぶりに「新日本プロレスワールド」での中継は後楽園ホールや仙台大会のみ。

「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の時には毎日配信があっただけに、少し寂しい気持ちと「あれはやっぱり贅沢過ぎる時間だったんだなぁ」と噛み締める時間となっている。

そうなってくると捗るのは妄想だろう。今後の展開を予想したり期待したり。

純粋に先々の試合を肴に楽しむこともあれば、ぶっ飛んだことを語り合う時もあるだろう。

そんな今回は、今後の展開について書いてみたい。基本、今を追うスタイルではあるがたまにはこういう日があってもいいだろう。

では、本題だ。

内藤哲也選手とジェイ・ホワイト選手が「G1クライマックス」で同ブロックにエントリーされた。

2人が雌雄を決する舞台は日本武道館。無粋な想像かもしれないが、この対戦カードが優勝決定戦に多大な影響を与えることが容易に予想できる。

「IWGPインターコンチネンタル」と「IWGPヘビー」の同時戴冠を狙う制御不能なカリスマか。

オカダ・カズチカ選手へのリベンジに燃えるスウィッチブレードか。

まずは2人の過去について調べてみた。

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対戦成績について

内藤哲也選手とジェイ・ホワイト選手は過去に試合をしたことがあるのか。

まずは、この点を振り返るために「新日本プロレスワールド」で検索してみた。

すると、驚くべき結果が表示された。

ジェイ・ホワイト選手が凱旋帰国後の対戦はゼロ。また、ヤングライオン時代を見ても同じコーナーに立っている試合が1試合のみだった。

これはあくまでも「新日本プロレスワールド」で配信された試合にのみ限定される結果であり、事実上対戦したことがないとは言い切れない。

ただし、2人の対決が配信されるのは「G1クライマックス29」が初となるのだ。

 

好勝負か激闘か

新日本プロレスを代表するダークヒーローとヒールが対峙する。

構図だけで言ってしまえば「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のリーダーVS「バレットクラブ 」のリーダーとなるため、ある種の既視感はある。

ただし、内藤哲也選手VSケニー・オメガ選手の試合もこれまた少なく、9試合しか「新日本プロレスワールド」で配信されていないのだ。

毎年、「G1クライマックス」で激突するものの、ベルトを懸けた試合は行って来なかった。

ただし、ジェイ・ホワイト選手となると少々毛色が異なってくるように思う。

そう、ユニット同士の抗争に発展する可能性は十二分にあると思う。

少数精鋭の「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と今や大所帯となった「バレットクラブ 」。この人数差に対抗するため、兼ねてから計画されているというメンバー増員が再び行われるのかも知れない。あるいはいよいよ彼が帰ってきた時が戦いの狼煙が上がる瞬間になるのかも。

 

白と黒を懸ける争いへ

ジェイ・ホワイト選手が新日本プロレスへ凱旋帰国した試合は棚橋弘至選手との「IWGPインターコンチネンタル選手権試合」だった。

圧倒的な上手さと悪の華でリング内外を制圧しているジェイ・ホワイト選手にとって「IWGPインターコンチネンタルベルト」は唯一「IWGP」の冠を持つヘビー級のシングルベルトで手にしていないものとなる。

ヘビーやUSを戴冠してもインターコンチネンタルだけを手に入れることができてないのだ。

テクニックと意地の張り合い

ジェイ・ホワイト選手はいわゆるアスリートプロレス(YouTube動画のように動きが分かりやすく、見ていて動きのたるプロレス)ではなく、じっくりじっくりと物語を紡いでいくようなプロレスをするレスラーだ。

この点を踏まえると、ヒーローとヒールというの立ち位置の違いはあれ、棚橋弘至選手とジェイ・ホワイト選手は近いところにいるのかも知れない。

と、いうことはだ。

内藤哲也選手とジェイ・ホワイト選手の手が合わないということはまずない。ベストバウトを狙えるような試合が生まれる可能性は十分にある。

 

お互いのプロレスセンスは抜群なだけに、相手の決め技をどう切り返すのか?この点にも注目が集まるだろう。

ユニットのリーダーとしての意地。新日本プロレス生え抜きとしての意地。

そしてなによりも真夏の最強戦士という称号を手にし、イッテンヨンへのジャンプ台を手に入れる渇望。

欲望か愛か。新時代を宣言した男と制御不能な男か。

両国国技館決戦が今から楽しみである。

あとがき

まぁ、何故今日この記事を書いたのか。その答えは、勿論...と言いたいところだけど。

6月22日は内藤哲也選手の誕生日です。

誕生日おめでとうございます!

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