ロビー・イーグルの「CHAOS」加入は実現するか?

ロビー・イーグルの「CHAOS」加入は実現するか?

このテーマが非常に気になる時間となった。

新日本プロレスのオーストラリア・メルヘボン大会。「NJPW SOUTHERN SHOWDOWN inMELBOURNE」が開催された。

本大会は後日、新日本プロレスワールドで配信されるようなので、楽しみにしていたい。

今回の目玉カードはエル・ファンタズモ選手VSロッキー・ロメロ選手の「ブリティッシュクルーザー級選手権試合。

「IWGPタッグ選手権試合」タマ・トンガ選手V &タンガ・ロア選手VSジュース・ロビンソン選手&マイキー・ニコラス選手。

運命の対決「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」ウィル・オスプレイ選手VSロビー・イーグルス選手。

そして、新日本本隊と「CHAOS」が共闘体制を取るキッカケとなった棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手のトモダチタッグと「バレットクラブ」の絆で結ばれたジェイ・ホワイト選手&バットラック・ファレ選手がスペシャルタッグマッチで激突する。

オーストラリアと言えば、ある意味でバットラック・ファレ選手とジェイ・ホワイト選手のホームとも言える地である。

新日本プロレスを席巻するヒールレスラー2人が現地でどんな歓声(ブーイング)を浴びるのか。

今から配信が楽しみで仕方ない。ここからは新日本プロレス公式サイトで発表された試合結果を見つつ、活字から読み解いた感想を書いていきたい。

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IWGPジュニアヘビー

各試合が大変な盛り上がりだったとことが新日本プロレス公式スマホサイトのレポートやTwitterを通じて伝わってくる。

本大会が新日本プロレスワールドで現前するまで確かなことは言えないが、大成功の時間となったことは間違いないだろう。

その中でも一際会場を沸かせたのは、ウィル・オスプレイ選手VSロビー・イーグルス選手の「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」という声を多く見た。

試合時間は30分超え。意地と意地。心と心が重なり合わなければ、実現できない試合がそこにあったことが想像される。

 

試合後のドラマ

激闘の様子は新日本プロレス公式スマホサイトのレポートを見ても分かる問題は試合後である。

ただし、またか!と思うエピソードがいくつか並べられていた。

そう、この日「ブリティッシュクルーザー級選手権試合」で防衛を達成したエル・ファンタズモ選手が試合に介入行為を行ったのだ。

前回、この結果を受けてロビー・イーグルス選手がウィル・オスプレイ選手を下している。

ちなみにウィル・オスプレイ選手が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」で敗れたのはロビー・イーグルス選手とエル・ファンタズモ選手のみ因縁深い2人が同時に対峙しつつも、冷静に試合を決める展開を作り上げたのだった。

そして、サプライズは試合後に発生した。

ロビー・イーグルス選手がエル・ファンタズモ選手にエルボーを見舞い、ウィル・オスプレイ選手とがっつり握手を行なったのだ?

一般的に考えれば「バレットクラブ」を離反し、「CHAOS」を選んだかのように見える。

ただ、そこは公式の発表があるまで分からない。

まずはその日を楽しみに待ちたいと思う次第だ。

 

日本国旗が紡ぐ物語

新日本プロレスが公開した煽り動画でロビー・イーグルス選手はその胸中を語っている。

「プロレスをはじめてからこの試合のためにこれまで自分は戦ったきた」

「母国オーストラリアでタイトルマッチに挑むことが凄く嬉しい」

動画でも語られていることだが、世界をまたにかける2人の因縁は2年前からはじまっている。

最高のレスラーがオーストラリアの地にいた。あの日のオカダ・カズチカ選手のように自分も新しい才能をスカウトしたい。

その思いを込めたメッセージをウィル・オスプレイ選手はコスチュームに付属している日本国旗に懸けた。

新日本プロレスへ、「CHAOS」への切符を渡したつもりではあったが、味方ではやくライバルとしての道を選んだのだった。

だが、価値観の相違は新たな揺らぎを生んだ。

エル・ファンタズモ選手の加入に伴い、石森太二選手のタッグバートナーという役割から離れ、シングルプレイヤーとしての実力を日本中に世界に見せつけた。

そして、ウィル・オスプレイ選手とつながる時がやってきたのだ。

日本に移住を果たしたウィル・オスプレイ選手。

握手を交わし、一人で姿を消したロビー・イーグルス選手。

そして、新日本プロレスに参戦後、暗躍を続けるエル・ファンタズモ選手。

様々な想いを受け、それぞれが出す結末に期待したいと思う。

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