新日本プロレスファンがドラゴンゲートを観戦してきた

新日本プロレスファンがドラゴンゲートを観戦してきた。

2019年8月7日に行われたドラゴンゲートの後楽園ホール大会を観戦して感じたことを書き残しておきたい。

近年、新日本プロレスのトップレスラーにはドラゴンゲートひいては闘龍門出身者が数多く名を連ねている。

まずは「IWGPヘビー級王者」オカダ・カズチカ選手。中学を卒業後同級生たちが進学する中、「闘龍門」に入門を果たしてた。

ウルティモ・ドラゴン選手に見出された才能は新日本プロレスで爆発した。

レスラーデビューが早かったこともあり、野毛道場でヤングライオンとして再スタートを切ったこどで、新日本プロレス出身者のブランドも手に入れている。

龍と獅子のハイブリッドとして育ち、アメリカで培った魅せ方を身に付けた。

天賦の才とも言える恵まれた体格と洗練されたビジュアルは今や新日本プロレスを超えて世界に名を轟かせるまでの名レスラーとなっている。

そう、新日本プロレスの頂点には龍の地もながれているのだ。

ここからは鷹木信悟選手と石森太二選手の一戦で感じたドラゴンゲート(闘龍門)の特徴を含めて、僕の目から見たドラゴンゲートの魅力について触れていきたい。

新日本プロレスをもっと楽しむためには、時に他団体についても学ぶ必要があるのである。

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闘龍門出身というブランド

前述したオカダ・カズチカ選手以外の闘龍門出身者について少し触れておこう。

まずは、石森太二選手と鷹木信悟選手。この2人は年齢が同じで闘龍門出身のブランドも一緒だが、少々出自が異なる。

それは、この後説明する。

ミラノ・コレクションA.T.さんはウルティモ・ドラゴンの最高傑作とまで言われた名レスラーはULTIMO DRAGON GYM 闘龍門の6期生だった。ちなみに石森太二選手は9期生。オカダ・カズチカ選手は13期生である。

こう活字にするとガチンコファイトクラブを思い出すようだ。

ここに鷹木信悟選手の名前はない。そう、鷹木信悟選手はアニマル浜口道場で3年トレーニングを積んだ後、ドラゴンゲート(闘龍門)に入門している。

先の3人がメキシコはメキシコへと渡ったが、鷹木信悟選手は少々異なる道を歩み現在、新日本プロレスへとたどり着いてる。

ドラゴンゲートの詳細については「有田と週刊プロレスと」をチェックいただきたい。

 

ドラゲーの魅力

ドラゴンゲートに関する知識はほぼ「有田と週刊プロレスと」のみ。

そんな僕のドラゲー初観戦を一言で言うなら「メチャ楽しかった!」になる。

ドラゴンゲートのプロレス(ルチャ)は全試合にマイクパフォーマンスがある。これまた驚いたのが全員マイクが上手いのだ。

鷹木信悟選手が新日本プロレスで一気に支持率を高めた要因の一つにマイクパフォーマンスがあると思っている。

試合とマイクパフォーマンス両方が達者集団なのだ。

これが意味しているものを紐解くと、新日本プロレスのバックステージコメントが試合直後のリングで語られることになっている。

この試合にはどんな意味があったのか。これからユニットの狙いとは何か。そうしたストーリーがしっかりと伝わってくるのである。

次の大会でどんなカードが組まれるのか即決されるケースもあり、これからの展開にワクワクさせられる。ドラゴンゲートのプロレスは面白い。

 

NATURAL VIBES

スピーディーでスリリングな試合内容。ユニットと個人を軸に置いた抗争。

これが「日本2位のプロレス団体か」と。唸る点は明らかに多かった。

このリングで育った鷹木信悟選手が新日本プロレスを席巻しているのも納得の興行だったと言えるだろう。

そんな僕が最もテンションが上がった瞬間を最後に伝えたい。

NATURAL VIBESの入場。これは一度体感した方がいいと思う。

Kzy選手、横須賀ススム選手、堀口元気選手らが入場時に踊りまくり会場を一つにする。

 

本コラムを執筆するにあたり、youtubeの公式チャンネルを拝見したのだが、ユニットメンバー以外のレスラーと組む場合に一緒にダンスをするだけで、「おぉぉぉぉぉ!!!」となるのはびっくりした。

それほどまでにあの演出にはパワーがある。レスラーとダンス。そう、キープオンジャーニーの魅力を改めて知ることになったのである。

その後の試合も面白いからこそ、この入場がより際立つのだ。

入場→試合→マイク。

ドラゴンゲートでは一つの試合でこの3つがセットになっていると思ってくれて問題ない。

個性豊かなレスラーが紡ぐ、極上のエエンタメ。飯伏幸太選手が言っていたプロレスが広がっていくことの第一歩を体感したような気がした。

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