棚橋弘至が絶好調!エースのTwitterに次に狙うベルトのヒントがあった

棚橋弘至が絶好調!エースのTwitterに次に狙うベルトのヒントがあった。2020年のイッテンヨン、イッテンゴの東京ドームに向けて新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手が結果を残してきた。

アメリカの三都市を回るサーキット「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」で棚橋弘至選手は未来へとつながる勝利を納めつつ、アメリカのレジェンドと共演し世界中での支持率を高めている。

初戦では棚橋弘至選手へ直接的に引導を渡した元祖とも言える内藤哲也選手からグラウンドコブラツイストホールドで3カウントを奪うと、バックステージでは、翌日からはじまるリッキー・モートン選手とロバート・ギブソン選手のタッグチーム“ロックンロール・エクスプレス”との共演について意気込みを語っていた。

あの日、今年のイッテンヨン。新日本プロレスを右に進めるべきか左に進めるべきかと世界中の誰よりも悩んだ逸材だからこそ見えた「自分の歩むべき道」と「新日本プロレス」が進むべき未来とは何か。

そして、Twitterのアカウント名にあった次に狙うベルトの秘密とは何か。増税直後の日本だけにNJPWFUNも10パーセント増しのボリュームでお届けしたい。

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海外を意識した柔軟な姿勢

棚橋弘至選手がSNSをうまく使いこなすレスラーということはプロレスファンならずとも周知の事実だろう。

交通整理の写真をアップすれば、プロレスファンの枠を超えたバズを生み、柴田勝頼選手や中邑真輔選手なと、盟友たちの写真をアップすれば思わず心を揺さぶられる。

プロレス界最高のインフルエンサー。それが棚橋弘至選手である。

そして、今回はTwitterを見ると流石だなということがあった。

棚橋弘至選手のアカウント名が変わっているのである。

棚橋弘至から「」へ。

変更した理由は簡単だ。自分の名前を検索する海外のプロレスファンが爆増することを見越してのことだろう。

それもそのはず、「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」で棚橋弘至選手に課せられたテーマは「棚橋弘至をグローバル」にすることだったように思う。

新日本プロレスのエース・棚橋弘至から「NEW JAPAN のAce HIROSHI TANAHASHI」へ。エースに課せられるミッションはあまりにも大きく、彼にしか担えない大きさだった。

そして、何よりも「feat.iron will」である。白銀に燃えてという映画がある。

棚橋弘至選手が狙うのは「IWGPインターコンチネンタルベルト」。現王者は逸材の歯車を狂わせたジェイ・ホワイト選手だ。

 

内藤哲也を倒し、レジェンドと組む

2019年の棚橋弘至選手はザック・サイバーJr.選手との名勝負数え歌を繰り広げた結果、身軽な状態で2019年の10月を迎えてしまった。

年始には新日本プロレスの至宝「IWGPヘビー級ベルト」を腰に巻き、ケニー・オメガ選手から劇的な勝利を飾り多くのファンに感動を与えた新日本エース。だが、その歯車が狂い始めたのは、2019年2月に行われた「バレットクラブ」のリーダージェイ・ホワイト選手との初防衛戦だった。

あの日、長年寄り添ってきた「IWGPヘビー級ベルト」を奪った新時代の象徴はその勢いで「マディソンスクエアガーデン」のメインイベントに立った。

何度も「俺はMSGを一人で完売させた男だ」と豪語しているが、あながち全て嘘だとも言い難い。何故ならば、「IWGPヘビー級王者」とは新日本プロレスのアイコンであり、トップ中のトップであるためだ。

 

新日本プロレスの象徴は何を目指す

ただし、物語は続く。オカダ・カズチカ選手に敗れたジェイ・ホワイト選手は内藤哲也選手から「IWGPインターコンチネンタルベルト」を奪取し、「IWGP」が冠についたシングルベルトのグランドスラムを達成した。奇しくも白いベルトはジェイ・ホワイト選手が新日本プロレスに凱旋したタイミングで挑戦を表明した重要なベルトである。

この2年で立場は逆転したのかもしれない。ただし、いやだからこそプロレスは面白い。

当然、ジェイ・ホワイト選手以外にも道は残されている。

棚橋弘至選手はオカダ・カズチカ選手のベルトか飯伏幸太選手の挑戦権利証か。

絶好調のエース。丸腰の逸材。今の棚橋弘至選手だからこそ、自分の進むべき道を自由に選択できるのだ。

2019年も残すところ3ヶ月。棚橋弘至選手はもっとカーキー(生意気)に行くべきだと僕も思った。

 

棚橋「この会場は何度か来たことあるけど、僕ね、左の二頭筋を切ってしまった会場で、どうしてもそのイメージが強いんだけど、今日みたいな結果と試合を積み重ねて、どんどんどんどん新しい記憶で塗り替えていくしかないんだなという……。誰でも辛いこととか怪我してしまったこととかあるんだけど、そっからプロレスも続いていくし、人生も続くんだったら、逃げないで、さらにその記憶をもっと良い記憶で……。
この会場が今日、好きになったし、なんと言っても“エアギター”……。今でこそ、今でこそリアクションもらえるけど、なんでエアギターやるんだっていう……。それはね、今日この日のためです。全部つながってました。このアメリカ遠征3試合、絶好調、絶好調です。そう、だから言ったでしょ?東京ドームがあるでしょ?棚橋が黙って見てるわけないんですよ。どういくか、ドームに。オカダのベルトを獲るか、飯伏の挑戦権利証を獲るか。みんなの思っているドームへの道。全部俺がぶっ壊してやりますから」
――今日、最後にセッションしたロックンロール・エクスプレスは、タッグを組んで38年のようです。一度も分かれることなく、ずっと続けてきた。しかもこれだけの人気を今も保っている。それを感じますか?
棚橋「ホントに、この仕事がますます好きになりました。将来的な不安だったり、怪我だったりあるけども、あのお二方を見てて、控室で冗談言って大笑いするは、バス移動中も楽しそうだは、『あぁ、この人たち、本当にこの仕事が、このプロレスっていうものが好きなんだろうな』っていうのが感じられたので、『俺もまだヒヨっ子だな』と。本当にね、その勝って勢いついたっていう結果ももちろん大事だけど、それ以上に、このプロレスっていう仕事をホントに愛している二人に逢えて、それを感じられたのが今回の遠征の一番の収穫です」

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