全勝ロードを止めるのは誰だ!?波乱必至のG1後半戦

全勝ロードを止めるのは誰だ!?波乱必至のG1後半戦に向け期待感が高まり続けている。

まずはAブロック。「IWGPヘビー級王者」“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手による勝利の雨が降り続けている。

棚橋弘至選手やウィル・オスプレイ選手との好勝負やスーパーヘビー級・バッドラック・ファレ選手、難敵ザック・セイバーJr.選手などの試合を制した。

また、新日本プロレスに参戦後、試合は負けなしだったKENTA選手も退けた。

赤髪バルーンお兄さんを経て生まれ変わった最強の王者。「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」で鷹木信悟選手が全勝で優勝決定戦に進出したように、無敗のままでリーグを突破する可能性は十二分にあるのだ。

続いてBブロック。「IWGPインターコンチネンタル王者」内藤哲也選手すら打ち破り、スーパースターとしての存在価値を遺憾なく発揮している。

個人的にはインターコンチネンタルとNEVER。2本のベルトよりも「IWGP USヘビー級ベルト」の価値が植えだという新境地を証明した展開になったと感じている。

以前からベルトが乱立しているという声もある中で、新日本プロレス内での戦いを熾烈を極めている。

で、だ。今回はオカダ・カズチカ選手とジョン・モクスリー選手を止めるレスラーについて書きたい。

残りのリーグ戦は4試合。一体誰が全勝ロードを止めるのか。

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金の雨は振り続けるのか?

まずは、オカダ・カズチカ選手がこれから戦うレスラーについてまとめて記載する。

ランス・アーチャー選手、SANADA選手、EVIL選手、飯伏幸太選手の4選手だ。

まず、覚醒のランス・アーチャー選手。白星こそ逃しているものの、勝敗に出ていないところのインパクトは今大会NO.1と言っても過言ではない。

次にSANADA選手。進化を続ける“コールド・スカル”に対し、オカダ・カズチカ選手は「オレのライバル」だと最大の賛辞を贈っている。

ただし、未だシングルマッチでSANADA選手は未勝利という状況である。

2017年、絶対無敵の王者として連勝記録を突っ走っていたオカダ・カズチカ選手をEVIL選手が打ち破ったのが大阪のメインイベントだった。

SANADA選手はここまで勝ち点2と結果が伴っていない状況ではあるが、何かを起こす可能性は十二分にある。

EVIL選手についてはもはや分からない。正直、夏のシングルマッチ、30分一本勝負のルールであればEVIL選手が勝利する可能性は十分にある。

その理由は明確で、レインメーカーとEVILの相性にある。

EVIL選手のEVILはレインメーカーを狙ってきたオカダ・カズチカ選手に対して、直接カウンターで打ち込むことができる。

VSオカダ・カズチカ選手対策を考えて決め技にしたとも思えるほどの技が、EVILなのだ。

30分ギリギリまで粘り、試合を決めに来たオカダ・カズチカ選手をカウンターで仕留める。これがEVIL選手が描くシナリオなのかもしれない。

そして、最後は飯伏幸太選手である。“この2人”による新日本プロレスでの直接対決はかなり珍しい。

ちょっと予想ができない試合になりそうである。

神から受け継いだボマイェと神を乗り越えたカミゴェ。

2人の世代に雨を降らすことで、新時代を創造したオカダ・カズチカ選手の前に現れた久しぶりの難敵だ。

 

アメリカの狂犬を止めるのは荒武者か

矢野通選手、ジェイ・ホワイト選手、後藤洋央紀選手、ジュース・ロビンソン選手が残りの相手となるジョン・モクスリー 選手。

ここは僕の個人的な意見を言おう。

ジョン・モクスリー選手に勝利を奪うのは後藤洋央紀選手だと思っている。

今回、後藤洋央紀選手はアメリカへ渡り盟友・柴田勝頼選手と共に進化した姿を作り上げてきた。

絞った身体に映えるのがLA DOJO Tシャツである。僕は後藤洋央紀選手が「IWGP USヘビー級ベルト」に狙いを定めているような気がしているのである。

もともと「NEVER無差別級ベルト」には一度別れを告げている。

中邑真輔選手から内藤哲也選手へ移って以降、白のベルトには一度も興味を示していないように思う。

本丸の「IWGPヘビー級ベルト」は順番待ちの待機列があるうえに、王者は「CHAOS」のオカダ・カズチカ選手である。

後藤洋央紀選手はオカダ・カズチカ選手の前に惨敗を繰り返してきた。それだけに、復活からの勲章を一つ狙いに行ってもいいのではないだろうか。

日本の荒武者が世界の荒武者となるべく「IWGP USヘビー級ベルト」を狙いに行く。

そんな期待も膨らむだけに、ジョン・モクスリー選手を相手に勝利を掴んで欲しい。

ただし、僕がもう一つ願っているのは矢野通選手による秒殺ショーである。

 

夢の舞台へ

新日本プロレス真夏の祭典がいよいよ後半戦へと差しかかろうとしている。

昨年の覇者である棚橋弘至選手と準優勝の飯伏幸太選手が同ブロックに割り振られ、初参戦のレスラーも多数。

優勝決定戦に駒を進める選手が予想できない中で、オカダ・カズチカ選手とジョン・モクスリー選手の2人が頭一つ抜け出した形となった。

オカダ・カズチカ選手による「IWGPヘビー級王者」の完全優勝劇か。それとも、ジョン・モクスリー選手による外国人初参戦初優勝の実現か。

はたまたデッドヒートにより別のレスラーが台頭するのか。

「G1クライマックス29」のここからが楽しみである。

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