「スーパージュニアタッグリーグ2019」で期待したいチームについて
「スーパージュニアタッグリーグ2019」で期待したいチームについて書きたい。
2019年10月9日、新日本プロレスが「スーパージュニアタッグリーグ2019」のエントリーチームを発表した。
- タイガーマスク＆上村優也
- 田口隆祐＆ロッキー・ロメロ
- ウィル・オスプレイ＆ロビー・イーグルス
- SHO＆YOH
- ボラドールJr.＆ティタン
- TJP＆クラーク・コナーズ
- 石森太二＆エル・ファンタズモ
- エル・デスペラード＆金丸義信
事実上の3連覇を狙うロッポンギ3Kや金丸義信選手&エル・デズペラード選手。現「IWGPジュニアタッグ王者」である石森太二選手&エル・ファンタズモ選手に注目が集まる。
また、直近でお披露目され、新日本プロレスに新しい景色を見せ付けた「THE BIRDS OF PLAY”（B.O.P）」も堂々のエントリーを果たした。
ただし、気になる点も一つ。例年、タイガーマスク選手とチームを結成していた獣神サンダー・ライガー選手のエントリーが見送りとなっていた。
一抹の寂しさはあるものの上村裕也選手やTJP選手&クラーク・コナーズ選手などのニューカマーの参戦も決定。
新日本プロレスの秋はジュニアタッグからはじまる。
僕の大本命はロッポンギ3K
SHO選手とYOH選手はいよいよロッポンギから飛び出し、世界からも評価されるタッグチームとなりつつある。
直近でもタマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手（G.o.D）が保有する「IWGPタッグベルトへの挑戦を果たした。新日本コンクルソを控える中、特にSHO選手が圧倒的にキレている。こういった外部条件も加味すると「ロッポンギ3K」が前代未聞の記録を成就し、「ワールドタッグリーグ」にエントリー可能性も十分に考えられるのだ。
ただし、今回復帰を果たす流れ者ルチャドールがどんな影響を及ぼすのか？という見方もある。
帰ってきたエル・デズペラード
いよいよ「鈴木軍」エル・デズペラード選手がセルリアンブルーのリングに帰ってくる。
弟分であるDOUKI選手のリベンジを果たすべく、葛西純選手に勝負を挑んだ。
現代のミスターデスマッチの壁は明らかに厚く、エル・デズペラード選手は顎を負傷し「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」への出場を逃す結果を招いてしまった。
あの日から約半年。満を辞して帰還する新日本プロレス。相棒は“ヒールマスター”金丸義信選手。
昨年のファイナリストであり、ロッポンギ3Kと鷹木信悟選手&BUSHI選手と三つ巴決戦を争った実力は本物だ。
髙橋ヒロム選手の復帰が今か今かと待たれる中で限りなく嬉しいニュースに僕の胸は高なった。
タッグリーグの楽しさ
前身である「スーパージュニアタッグトーナメント」には、KUSHIDA選手の相棒として川人拓来選手がエントリーを果たしていた。
「優勝する気があるのか？」と指摘がありつつもあの試合で大きな経験値を得たのは間違いない。
今回は上村裕也選手が大きく飛躍する番だ。ここでジェラシーを燃やすのが東京ドームの第1試合を目指している男だろう。辻陽太選手である。
同期の活躍を目の当たりにしつつ、来たる「ワールドタッグリーグ」エントリーへの熱を高めていく。付き人を務めている棚橋弘至選手に直談判してみても面白いかもしれない。
例年、両国大会後に発表されていたエントリーチームが2019年は前倒しで発表された。
その意味を考えつつじっくりと試合を楽しみにしていきたい。
